
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2011.01.28
本日、タナベ経営の五十嵐先生の「5Sの指導日」でした。
遅々と進んでません。
いよいよ各事業部の点数化が始まります。
明日は指導日、2日目です。
明日は、点数発表です。
討ち死にしそうです(笑)。
真摯に反省し、真摯に、立ち向かいます。
結局は、トップ自らの執念が足らないのですね。
必ず、一定レベルまでは、やりきります。
弊社は、今期も、全事業部(5事業部)が成長拡大させて頂きました。
最も成長した事業部は、150%以上、最低の伸び率の事業部でも、105%です。
グループ全社計(年計)でも110%を越えています。
こんな厳しい時代に、有難い話です。
何とか時流に乗った商売はさせて頂いているのかと思います。
でもダラシナイのです。
執念不足ですね。
反省しきり。
黒田久一
2011.01.27
週末の土日月と利用し、3日間、家族で、激安・香港旅行に行き、火曜日(25日)の早朝5:30に関空に到着するや、一旦、自宅に帰って、風呂に入ってから、出社。
当日の午前中に社内会議が一つあり、午後から、立て続けに3組の来客がありました。
そして、夕方、慌ただしく、東京に向けて出発。
行きの新幹線で睡魔が襲うも、遊んで疲れてるなんて、決して言えません(笑)。
昨日は、朝一番で、社員と4名と合流し、茨城県つくば市にあります、
農研機構
http://www.naro.affrc.go.jp/
に参りました。
このあたりは、日本の「農業研究の総本山」みたいなところです。
農業関連の研究機関が、集中しています。
中央農研のS博士にお会いし、弊社の相談事(悩み事)に、真摯に対応して頂きました。
そして、午後から、茨城県つくば市周辺で有名な「農産物直売所」を二ヶ所(みすぼの村市場とJA土浦)を視察。
どちらともマスコミでよく取り上げられている直売所です。
この勢いは、止まりませんね。
その後、夕方に、八百屋業界で、唯一の上場企業である、
デリカフーズさん
http://www.delica.co.jp/
の新工場を見学させて頂きました。
こちらは総額24億円を投資され、最近、新工場を建てられました。
工場見学の後、会食にまで、お誘い頂き、いろいろとお話をお伺いする事が出来ました。
さすがに八百屋として、上場企業になられた会社には、筋の通った企業理念があり、そして仕組みがあります。
多いに勉強させて頂きました。
そして、本日。
午前中に「青果物カット事業協議会」の理事会に出席。
6月にアメリカのカット野菜の工場を視察します。
まさしく、アメリカのカット野菜業界は、インダストリーと言うに相応しい事業です。
日本から視察団を結成し、弊社を含む、日本の“カット野菜屋”が、一堂に会して、アメリカに乗り込みます(笑)。
その視察の言い出しっぺの私に、企画提案のお鉢が回り、いろいろと案を練っています。
こんな時代だからこそ、意義のある「視察団」にしたいと思います。
そして午後から(社)日本惣菜協会の理事会&新春懇親会に出席しました。
来賓の代表として、農林水産省の局長と国分の会長&社長である國分勘兵衛氏(演壇の写真)がご挨拶をされました。
(社)日本惣菜協会の新年会に日本の食品卸売業を代表する国分のトップが来られるようになり、昔とは、かなり雰囲気が変わりました。
あらためて、この惣菜業界の食品業界におけるポジショニングが上がったと感じました。
國分会長は、ご挨拶の中で「現在の環境下をプロブレム(難題)と捉えるのか、オポチュニティー(機会)と捉えるのかは、天と地の差があります」と。
まさしく同感です。
この2日間の東京移動中にずっと、同じような事を考えていました。
大変な時代ではありますが、精神的に萎えるか、立ち向かい、自らチャンスをつかみ取るかだと。
今、帰路の新幹線の車中ですが、iPhoneで、弊社のグループウェア(スケジュール管理表)で、各社員の予定表を見ていたら、今日は、実に、私を含む社員8名が、関東に滞在していて、それぞれの方面(産地やら工場視察やら)に分散して、出張に出ていました。
國分会長のご挨拶のように、何とか、それぞれが、オポチュニティー(機会)をつかみたいですね。
黒田久一
2011.01.25
香港に来るのは、今回で、4回目です。
31年前、二十歳の時にバックパッカーとして、ヨーロッパに一人旅に行きました。
その頃の格安航空券は、アエロフロート航空(当時のソビエト国営)か、大韓航空(ソウル経由便)か、当時、まだまだ元気だったパンナムの「南回り便」でした。
その南回り便の最初の寄港地が香港でした。
しかしながら、その時は、トランジットだけでした。
そのパンナムもその後、倒産し、ニューヨークの有名な「パンナムビル」は、今や、生命保険会社のビルになりました。
二回目に香港に来たのは、三年前に、サツマイモの原料を探しに、インドネシアに行った帰りに、せっかくだからと、社員と共に、シンガポールと香港に立ち寄りました。
その時は、ちょうど、南都銀行さんの香港支店の記念行事にも招かれていた事もありました。
そして、二年前に香港人のサプライヤー(正確には、ディストリビューター)の方に会いにいく為でした。
この方は、香港の主に日本料理店や日系のスーパーに食材を供給されるお仕事をされていて、以前、弊社のカット野菜工場を視察したいと来日されたご縁で、その数ヶ月後に、今度は、私が、このディストリビューターの方の会社を表敬訪問させて頂きました。
前回も、前々回も、観光は、ほとんど出来なかったので、今回が初めて、観光らしい観光をする事が出来ました。
そして、今回は、総額4万円ちょっとの「激安・香港ツアー」で、生まれて初めて、パック旅行に参加しました。
パック旅行は、確かに、いろいろと制約条件はありますが、上手く利用すれば、今回の激安の「4万円の香港旅行」は、十分過ぎるくらいの「品質」であったと思います。
現地ガイドさんは、最後まで、非常に丁寧でした。
今、香港国際空港にいます。
現地時間の深夜0時(日本時間・深夜1時)を少し回ったところですが、さすが、この空港は、東アジアのハブ空港だけに、たくさんの乗客がいて、また、この時間でも、免税店もマクドナルドも開いています。
香港もマカオも、やはり、活気(熱気)を感じました。
恐らく、東アジアの中で、一番元気がないのは、日本だけで、その感覚で、世の中を見たら、見誤る可能性があるのではないかと感じます。
パンナムも倒産しましたが、昔では、絶対に考えられませんが、日本航空も倒産し、パイロットやスチュワーデス(今は、スチュワーデスとは言わないらしいですが…)が、整理解雇されました。
企業も国家も活力を失うと、あっという間に潰れます。
東アジアで“元気”をもらいながら、自社も元気にしなければと思います。
明日から、また、頑張ります。
香港の空港にて
黒田久一