
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2011.02.20
昨日も今日も午前中に「さいち」さんを訪問しました。
昨日も店内は“トンデモナイ状態”でしたが、今日もエゲツナイ状態でした。
さいちさんは、「おはぎ」だけでなく、お惣菜も、本当に素晴らしいです。
「おはぎ」は、一個は105円です。
たっぷりのあんこで、この価格は、本当にお値打ちです。
オープンは朝の9時ですが、開店と同時に、お客さんが殺到し、おはぎとお惣菜のコーナー(真ん中の写真)は、まるで満員電車のようです(笑)。
先日、関西でも有力の食品スーパーの役員の方が「今まで、商売をしていて昔は頻繁に“入れ食い状態”の商売があったけど、最近は、めっきり減ったね」と。
その時の言葉を思い出しました。
私たちは、欲しい商品を買い物カゴに入れるも、次は、レジも強烈な長蛇の列が…。
凄すぎます!
どうぞ来る3月17日(木)の八百屋塾は、ご期待下さい。
黒田久一
2011.02.17
農経新聞社さん主催の「産地交流会」が、京都でありました。
今回は、全国から50名近い参加者がありました。
初日(昨日)が、トレードグループさんの植物工場の見学。
http://www.trade-group.jp/
意外と思われるかも知れませんが、私は、植物工場を見たのは、今回が初めてです。
投資が大変な商売だな~と思いました。
そして、2日目の今日は、京都卸売市場の視察でした。
京都市場は、昭和2年にできた全国で一番古い卸売市場です。
全国の卸売市場では“相対取引”が中心となり“セリ取引”がなくりつつある昨今、久々に、活気のある中央卸売市場の“セリ”を見ました。
真ん中の写真は、近郷売場の“セリ”風景です。
セリ人が、ハンドマイクを持ちながら“移動セリ”をして行きます。
京都市場は、近郷専門の仲卸もあり、それだけ地場野菜が強い。
それでも生産者の減少に歯止めにかからないそうです。
下の写真は、レール物(遠地物)のセリ風景です。
私は、市場取引は、絶対に“セリ取引”を残すべきと思います。
本当に久しぶりにセリの現場を見て、私の血が騒ぎました(笑)。
量販店が台頭し、それに連れて“相対取引”が増加して来たのは、時代の要請でしょうが、昔のように“セリ取引”が残って欲しいですね。
黒田久一
2011.02.16
ワタミの渡辺会長が、東京都知事選挙に立候補されました。
正直、びっくりしました。
ワタミの創業者である渡辺さんは、文字通り裸一貫から、あれだけの企業を作られました。
大学卒業後、佐川急便のトラックの運転手をしながら開業資金を捻出。
つぼ八の不振店を引き受けて、再生しながら、次々にあらたな事業に挑戦。
渡辺さんは、私と同じ、昭和34年生まれです。
今年、52歳。
明治大学時代に、確か、バックパッカーとして、ヨーロッパを放浪されているはずです。
同じ時代に、同じように、ヨーロッパを放浪されていた事を知り、私は、いつもワタミさんの動向は、気になる一人でした。
居酒屋業界で登り詰めたと思うと、介護の世界でも躍進し続ける。
本当に凄いなと思います。
着実に「夢」の実現に向かっています。
この立候補のニュースを聞き、一番に思った事は、自分自身に対して「俺も、まだまだ頑張らんとアカンな」と。
人は、それぞれの“器”がありますので、その“器”以上には、大きくはなれませんが、「夢」を抱きながら前進する事は、それぞれに与えられていると思います。
今、国の政治が、堕落仕切っていますが、地方は、変わるような予感がします。
地方からでも変革すれば、国全体も変わるかも?(ちょっと甘いかな)(笑)
さて、経済同友会が今年の1月11日に
「2020年日本創生」
を発表しました。
サブタイトルは、
~若者が輝き、世界が期待する国へ~
とあります。
http://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2010/110111a.html
大変、読みごたえのある指針です。
今、弊社グループの来期(48期)の計画を策定中ですが、来期以降の3ヶ年が、弊社グループにとりまして、まさしく、正念場であります。
渡辺さんの一報も同友会の指針も、私にとりまして、大きな刺激となっています。
黒田久一