
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2008.07.03
今日は、豊橋の友人の会社にお邪魔しました。食品スーパーの経営者です。
彼も商業界スパークルのOBで、現在、会長をしてくれています。
チェーンストア理論にめっぽう強く、また海外の事も詳しい。
また財務にも強い。
勉強家でよくセミナーなんかにも顔を出してるみたいで、その講演録をしょっちゅうもらいますが、臨場感があり、まとめ方が“天才的”で、実際に講演に聞きに行くより余程、要領を得てます(笑)。
彼が、スパークルの中では、一番博識かも?
今日、お邪魔したのは、彼のお店の本店を改装されたので見学させてもらいたかったのと彼の紹介で食品スーパーの某共同仕入機構(国内最大規模…分かってまうか?(笑))の幹部の方に会わせてもらう為でした。
また彼から中京地区の食品スーパーの状況も教えてもらいたかったので。
ほぼ半日潰させてしまいました。本当に有り難う!
だいぶいろんな事が見えて来ました。
財務に強い彼らしく、事前に中京のSM各社の財務諸表の分析一覧表まで用意してくれていました。
昼食は、豊橋では老舗で「きく宗」という“なめし“と”でんがく”のお店でご馳走になりました。(写真)
このお店は“なめし”つまり大根の葉っぱの混ぜご飯と“でんがく”つまり豆腐の味噌田楽の二品だけで営業しているお店で、とてもヘルシーで美味しかったです。
昼食後、いろんなSMを見て回りました。
中でも「サンヨネ」というお店が印象的でした。
本当に有り難う!
黒田久一
2008.07.02
今日、神戸大学大学院経営学研究科、社会人MBAの研究生の方が弊社にお越しになられました。
ご存知かと思いますが、関西では神戸大学のMBAは、非常にレベルが高いとされています。関東では慶應義塾大学と一橋大学のMBAらしいです。神戸大学には、加護野忠男教授をはじめとする「経営学」の大家がたくさんおられると聞いています。
さて今回、研究生の方の来社の目的は、私へのインタビューでした。
「同族経営における後継者育成」
と言うテーマで調査研究をなさっているとの事でした。
インタビューは3時間余りに及び、忌憚のない意見を交換させて戴きました。
32歳の熱き研究生のインタビューは、中々のものでした。
8月末に仕上がる予定の修士論文が、今から楽しみです。
黒田久一
2008.07.01
今日から第2四半期がスタート。
残念ながら予算は未達に終わってしまった。
前年比は、クリアしたが、乾坤一擲の大型投資の後だけに、やはり売上予算の未達は、許されないと思う。
残りの9ヶ月間で取り返し、必ず、「年度予算」を達成したいと思う。「年度予算」は意欲的な数字だ。
今日からまたまたいろんな物が上がる。
ガソリン、食品、ガスや電気などなど。間違いなく、消費者は生活防衛に走るだろうと思う。
正直言って、自分自身が経営者の立場になって、このような経験は初めてだ。
平成に入った頃に、人手不足の経験はあったけど、あの時とは明らかに雰囲気が違うと思う。
今日(7/1)の日経の夕刊を見ても間違いなく景気は後退局面なのだと思う。
たぶん高名な経済アナリストであっても先行の予測は難しいのではないか?
以前、当ブログでも書かせて戴いたが、私はWBS(ワールド・ビジネス・サテライト)は毎日(月~金まで)録画をし、日曜日に一気に観る。
“早送り”にしてみると1時間くらいで1週間分が観れ、いろんな事が見えてくる。
世界的に大きなうねりの中にいるのは間違いないのだろうと思う。
私は“一商人”であるから、アナリストやコンサルタントみたいに解説をするだけの仕事ではなく、“実業”をやり抜かなければならない。
つまり傍観はできない。
我がグループは、正直言って、チャンスとピンチが同時にやって来ていると思う。
青果業界の中では時流に乗れた方だとは思うが、油断をすれば、吹っ飛び兼ねない。
ふんどしを絞め直したいと思う。
黒田