
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2008.09.16
昨日、夕食を食べながら、テレビニュースを見ていたら、アメリカの第4位の名門証券会社であるリーマン・ブラザーズが経営破綻したと。
私は、株もやりませんし、また、世界経済にも疎いので、全く実感は湧きませんが、大変な事態だろうなと思います。
朝からもこのニュースばっかりです。
リーマン・ブラザーズは、野村證券の2.6倍の経営規模と言うから相当な規模だと思います。
今年に入り、アメリカの證券会社5大大手のうち3社が行き詰まると言う異常事態です。
日本のバブル崩壊時を思い出しました。
北海道拓殖銀行が破綻し、山一證券が倒産しと。
しかし一つだけアメリカと日本では違うなと思いました。
リーマン・ブラザーズのオフィスビルから出てくる社員の中で何人かが、段ボール箱を抱えて出てくる光景がテレビニュースの映像から見て取れました。
正直、びっくりしました。
日本なら、いくら何でも、破綻したとは言え、その当日に、トットと会社を後にする人はほとんどいないでしょう。
日本人とアメリカ人の精神構造の違いを感じました。
日本なら、経営トップが涙ながらに「社員は悪くありませんから…。」号泣しますが、アメリカはトットと次を考える。
すごいなと思います。
(季節の風物詩)
写真は近くのアピタで販売していた山形産の「あけび」です。4個で680円で売ってました。あけびは、昔、よく取りにいきましたので懐かしいです。
黒田久一
2008.09.15
昨日の夕方、8チャンネル(フジテレビ系列)で「スペイン 遥かなる海 ガリシア リアスの森へ」と言う番組があり、どっぷり見てしまった。
私は、大学はスペイン語学科だったので、どうしてもこの手の番組には引き込まれてしまう。
今回は、日本人がほとんど訪れないガリシア地方の番組だったので、本当に珍しい番組と思う。
旅人は、佐々木蔵之助と言う俳優で最近よく出ている。
男前だし、中々、渋い役柄が多いので気になっていた俳優だ。京都の酒蔵の生まれだと。
番組内容は、スペインと日本のリアス式海岸を訪れ、海と川と陸のそれぞれが自然環境にいかに重要な役割を果たしているかと言う番組だった。
「汽水(きすい)」と言う言葉を初めてて知った。
「海と川が交わる所の水」の事で、普通の海水よりプランクトンが30倍以上多く、豊かな海となっているとの事。
旅番組と言うより、どちらかと言えば、環境番組だったと思う。
スペインと言えば、ほとんどの方は、闘牛であり、フラメンコを連想する。
何れもヨーロッパで唯一、アラブの文化の影響を受けている国なので、その象徴がアルハンブラ宮殿を代表とするアンダルシア地方となり、闘牛とフラメンコがスペインの観光の目玉となる。
あとは大都市のマドリードかバルセロナくらいかと思う。
僕は個人的には、それらの都市も魅力的ではあるが、もし、スペインに行かれるチャンスがあるのなら、是非とも、ほとんど日本人が訪れない北部の都市にも行って下さい。北部は東(ピレネー山脈を越えて)はすぐにバスク地方があり、海岸沿いに西へ向かうとヨーロッパ大陸の西の果てにガリシア地方がある。南はポルトガルとなる。
スペイン南部は、赤茶けた大地のイメージだが、北部は、日本と同じような緑が多く、列車に乗って車窓から見える風景は、日本にいる錯覚を覚えるくらい。
日本人には、気分的に落ち着くし、いいと思う。
番組では、ア・コルーニャが紹介されていたが、ガリシア地方で有名なのは「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」というキリスト教の巡礼地だ。
今から28年くらい前に、一人旅でマドリードから夜行列車に乗って行った事がある。
まだ二十歳そこそこだったので、自分の気持ちの中に「祈り」と言うような気持ちが全くなかったので、今、行くと、もっと感動するだろうなと思う街だと思う。
記憶では荘厳な建築物が多いなと思った。
ここはカソリック教徒にとっての大巡礼地なので、現在でもヨーロッパ中から、ピレネー山脈を越えて、たくさんの方が訪れる。
「サンティアゴの道」と呼ばれる。
歩いてゆっくりと、そして自転車で、そして車でとそれぞれが、その街道を楽しみながら旅をする。
うーん、また行ってみたい。
結婚して20年以上になり、今年の2月に初めて「一人旅」でドイツのベルリンに行ったが、来年の2月にでもチャンスがあれば、スペインの片田舎に行きたいなと思う。
黒田久一
2008.09.14
NARANTO(奈良人)と言う地元の雑誌があります。
その“秋号”に私が載りました(笑)。
まあ地元にしか売ってない本かと思いますが…。
チャンスがあればまたご笑覧ください。
7月の八百屋塾の際、取材に来られました。
工場が完成してから、業界新聞には載せて頂いた事があります。
私は過去の新聞記事同様、全く同じような調子でインタビューに応えたのに、出来上がったNARANTO(奈良人)は、まるで“ドラマ仕立て”になってるので、びっくりしました。
同じような内容で応えてもライター(記者)によってこれほどまでに、雰囲気が変わるのかと思いました。
商売人があまり露出する事は、やはり憚れます。
こうしてブログを書き込む事自体も、常に、これで良いのだろうかと思い悩む事もあります。
自分を揶揄して表現するならば「俺は“客寄せパンダ”だから…(笑)。」と。
でも一番大きな目的は、「わが社を世間様にドンドンと知らしめたい!」ただそれだけです。
それに尽きます。
弊社の創業事業は、ご承知のように青果仲卸業ですが、その業界では、既にそれなりの知名度はありました。
しかし(株)三晃は、中央市場内の小さな「天ぷら屋」に過ぎず、全く無名であり、その点では、いろんなハンディがありました。
私は、中小企業の親父として、広く良い人材を集めたい、そして優良な企業様とお取引をさせて頂きたい、そして仕入れ先さんもドンドンと売り込んで頂きたい、全国のあらゆる人々から情報を頂きたい!
とにもかくにも三晃をはじめフルックスグループに関心を持って頂ければと思い、商売人として憚れる気持ちもございますが、可能な限り、チャンスがあれば、いろんな形で世間様に訴えて参りました。
私は半年前から、同業者の友人のブログに触発されて、やってみようかと思い、スタートしました。
「惣菜のわかる八百屋塾」も毎回100名を越えるお客様があり、本当に感謝です。
また当ブログへのアクセス件数も正直言いまして、驚いています。
これまた感謝です。
とりあえず年内一杯は、ブログを続けてみようかな思います。
出来るだけ、自分の気持ちに偽る事のないようにストレートなブログを心掛けたいと思います。
黒田久一