
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2011.02.24
本日、大和郡山市の市議会の議場の中に初めて入りました。
(写真は市役所です)
人生で「議会」に立ったのは、今日が、初めてです。
昨年末に大和郡山市の「公平委員会」の委員に就任しました。
議会の冒頭で、就任のご挨拶をしました。
演題に立ってみると、やはり、頭が真っ白になりました(笑)。
ごくごく短い挨拶でも、やはり緊張しました。
会社の事も、まともにできていないのに、本当におこがましい話ですが、微力ながら、一市民として、誠心誠意、この大役を務めたいと思います。
黒田久一
2011.02.22
今日、弊社の社屋にて、(社)日本惣菜協会 関西支部研修会がありました。
それに伴い昨晩は、講師の方々と京都で会食しました。
祇園にある9席のカウンター割烹でした。
大神(おおがみ)さんです。
ここはミシュランの1つ星を取ってます。
大将1人と職人さん(見習いさん)2人だけで切り盛りするお店です。
まさしくオーナーシェフの目の行き届くお店です。
春らしい料理(一番上)が、どんどん出ました。
そして、今朝は、講師の先生お二人を奈良ホテルにお迎えに行きました(真ん中)。
天皇陛下がお泊まりになるホテルだけに品格が桁外れです。
そして、今日。
講演が2つと弊社の工場見学会がありました。
①「消費者への情報交換のあり方」
農林水産省大臣官房情報評価課長
櫻庭英悦氏
②「世界を捨てて地域に生きる~郷土力惣菜屋を目指して~」
㈱デリカスイト 代表取締役ファウンダー 掘 富士夫様
でした。
デリカスイトさんは、あの水了軒さんの経営を引き継がれた会社です。
たくさんの方々がお越しになりました。
そしてその会合が終わるや、夕方より、次は、奈良経済同友会に参りました。
興福寺の執事長による講話で、本坊での般若心経を(下の写真)。
まぁ二日間、本当にバタバタと走りましたので、今日の締めで、心洗われました(笑)。
黒田久一
2011.02.20
次回の弊社グループの「惣菜のわかる八百屋塾」は、仙台の秋保温泉にあります「さいち」(法人名:㈱佐市)の佐藤社長様にお話を頂きます。
http://www.tamezon.net/onsen/miya/p_saichi.html
3月17日(木)12:30~です。
今回は、商いの原点を学べる「イチオシの八百屋塾」です。
どうぞ、皆様、是非とも、お越し下さい。
さて、今回、佐藤社長様には、どうしても、事前にご挨拶に行くべきだと思い、専務(家内)と共に参りました。
私は、「さいち」さんには、密かに(笑)、二回ほど見学に行った事があります。
しかしながら、佐藤社長様に直接お会いした事がありませんでした。
次回の八百屋塾は、佐藤社長様とは、昔からお付き合いのある食品関係の有力者の方に特別にお願いし、八百屋塾での特別講演が、実現する運びになりました。
さて「さいち」さんは、温泉街にあります小さな食品スーパーです。
昨日、お昼前に訪問し、結局、3時間程、佐藤社長様のお話を聞かせて頂く事が出来ました。
第一印象は、寡黙な「自然体の商人」と言う印象の方でした。
穏やかな中の表情からは、どうやってこれだけの商売を作って来られたのかとさえ、感じます。
ガンガンに強烈に「商売とは、こうするのだ!」と言うようなお話は、一切ありませんでした。
事務所は、慎ましやかで、本当に小さな事務所でした。
質素そのものです。
そして先ず「おはぎ」を一つと美味しいお茶も出して下さいました。
本当に美味しいです。
事務所には、
真ん中の写真にありますように
「とにかく良いものを造る。」
と言う紙が貼ってありました。
現在の佐藤社長様は、4代目で、元々は、雑貨屋さんだったそうです。
雑貨屋をしながら、温泉街への“納め”(食材を卸す)もされていたと。
そして現在地に移って31年目となりましたが、時代と共に、大手スーパーの台頭が目覚ましくなり、地方の小さな食品スーパーの環境が厳しくなりました。
そこで、大手では、やっていない商売に取り組まれ、それが「おはぎ」であり「お惣菜」です。
私たちが、長居をしていたら、お昼を回り、失礼しようと退席しようと席を立ちましたら、佐藤社長様は、あわてて店内に行き、海鮮丼を持って来られ、「食べて、帰りなさい」と。
その海鮮丼の魚介類は、凄く新鮮で、こちらも本当に美味しかったです。
奈良から来た私たちに、ここまでして頂き、本当に感激しました。
昨年(2010年)9月にダイヤモンド社から
「売れ続ける理由」
と言う本を出されました。
帯には、イトーヨーカ堂の創業者の伊藤雅俊さんやら、餃子の王将の大東社長の推薦が書かれていました。
帰りの飛行機で、その本を読みながら、本当に素晴らしい方に弊社の八百屋塾にお越し頂ける喜びを感じました。
本当に有難いです。
黒田久一