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2008年

繁盛店情報をお願いします!

2008.10.27

ブサイクな写真でスミマセン!

ここは兵庫県の尼崎市の食品スーパーです。

夕暮れの時に携帯で撮影したので。
このお店を知ったのは、小さな新聞記事からでした。
10/13付けの日経MJの小さなコラム記事「底流を読む」です。

見出しには「スーパー型の食品市場堅調」「若手が軸、一体運営を徹底」とあります。

ここは“市場活性型”の食品スーパーです。

関西では、昔から公設市場がたくさんありましたが、そのまま食品スーパーに転換したところもあります。
今日、視察したお店は「ウイズ大庄」と言うお店です。

記事には、
「夕方5時過ぎ、住宅街にあるお店の外の狭い道路は自転車で込み合い、店内の狭い通路は、客でいっぱいになる。尼崎市にある食品市場“ウイズ大庄”の毎日の風景である」と。

・店舗面積は700平米
・年商20億円
・個人経営8店で構成
・各店の目標を設定し、未達成が続くと退店のルールなど。

私は、実際に自分の目で、そのお店が記事通りなのか、確かめました。

夕方に着くと、お店はイキイキと生きていた。

たった1店しかないですが、店内は生きている。

このブログを読んでいる方々の中で、チェーンストアではなく、個店経営で繁盛店があれば、どうぞ情報を下さい。

国内であれば(笑)、どこでも参ります。

食品スーパーでも八百屋でも惣菜屋でも直売所でもケーキ屋でも花屋でも飲食店でもたこ焼き屋でも何でもいいんです。

“自分の目で”確かめて、それらから何かを学びたいと思います。

弊社は主にチェーンストアを中心にお取引を頂いていますが、チェーンストアではない「元気の良い個店経営のお店」の中から“何か”を学びたいです。

情報を待っています。

どうぞ宜しくお願いします。

黒田久一

久々の現場にて

2008.10.26

今日、本当に久々ですが「はな膳」本店の作業を手伝いました。

夕方の数時間ですが閉店前の「締め作業」を手伝いしました。

店舗事業は、専務である家内が担当役員ですが、急用が出来たので。

私が店舗事業の現場を手伝うのは、たぶん5年ぶりくらいです。

食器の洗い物、床掃除、トイレ掃除、テーブル掃除など。

久々の手伝いでしたが、やはり現場に入るとその現場で働いてくれているスタッフの大変さも身をもって分かりますし、また別の視点で事業を見つめ直す事も出来ます。

「はな膳」本店は平成5年10月30日のオープンなので、今年でちょうど丸15年になります。

私と家内は、前年の平成4年の8月上旬から12月31日まで、岡山の株式会社つるや様で研修の後、本当に“素人商売”でオープンしました。

研修には、いや研修と言うより修行に近いイメージでしたが、家内だけでなく子供たちも連れて参りました。

(株)つるや様の本社(岡山県津山市)に近いアパートに約5ヵ月間暮らしました。

長男(大学生)と次男(高3)はそれぞれ幼稚園児と生まれて間もない幼児でした。

子供たちが小さかったので、家内が深夜作業を研修している間、私が子守りをする。

私が深夜作業を研修している間は、家内が昼間勤務をさせて頂く。

家内は「寿司班」の配属となり、私は「煮炊き班」に配属となりました。

その年の大晦日のお節の製造まで研修させて頂きました。

このフードサービス事業の挑戦が、その後の(株)三晃の商売のスタイルを大きく変えるきっかけとなりました。

つまり「八百屋」+「惣菜屋」=「HMR事業部」の誕生です。
わが社が「大根一本からお節まで」を扱う事業を立ち上げられたのは、このお店が原点であり、つるやさんのおかげです。

今日、片付けをしながらこの15年間の事を思い出していました。

大きな変化でしたが、次の15年は、さらに進化をしなければならないと思います。

次の15年は「ものづくり」を極めたいと思います。
真のメーカーになりたい。
それは野菜生産から全ての生産に関わりたいと思います。

黒田久一

貧困ビジネス

2008.10.25

昨日、NHKの特集で「貧困ビジネス」と言う番組がやってました。

「貧困ビジネス」って?何やろなと思いながら、見ていると、

・生活保護受給申請の手続きの代行業務のビジネスであったり

・住民票登録出来るように住所を貸すビジネスであったりと

生活保護申請は、必要としない人々まで、誘い込むような企業があったり、違法スレスレの業者まで出て来てるようです。

住民登録は、一旦、その安宿に入り込むと中々、抜け出せず、郵便を受け取ってもらうにもお金を取られたりと…。

正直、映像を見ていて何か不愉快になりました。

合法的であれば、商売は、何でもありだとは“基本的には”理解できますが、インタビューに答えている、その経営者がこう答えてました。

「会社は利益を出さないと社会貢献できない。そして当社が利益を出すことで批判する人は、ジェラシーからでなないですか?」と。

うーんと言う感じです。

私は、会社の根幹である「経営理念」を策定する時、これらのビジネスに携わっている企業は、どう書くのだろうかと感じます。

このような「人の弱み」を解決する事は、本来は行政の問題であり、また、ボランティアであるべきかで、ビジネスにはならないはずのものだと思うのです。

私は甘いでしょうか?

話しは全く変わりますが、今日、奈良県の平群町の道の駅に参りました。
こちらの直売所も年々、売上規模が上がっているようです。

http://www3.kcn.ne.jp/~hegurils/kumagasi/

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。