
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.03.02
「はないちフルーツ」本日開店しました。
特別にチラシを打つ訳でもないし、派手な宣伝は一切していないので、本当に静かなスタートです。
「飲食+果実」のビジネスモデル?
いやいや(笑)、絶対に、そんな、たいそうな事は考えていません。
どちからと言えば、飲食店の“軒先”をチョコッと借りて、果物屋を開店させて頂いたイメージです。
果物の専門店。
本当に難しい商売です。
そんな容易い商売ではない事は、十分に分かっています。
何とか世間の皆様に認めて頂けるように、焦らず地道に頑張って参ります。
黒田久一
2010.03.01
今日から3月1日です。
毎年ですが、1月と2月は、季節的にも、営業日数的にもやはりしんどいです。
いよいよ春も本格的になりますし、「遷都1300年祭」も本格化?すると思いますので(笑)、これからダッシュで頑張りたいと思います。
さて、最近、2つの記事が目に留まりました。
一つは、消費者が食料品・日用品などを日常的に購入するチャネルの利用頻度についての記事です。
(※Chain Store Age 2010.3.1号)
月に何回、チャンネル別に利用しているか?
2009年度のデータは
①食品スーパー9.7回
②コンビニ8.2回
③GMS3.9回
④商店3.2回
⑤ドラッグストア2.4回
⑥100円ショップ1.7回
⑦インターネット通販0.3回
食品スーパーの一番利用頻度が多かったのは、2003年で、10.1回をピークにダウン傾向です。
インターネット通販は、まだまだ少ないですが、急増する勢いが感じられます。
もう一つの別の記事(日経MJの2/22)「底流を読む」です。
そこには、
「ネットが消費の到着地に」
とあり、楽天市場の躍進ぶりが紹介されていました。
楽天市場は、1997年5月にスタートし、9年目の2005年には、3000億円を突破し、2009年には、8000億円を突破しました。
アメリカの大型SCは、「デスティネーション・ストア」と呼ばれますが、文字通り、全てが揃う、つまり最終的に買いたい“目的”を達成するくらいに揃う。
だから“デスティネーション”だと。
しかし、ネットでの買い物が普及し、リアル(実物)の店舗では、買う楽しみはあるにしても、探すのに時間がかかったり、重たかったりします…。
ネットでは、検索技術がどんどん向上し、今では、価格比較しながら、欲しい商品が一発で探し出せ、そして、さらにワンクリックで“決済”も“配達”も可能な時代です。
同記事には「ネットが消費の到着地に」とありました。
全ての“買い物”が、ネットになるなんて考えられませんが、これから先、どのくらいの割合で「ネットでの買い物VSリアル店舗での買い物」になるか、想像もつきません。
何れにしても、どちらにも首を突っ込まないと売上が取れない時代になるのは確実です。
黒田久一
2010.02.28
3/2(火)に「はな膳」が、リニューアルオープンします。
2月中旬より工事をして来ました。
今日と明日の2日間、臨時休業させて頂いています。
今回、
①「はないちフルーツ」と言う店名で、フルーツショップを新規オープンします。
建物を一部増築しました。
数年前から飲食店の店頭に果物を置くようになり、僅かずつですが、売れるようになりました。
また月一回の朝市も定着しつつあります。
今回、思い切って、果物専門店をオープンします。
果物屋は、弊社の創業事業です。
これは「新たな挑戦」です。
果実の消費が低迷し続けています。
本当に深刻な低迷です。
弊社は、問屋業なので、このお店で得られる事をフィードバック出来るようにしたいと思います。
そして次に
②「はな膳」の店名が、元々の「はないちばん」に戻ります。
開業以来、紆余曲折ありながらも、結局「はないちばん」に戻ります。
いろんな事にチャレンジして参りました。
今回の増築を機に「原点」に戻ります。
平成5年10月30日にオープンし、今年で17年になります。
このお店は、弊社グループの最初の“直営事業”でした。
当初は「いちばんや」と言う店名でした。
同じ店名が東北地方にあるのを知らずに使っていて、商標登録されていた関係で、金銭要求されました。
そこで急遽「はないちばん」に店名変更した経緯があります。
開店当初は、どちからと言えば飲食店ではなく、お弁当店でした。
その後、一膳飯屋スタイルに業態転換し「はな膳」と言う店名に変更しました。
「はな膳」のイメージカラーは、柔らかい演出をしたかったので、オレンジ色にしました。
今回、創業時の「はないちばん」のイメージカラーの赤色に戻しました。
“金赤(キンアカ)”と呼ばれる、最も“赤色らしい赤”です。
まさしく“燃えるような赤”です。
この赤色に負けないように、あらためて“原点”に戻り、さらにチャレンジし続け、頑張って行きたいと思います。
黒田久一