惣菜のわかる八百屋オヤジのブログ 惣菜のわかる八百屋オヤジのブログ

2011年

PHO(フォー)24 市ヶ谷にて

2011.09.08

今日の東京は、快晴です。

そして秋らしいです。

ここ市ヶ谷周辺は、清々しいです。

今回の台風12号で、大きな被害が出ましたが、このまま、静かに、穏やかに、秋を迎えたい、そんな心境です。

もうこれ以上の天災は、神様も、ほどほどにして欲しいです。

今年は、あまりにも“試練”が多すぎます。

八百屋もフラフラです(笑)。

さて、今日は、午後から、(社)日本惣菜協会の理事会があります。

午前中、時間があったので、関東に住む長男(東農大生)と共に、上野に出てブラッとしました。

昼食は、ベトナム料理のフォーを食べました。

フォーは、ベトナムの代表的な麺類で、米粉を使っています。

PHO24は、セブン&iフードサービス(旧社名:デニーズジャパン)が、現地の有名店と提携して開店しました。

http://www.7andi-fs.co.jp/pho24/

http://pho24.com.vn/htmls/index.php?cur=1&language=vn&language=en

たまたま、長男とベトナムに行った事があり、現地の豊田通商の方が、このPHO24に連れて行って下さいました。

大変、繁盛店でした。

僕も息子も、麺類なら、何でも好きなので、今日のフォーも、現地同様に、美味しかったです。

僕は、デニーズ出身なので、どうしても古巣の動向が気になります。

誇りを持ってイトーヨーカ堂グループの“卒業生”だと自認(?)しています。

でも最近のデニーズは、ファミレス不況に勝てず、大変苦戦しています。

その起死回生策?なのでしょうか、今回の出店は?

でも、看板を見て、セブンイレブンの看板の下にデニーズの看板があり、その下にPHO24の看板は、アカンと思います。

これでは脱皮できない…。

それとデニーズくらいの規模になると、やはり、ニッチな市場での起死回生は、厳しいかと思います。

もっとマーケットの大きな領域で、“あらたな芽”を作るべきではないかと、生意気かつ老婆心ながら、感じます。

パクチー(シャンツァイ:香菜)は、好き嫌いの激しい野菜ですね。

商売の継続と転換(革新)は、本当に難しいですね。

でも古巣の挑戦を見守って行きたい。

そして、弊社も、挑戦し続けて行かねばと思います。

黒田久一

食・元気塾

2011.09.07

本日、東京のニックフーズさんの「第3回“食”元気塾」に行って参りました。

http://www.nickfoods.co.jp/

ニックフーズさんは、外食産業向けの食材商社です。

主に肉関係に強いです。

“ニック”=“肉”です(笑)。

洒落たネーミングです。

今回は、第3回ですが、実を言いますと、「食・未来塾」として、20数年の歴史がある勉強会です。

実を言いますと、弊社の「惣菜のわかる八百屋塾」は、私が、7年くらい前に、お邪魔した時に、この勉強会に感動し、始めたものです。

つまり、「元祖」はこちらです。

弊社は、「暖簾分け」して頂いたようなもんです。

ご縁に感謝です。

さて、今回は、大阪の焼肉店の「又三郎」の荒井さんを招いて、古田先生との対談形式での勉強会でした。

http://www.matasaburo.com/

大変、面白かったです。

「本音トーク」で、上っ面の対談ではなかったのが、本当に良かった。
近いうちに、又三郎に行きます。

熟成肉を食べたい!

今回の勉強会のメニュー提案も素晴らしかったです。

「元祖」を久々に訪問させて頂き、あらためて、八百屋塾の在り方を再考しなければと感じています。

また、知恵を出して、頑張ります。

感謝。

黒田久一

よってたかって【寄って集って】

2011.09.02

本日、研修会2日目です。

然別湖畔のホテルで、朝から、講義3本、パネルディスカッションと本当に充実した研修会でした。

初日の昨日は、圃場で、実機でのキャベツのハーべスター、つまり、自動収穫機を見ました。

ほぼ完成に近い機械に私は、心から、感動しました。

日本産のキャベツハーベスターは、官民が取り組んで、実に20年の歳月を要して来ました。

大変な道のりだったとお聞きしました。

まだまだ改良は必要なようですが、確信を持って、実用化されるものと思います。

その前提条件は、やはり、農業の大規模化です。

大規模化出来れば、機械化が出来、機械化が出来れば、産業化も可能になるのだと思います。

日本の農業は変わりつつあります。

まだまだ問題もあります。

物流問題もそうです。

川上-川中-川下の物流の合理化問題、モーダルシフトについても、官民が、同じテーブルに一堂に会して、話し合わなければならないと思います。

農業も、市場流通も、加工業務用青果物の世界も、加工食品のようなジャストインタイムが難しい世界。

つまり、常に、お天道様相手の商売だけに“矛盾の塊”です。

まもなく直撃するであろう?台風一個が来たくらいで、右往左往する世界です。

しかしながら、今回の研究会の主催者である日本施設園芸協会の木田会長がおっしゃるように、よってたかって【寄って集って】、川上-川中-川下が、それぞれの知恵を出さなければならないと思います。

大変、有意義な研修会でした。

私だけ、札幌に向かいます。

社員3人は、富良野経由で、旭川に行きます。

途中まで、みんなと、一緒で、「漬物食堂」と言う、面白いコンセプトのお店で昼食を取りました。

http://www.kankichisyou.com/

今、私は、JR新得駅から札幌に向っています。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。