
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.03.21
ブログに写真添付するプログラムに問題が発生したみたいで、プログラムの改修が完了するまで、当面“文字だけ”でアップさせて頂きます。
今日、朝から、田原総一郎氏の名物番組「サンデープロジェクト」を見ていて、来週で、最終回である事を知りました。
この番組の果たした役割は、大きかったと思います。
何度か思わず「ふざけた事を言うな!」とテレビに向かって(笑)、腹立たしかった事もありますし、逆に、大いに賛同した事もあります。
それだけ“はっきりした番組”でした。
また政治を国民目線で、分かりやすく、解説した番組でもありました。
また番組内のドキュメンタリーも中々見応えのある話題を追跡していました。
今日の番組で、いろんなコメンテーターの方が話されてましたが、今や日本はあまりにも「内向き」になり過ぎているように思います。
企業はコンプライアンス、コンプライアンスと、常に世間の目に曝され、それを意識過ぎる余り、ダイナミックさが失われました。
多少、いろんな問題があっても、ダイナミックを優先するような企業が、どんどんと生まれないと、日本は埋没してしまうとコメンテーターが話されてました。
全く同感です。
3月24日は、弊社グループの「入社式」と「経営計画発表会」です。
年に一回、グループ全社員が終結し「夢」を共有する会です。
今、どんな話をしようかと頭の整理をしている最中ですが、「こんな時代だからこそ」と言う話をしようかと思います。
決して「内向き」にはなりません。
黒田久一
2010.03.19
昨日、第28回「惣菜のわかる八百屋塾」でした。
おかげさまで、この企画(事業)に取り組んで丸3年が経過し、4年目になります。
本当にたくさんの「出会い」と「ご縁」を頂戴しました。
今日も100名を越すお客様にお越し頂きました。
昨日の特別講師は、
伝承料理研究家の奥村彪生先生(上の写真)でした。
奥村先生は、あのヨークベニマルの惣菜部門を創成期からかかわってこられた先生で
す。
タイトルは、
「日経新聞で日本のトップ経営者が最も学びたいスーパーマーケットとして選ばれた
ヨークベニマルの子会社ライフフーズの惣菜は、なぜ、スーパー業界No.1になった
か?その44年間の足跡と今を語る」
今日の発展に至るまでの足跡がよく理解できました。
冒頭の古田先生の基調講演(下の写真)は、
「食市場のウーマン・ニーズ」
でした。
今や女性が消費を握る時代。
その女性が求めるものは
①時間(ワークライフバランス)
・“時間”を買う方法や負荷を分担する方法を探る
②バリュー(充実感)
・安心、貯蓄より、よい将来を求める
③生活の向上(お金)
・ステイタスとしてのお金の賢い使い方を慎重に貪欲に探る
サポート情報としまして、
新田ゼラチンさんから「ゼラチン」についてご説明頂きました。
また弊社商品開発室からは、
①新玉ねぎ
②キャベツ
③グループフルーツ
を“テーマ食材”に新メニューの数々を提案させて頂きました。
たくさんのお客様にご試食して頂きました。
次回(第29回)は、5月27日(木)です。
特別講師は、
オフィス・トゥ・テンの佐田氏による
「食品専門誌記者が語る“惣菜”が人気の食品スーパー」です。
どうぞご期待ください。
黒田久一
2010.03.17
本日、東京ビッグサイトで開催されています「2010エフピコフェア」に行って参りました。
エフピコは、ご存知のように、国内最大手の包装資材メーカーです。
この展示会は、毎年開催されていますが、包装資材メーカーの提案会としては、規模もさる事ながら、充実した内容も他の包材メーカーさんを圧倒していると思います。
数年前に初めて、この展示会に来た時、“売場そのもの”が完璧に再現され、さらに毎年毎年、革新的な包装資材をどんどんと提案されるので、その“本気度”に、私は度肝を抜かれました。
今回も「6つのエモマー」
つまり
“感動的な売場”(実物)を再現されていました。
実際に下記の6社の売場が再現されていました。
①スーパーニシヤマ(丹波・福知山)
②ハローデイ(北九州)
③サンシャイン(高知)
④クッキー(鹿児島・出水)
⑤知久屋(静岡・浜松)
⑥どんたく(石川・七尾)
今朝、たまたま宿泊したホテルで朝食を取っているとニシヤマの西山社長にお会いし、全く面識もなく初対面でしたが、厚かましくも(笑)、名刺交換させてもらいました。
私は、いつもエフピコの展示会を拝見し、その「提案力パワー」に圧倒されます。
私は、八百屋も全く同じ“発想”が必要だと思います。
“素材”だけを販売するやり方ではなく、その“素材”をどのようにして販売するかを提案する「提案型の営業」は絶対に必要だと思います。
私共、中央卸売市場の青果仲卸業は“青果物だけ”を単に“右から左”に商いする事が商売だと思い込んでいます。
問屋の重要な仕事のうち、やはり、「メニュー提案」は重要なリテールサポートの一つだと思います。
私は、5年くらい前に、何とか弊社も提案型営業の“真似事”でもしたいと、老朽化した旧工場の片隅の一角を利用し、商品開発室を作りました。
そこは今、思えば、人様にさらすようなシチュエーションの場所ではなく薄汚い一角でした。
しかしながら、精一杯、そこにお取引先様や新規開拓中のお客様に来て頂き、よく、プレゼンテーションの“真似事”をしました。
そして新社屋を作った3年前に、旧工場での経験を活かし、思い切って、さらにパワーアップした部屋(商品開発室&プレゼンテーションルーム)を作りました。
そして現在の「惣菜のわかる八百屋」を始めたのも「提案型営業」を商売の柱にしたいからです。
しかし、今回のエフピコフェアに寄せて頂き、あらためて弊社グループの「提案型営業」は、本当にまだまだのレベルだと痛感します。
磨く必要がまだまだあります。
明日はその「惣菜のわかる八百屋塾」です。
今回もたくさんのお客様がお越しになる予定で、有難い事ですね。
黒田久一