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2010年

産地市場交流会と友人の食品スーパー

2010.04.07

昨日、朝一番で、商業界スパークルの友人の経営する食品スーパーに行って来ました。

スパークルで、横浜で食品スーパーを経営する仲間が2人いてますので、何れのお店もお邪魔しました。

上州屋の野口君とマルキの石渡君です。

2人とも4~5店舗を経営する地域密着型の商売に徹底しています。

全国どこもかしこも、そうでしょうが、横浜もオーバーストアの状況ですが、2人のお店には“魂”が入ってるなぁと感じました。

午後から、そして、農経新聞社主催の「産地市場交流会」の会合が東京でありました。

青果荷受会社が22社、青果仲卸会社が23社、その他、物流会社やシステム会社などが6社で、合計51社が、集結しました。

青果物流通も他産業と同様、大きな転換点に差し掛かっています。

今日は、自己紹介を3分間スピーチ形式で致しました。

これだけの人数なので、2時間半掛かりました。

全ての方々のお話を聞くにつけ、大変な時代の中にも、前向きな企業が大半であり、大きな刺激を頂戴しました。

互いに刺激しあい、そして情報交換しながら、たくさんの“学び”を得て行きたいと思います。

黒田久一

アメーバ経営

2010.04.06

今、横浜の山下公園にてアップしています。

眼前は横浜港です。

「赤い靴はいてた女の子の像」があります。

近くには中華街もあります。

朝一番で、横浜市内で数店の食品スーパーを経営している友人と久々に会います。

最近、新店を出されたので。

彼と私は、22年前の「商業界スパークル」の22期生の同期で、丸一年間、2ヶ月に一度、共に学び、共に寝食を一緒にした仲間です。

20代後半の時に「商業界精神」に触れ、その後の経営感に大きな影響を与えてもらいました。

「店は客のためにある」

さて、今朝は、ちょっと早く起きて、山下公園にて「アメーバ経営」を読んでます。

今、JALの再建を託された京セラの創業者である稲守和夫氏の著作です。

私は「盛和塾」の塾生ではありません。

家内は、塾生です。

ほぼ「アメーバ経営」を読了しましたが、もう少し深く読み込みたい本です。

言わずと知れた「部門別採算経営」を説いた本です。

京セラでは「利益の源泉は製造部門にある」との考え方から、営業部門の口銭は“一律”にしています。

弊社グループでは、問屋&小売の部門(ものづくりしない事業)と製造部門が、ほぼ半々になっています。

しかしながら、中々、問屋商売のマネジメントから、抜け出せていないのが、実状です。

コツコツと「ものづくり現場」を20年掛けて作って来ましたが、まだまだです。

これから、しばらく、深く勉強したいと思います。

黒田久一

ネット社会の進展はどこまで行くのか?

2010.04.05

もう今さら話題にするような事でないのかもしれませんが、旅行会社各社のネット化の拡大の記事についてです。

日経新聞の4/3(土)の朝刊から

売上高順位

①JTB

1兆1915億円

②近畿日本ツーリスト

3723億円

③H.I.S

3250億円

④楽天トラベル

3051億円

⑤一休

313億円

営業損益順位

①楽天トラベル

88億円

②H.I.S

71億円

③一休

13億円

④JTB

6億円

⑤近畿日本ツーリスト

▲33億円の赤字

明らかに旅行社のビジネスモデルは変わりました。

【有人店舗】→【ネット上店舗】

当然、コスト構造が違います。

今は、海外へ行く際のEチケットは、乗客各自のPCで受け取り、そして、それぞれのプリンターでプリントアウトしたらOKです。

昔のような何枚も綴じてある“重々しい航空券”ではありません。

今は、ただの“紙切れ”です。

旅行社による“取り次ぎ行為”がなくなってしまった為に、ビジネスモデルが激変してしまった。

私共、食品業界は、ここまでドラスティックに変わらなくても、徐々に影響はあるでしょう。

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。