
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.04.16
結局、鹿児島の知覧特攻平和記念館は、断念しました。
やはり船旅で揺れながら、そして、長時間の車の移動を考え“欲張らず”に宮崎港から熊本へ直行しました。
これでも2時間半かかりました。
そして熊本に到着するなり、ヒライさんの江津店で昼食を頂きました。
初めて父は、ヒライさんのお店に入り感動しました。
イキイキとした店内の雰囲気とふんだんな美味しそうなお惣菜の数々を見て。
「これな店があれば、コンビニが逃げてしまう」と(笑)。
私はヒライさん名物の山ちゃんラーメン、父は牛丼を食べました。
ボリュームがかなりあり、美味しかったです。
今、父は、ヒライさんの社員さんに紹介頂いた「あんま屋さん」にてマッサージを受けています。
はるばる奈良から来たので、店主の方は、時間延長は、一切、お金が要らないと、本当に親切にして頂き、感謝です。
黒田久一
2010.04.16
ヒライさんの40周年記念式典には、全国各地からたくさんの方々がお見えでした。
企業と言うものは、どんどんと前向きに進む会社には、どんどんと人が集まる。
そんな気が致しました。
基調講演は副島隆彦氏の
『世界経済の先行きと今後の日本の進むべき道』
でした。
ちょっと過激な講演でした(笑)。
宴席では「古楽器のアンサンブル」の演奏がありました。
素晴らしい音色でした。
さて、当ブログでも、何度かご紹介しましたが、私とヒライさんとの出会いは、ある雑誌です。
ヒライさんを知ったのは、昨日弊社までお越し頂いた倉本初夫先生が主幹を務められる商業界発行の「食品商業」と言う雑誌で“ヒライ特集”があり、それが“ご縁”を頂戴するきっかけでした。
“縁”とは、どのように繋がるか本当に分かりません。
だから人生は、面白いのかも知れません。
私は、その当時の「食品商業」の記事に非常に興味を抱きました。
郊外型弁当店で超繁盛店って、どんな感じなのか?と。
私は、居ても立ってもおれず、その記事を片手に阿倍野(天王寺)から、早速、夜行バスで熊本に向かいました。
平成2年の時で、私が30歳の時でした。
あの頃は、必死で、あらゆる情報が知りたかった。
天草にあるお店を見て、度肝を抜かれました。
あまりにも繁盛店でした。
私は帰るなり、全く見ず知らずでしたが、ヒライさんにお手紙を書きました。
そうしたら早速お電話を頂き、再度、表敬訪問させて頂き、それ以来、公私とも、長いお付き合い頂いています。
弊社は、今期47期目を迎えます。
創業以来、過去一度たりとも記念式典などは、一切した事がありません。
しかしながら50周年の節目には、何とか小宴でもやりたいと思います。
その時までに、恥ずかしくないような体制を作りたいと思います。
黒田久一
2010.04.15
本日、商業界の主幹であられる倉本初夫先生が、わざわざ弊社までお越し頂きました。
商業界は、ご存知のように、業界雑誌の会社です。
食品商業
販売革新
飲食店経営
などの月刊誌だけでなく、その他、たくさんの本を出版されています。
ただ単なる出版社と言うより「箱根ゼミ」と呼ばれる商人の勉強会を何十年もやって来られました。
ダイエーの中内功さんも、イトーヨーカ堂の伊藤雅俊さんも、ジャスコ(イオン)の岡田卓也さんも、ニチイ(マイカル)の西畑さんも…。
数え上げたらキリがありません。
日本の“正しい商人のあり方”“正しい商業のあり方”を導いて来て下さいました。
私は20代後半、初めて、その「箱根ゼミ」に参加した事があります。
商業の世界にも、こんなにも真摯な世界があったのかと、衝撃がありました。
それまで、私は、商売とは、ある意味、隙あらばの、騙し合いに勝った者だけが、勝ち残る世界ではないか。
つまり卑しいと言うか、汚いと言うか…。
そんな後ろめたさを感じていました。
しかし、二泊三日の商業界「箱根ゼミ」に参加し、毎晩、車座になって、真剣勝負で事業(商売)について、悩みを打ち明け、そして、話し込む。
すごい崇高な研修会でした。
その後、私は、ご縁があって「商売界スパークル」に入塾しました。
昭和63年で、私は、22期生です。
このスパークルは、二世、三世の若手経営者の勉強会です。
そのスパークルを主宰されて来られたのが、倉本初夫先生です。
今年で、御歳88歳、つまり米寿になられます。
ちなみに初夫先生のお父様が、倉本長治先生で、初代商業界主幹です。
今回、わざわざ弊社まで、お越し頂いたのは、先日のスパークル例会で「昭和恐慌から学ぶ」と言う初夫先生の自主制作のDVDに感銘を受け、是非とも、社内鑑賞会をしたいと思い、初夫先生に相談したところ、初夫先生の来阪に合わせて実現する事が出来ました。
今日は、仕事の関係で、全員ではありませんでしたが、約35名の社員が鑑賞出来ました。
本当に素晴らしい勉強会になりました。
倉本初夫先生には、いつまでも、お元気で、いらして頂きたいと思います。
本当にありがとうございました。
感謝。
黒田久一
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