
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2014.09.18
オランダ人の方の話も明確でした。
レタスカットのラインの動画も、紹介頂きました。
試食メニューです。
黒田久一
2014.09.17
本日、早朝より、熊本市場の熊本大同青果さんの「セリ」を見学させてもらいました。
「セリ」は、青果物流通の原点です。
いわゆる「移動セリ」と呼ばれるセリ方式です。
今や、セリをしている市場がほとんどなくなりました。
残念です。
セリがなくなり、ほとんどが「相対取引」という方式です。
弊社グループの創業者であり、私の父、黒田一郎は、全国でも売上規模でも第2位を誇る青果荷受会社の出身です。
父は、その会社で、果実担当のセリ人でした。
主に愛媛県のみかんなどを担当していました。
昭和30年代に、みかんを担当していたのは、花柄セリ人だったと思います。
母は、当時の愛媛県温泉郡中島町の農協の職員でした。
みかん産地で知り合いになりました。
昭和39年(1964年)に弊社グループを創業するまでは、父は、セリ人として、当時、活気に満ちた中央卸売市場のセリ台に立っていた姿を私は知りません。
まだ幼かったからです。
母がよく言ってました。
「お父ちゃんは、凄い迫力の場内の隅々まで通るような声でセリをしていた」と。
セリ人だった父に誇りに思います。
私は、若い頃、仲卸人として、セリ人と向き合って、セリに立っていました。
生まれて初めてセリ落とした商品は、レタスでした。
初セリの時、体がブルブルと震えました。
私には、セリ人の父のDNAを受け継いでいて、今朝、久々に活気に満ちたセリを拝見して、胸が熱くなりました。
青果業界では「レールもの」(主に県外産の遠隔地から来た青果物)と呼ばれる商品は、テレビでお馴染みのセリ人が、セリ台に立ち、仲卸や買参権を持つ小売商人を相手にセリを行います。
「移動セリ」は、主に、近在もの(近郷もの)と呼ばれる地場産野菜(数量的に小口が多い)は、セリ場に置かれた野菜や果物の現物の真ん前で、セリ人と補助員がペアとなり、移動しながらセリをして行きます。
熊本大同青果では、最大、同時に5ヶ所くらいで、移動セリをして行くそうです。
セリの意味は、青果物を公正取引を前提に「価格形成」することにあります。
弊社グループの「50周年記念社史」でも、書きましたが、セリがあることで、瞬間の判断、「即断即決」をすることを体で覚えることが出来ました。
貴重な経験でした。
今日は、久々に胸が熱くなりました。
黒田久一
2014.09.17
昨日より熊本に来ています。
伊丹空港より天草航空の飛行機で来ました。
40人乗りのプロペラ機で、昨日は、乗客が13人でした。
11000円と格安でした。
スッチーさんは、たった一人で、飲み物サービスは、熊本県産のみかんジュースが出されました。
スッチーさん、熊本美人の方でした(笑)。
黒田久一