
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.11.03
昨晩は、合肥(安徽省の省都)で最高のホテルを予約してくれていました。
ヒルトンホテルでした。
私たちは、中級グレードのホテルでいいのに、気を遣ってくれたんだなぁと思います。
ヒルトンは、一泊680元(約1万円)でした。
最高級5つ星ホテルです。
9年前に初めて合肥に来た頃とは、考えられないくらいに発展し、ヒルトンホテルまで進出しています(3年前)。
そのヒルトンホテルの横にウォルマートが出来ていました。
取引している会社の総経理(女性)に聞きますと、ウォルマート(米)だけでなく、カルフール(仏)、テスコ(英)も進出しているとの事。
ここが、上海や北京などの大都市なら、分かりますが、ここは、安徽省であると考えると、いかにグローバル企業は、中国の地方年にも、深く入り込んでいます。
日本は、まだまだです。
本物ではありませんね。
真ん中の写真は、地元産のサツマイモです。
下は、辛味大根です。
黒田久一
2010.11.03
その主力品目が、サツマイモの冷凍加工です。
今、まさに最盛期です。
その他は、春先の菜の花に始まって、絹さや、いんげん豆、カボチャ、冬瓜など“凍菜化”して出荷しています。
写真は、日本でお馴染みの「大学ポテト」の製造ラインです。
①原料のサツマイモです。
農薬は、一切使っていません。
品種は、こちらの在来種です。
飴(砂糖)でからめるので、芋自体の甘味は、少ない品種です。
表皮は、ちょっと汚いですが、これらを全て“手剥き”します。
②乱切り加工風景です。
③オバチャンが、活躍しています。
これらの作業の給与体系は、ご存知かと思いますが、全て“出来高制”です。
つまり計量係に持って行き、自分の作業した量をカウントしてもらい、それが給与に反映されます。
社員は“品質管理面”をチェックする仕事です。
これが中国の現実です。
正直言いまして、日本が“社会主義化”し、中国が“超資本主義化”していると私は思います。
黒田久一
2010.11.03
久しぶりに安徽(あんき)省にやって参りました。
一番最初に訪問した工場は、弊社のケータリング事業部で使っている「細工物野菜」を作っている工場です。
“梅形をした人参”や“亀形をしたカボチャ”“鶴の冬瓜”“百合根”“くわい”などなどです。
非常に仕事が丁寧です。
日本から職人さんが行き、指導して来ました。
さて、中国の工場には、正面玄関によく、スローガンが掲げられています。
「勤奮」「団結」「開拓」「進取」
最近では、ほとんど見掛けなくなりましたが、共産党関係のスローガンが、昔は、よく見掛けたものです。
この工場では、細工物野菜以外に、かなり大きな冷凍野菜のラインを持っています。
黒田久一