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農業を「経営」する in 宮崎

2008.04.11

今日から明日まで宮崎に産地出張に来ております。
某大手食品メーカーさんが中心となり「業務加工用原料」の共同調達のお誘いを受けやって参りました。

昔(17~8年前)は、よくサツマイモの件で鹿児島と宮崎にはよく来ました。

昨年来からの一連の「チャイナ・ショック」の影響は、当然、国内産地にも少なからず影響を与えています。
「業務加工用原料」は、市場流通品とは別にかなり中国産に依存して来たのが実情です。これは、ただ“単価”だけの問題だけでなく、“安定的な数量確保”“一次加工”“”例えば“剥きタマネキ”などの商品、そして“加工歩留まりの良い等階級”だけを利用が可能など多くのメリットがありました。

ただ「潮目」が変わりつつあります。

今日、訪問させて頂いた農業生産法人は、10年ぶりくらいですが、大きく変貌していました。
事務所には、「品質方針書」も掲げてあり、「新入社員歓迎」とあります。

ほうれん草の収穫は、日本で初めての“自動収穫機”を導入していました。
手収穫に比べて、何倍も生産性が高いです。
まさしく「農業」を「経営」されていました。
写真は、自動収穫されたほうれん草の石とか土を取り除く機械です。

さらに選別後、洗浄され、ブランチングの後、急速凍結機にかけます。

明日も詳しく見学させてもらい、勉強させてもらいます。

黒田久一

「明日の惣菜を語る会」in 神奈川

2008.04.10

昨日の「明日の惣菜を語る会」は、ファベックス終了後、相模大野に移動し、懇親会と二次会がありました。約20名の参加者でした。
それぞれが情報交換や悩み、そしてざっくばらんなやらかい話などを、それこそ尽きることなく、文字通り“語る会”でありました。
今日は、惣菜製造の大手メーカーであるR社さんの相模原工場をお邪魔し、工場見学の後、いろいろと勉強させて戴きました。
ここは、サラダや和惣菜のアウトパック商品、チルドコロッケなどを製造されています。勉強させて頂いた事は、
①サプライチェーンマネジメントの取り組み
②中長期計画を立案し、それに向かっての業務変革のビジネスモデルのあり方
③5Sの取り組み
などを学びました。印象に残っている言葉に「良い商品は、良い人材から」と言うフレーズ。なるほど!
情報交換として
④PL保険の実情
⑤中国の原料問題など。

※写真は、工場見学の際、「屋台方式(セル生産方式)」について、説明を受けました。

黒田久一

ミュージカル

2008.04.10

今夜、神奈川の厚木に住む長男と合流し、ミュージカル「ラ・マンチャの男」を帝国劇場で観ました。以前からこのミュージカルは観たいと思ってましたが、中々、チャンスがなかったので。さすが人気ミュージカルだけあって満席でした。
僕が生まれて初めてミュージカルを観たのはロンドンでした。学生時代にバックパッカーをやってたのでロンドンまでの格安の大韓航空機(ソウル経由)に乗っていたら、たまたま隣に居合わせた同い年の専修大学生のI君と機中で親しくなり、お互いにロンドンでの宿が決まってなかったので一緒に泊まろうと、これまた格安のB&B(ベッド&ブレクファスト:簡単な朝食付の民宿)に泊まりました。彼は何でも物知りで、緻密に60日間の一人旅を計画していて、その最初の計画がロンドンでミュージカルを観る事でした。僕はミュージカルは全く未知の世界だったので、彼について行く事にしました。それで生まれて初めて観たのが「42nd street」と言うミュージカルでした。華やかさに圧倒され感動しました。

それから以後もいろんなミュージカルを国内外で観ました。
森繁久彌の「屋根の上のヴァイオリン弾き」は4回くらい観ましたし、亡くなった本田美奈子の「ミス・サイゴン」なんかも良かったです。去年は家内とマンマ・ミーア!も見ました。

ちなみに20年前の新婚旅行は、ロンドン&スペイン周遊でしたが、家内にもロンドンで「42nd street」を観せたら、ミュージカルが好きになりました。
今夜の「ラ・マンチャの男」も良かったですね。松本幸四郎と松たか子の親子共演も良かったです。
最後にパンフレットには、「ドン・キホーテ」の作者であるセルバンテスの言葉が載っています。

「夢に溺れてしまって現実を見ない者も狂気かもしれない。現実のみを追って夢を持たぬ者も狂気かもしれない。だが一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生に、ただただ折り合いをつけてしまって“あるべき姿”の為に戦わない事だ」

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。