
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.01.27
「合宿」
この言葉の響きは、高校の時の剣道部の合宿を思い出します。
私の高校は、大阪府立の弱小剣道部でした。
毎年、合宿は、鳥取砂丘でした。
とにかく砂浜を走りに走らされました(笑)。
さて、弊社の合宿は、そんな地獄の(笑)合宿では、決してありません。
コミュニケーションを図るのが、一番の大きな目的です。
来期の経営計画を立てる事も大切ですが、それ以上に大切な事は、短時間であっても「同じ釜の飯を喰う」事ですかね。
風呂にも一緒に入り…。
ワイワイガヤガヤと将来を語らう事に意味があると思います。
そして、ベクトル合わせ(方向性の確認)も大切です。
年明けから
㈱三晃(HMR事業&DTB事業)
㈱味の大和路(ケータリング事業&飲食店舗事業)
㈱奈良三晃(仲卸&青果直営事業)
の事業会社3社の合宿が、随時、終わりました。
残る最後は、管理部門会社の㈱フルックスだけです。
ちょっとハードでしたが、引き続き、「想いの共有」を図れるようにしたいと思います。
黒田久一
2010.01.26
本日、本年最初の「惣菜のわかる八百屋塾」でした。
おかげさまで、今回で、第27回目を迎えました。
2007年2月28日を第一回目から、丸3年になります。
継続できた事に感謝です。
今日も北海道から山口県まで、全国各地から120名を越えるお客様がお越し頂き、ありがとうございました。
古田基先生からは「2010年中食展望」についてのお話がありました。
そして特別講師として、柿安本店の上垣顧問より、「吉野家~モスバーガー~柿安から学んだ事」と言うテーマでお話頂きました。
実務経験豊富な方だけに、素晴らしいお話でした。
大変厳しい時代だからこそ、これからも「出会いの場」を大切にしたいと思います。
黒田久一
2010.01.25
昨日、札幌から大手仲卸(果実を中心とする仲卸)のMグループのY社長様が、来阪(来奈)されたので、大阪本場の同じく青果仲卸の友人の案内で、果実仲卸としては、国内最大手である万果グループ様を表敬訪問させて頂きました。
http://www.manka.jp/index.htm
グループ代表の中川代表にたっぷり2時間、いろいろとお話を聞かせて頂きました。
万果グループは、現在、ホールディングカンパニーでありグループの中枢機能を担うマンカシステムサービス㈱を中心に事業会社9社を含む10社体制で年商210億円の企業グループです。
恐らく「青果仲卸」と言う業界では、間違いなく、一番最初に『近代経営』に挑戦された会社かと思います。
先ず、世襲制度は取っておられません。
ここが弊社を含む大半の仲卸とは、明らかに違う点です。
私は、二代目として、同族経営の良さ、そして脆さも分かっているつもりです。
その出発点も大切ですが、何よりも「開かれた近代経営」と言う視点では、本当に素晴らしい会社だと若い頃から、ずっと、万果グループさんは、私の憧れの会社であり続けました。
つい先日、前代表の森栄一様が残念ながら他界されましたが、森代表が今から、25年くらい前に、大阪の中小企業家同友会で「経営計画の策定セミナー」で講師として、登壇され、当時、20代であった私は、万果グループさんの近代経営への挑戦を目の当たりにし、あれから、25年、ようやく万果グループ様の本社に表敬訪問でき、感慨深く思いました。
そして、今日はじっくり2時間、お話を聞かせて頂き、それが本物だとあらためて感心しました。
代表室には、「近代経営思想と幹部の姿勢」と言うパネル(下の写真)が、堂々と掲げられていました。
今日の2時間は、あらためて、私にとりまして、「開かれた経営」への挑戦の覚悟ができました。
中川代表のお話は、本当に素晴らしいものでした。
あらためて「我、覇道を歩まず、王道を突き進みたい、そして、企業は“人”なり」を実感できた一日でした。
感謝です。
黒田久一