
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.11.04
今回初めて、どこまで、ブログでアップするか、悩みましたが、可能な範囲で、アップします。
先ずは、掘り起こした芋は、原料倉庫へ。
中国では、日本のように長期保存するキュアリングの習慣は、基本的にありません。
原料コンテナで、管理しています。
泥を機械で、水流を利用しながら、洗います。
黒田久一
2010.11.03
その主力品目が、サツマイモの冷凍加工です。
今、まさに最盛期です。
その他は、春先の菜の花に始まって、絹さや、いんげん豆、カボチャ、冬瓜など“凍菜化”して出荷しています。
写真は、日本でお馴染みの「大学ポテト」の製造ラインです。
①原料のサツマイモです。
農薬は、一切使っていません。
品種は、こちらの在来種です。
飴(砂糖)でからめるので、芋自体の甘味は、少ない品種です。
表皮は、ちょっと汚いですが、これらを全て“手剥き”します。
②乱切り加工風景です。
③オバチャンが、活躍しています。
これらの作業の給与体系は、ご存知かと思いますが、全て“出来高制”です。
つまり計量係に持って行き、自分の作業した量をカウントしてもらい、それが給与に反映されます。
社員は“品質管理面”をチェックする仕事です。
これが中国の現実です。
正直言いまして、日本が“社会主義化”し、中国が“超資本主義化”していると私は思います。
黒田久一
2010.11.03
久しぶりに安徽(あんき)省にやって参りました。
一番最初に訪問した工場は、弊社のケータリング事業部で使っている「細工物野菜」を作っている工場です。
“梅形をした人参”や“亀形をしたカボチャ”“鶴の冬瓜”“百合根”“くわい”などなどです。
非常に仕事が丁寧です。
日本から職人さんが行き、指導して来ました。
さて、中国の工場には、正面玄関によく、スローガンが掲げられています。
「勤奮」「団結」「開拓」「進取」
最近では、ほとんど見掛けなくなりましたが、共産党関係のスローガンが、昔は、よく見掛けたものです。
この工場では、細工物野菜以外に、かなり大きな冷凍野菜のラインを持っています。
黒田久一