
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.04.23
久々に中国に来て、そして、初めて北京に来て感じた事は、この国は、今、まさしく“沸騰”しているのではないかと。
どこの観光地に行っても、レストランに行っても、ショッピングセンターに行っても、とにかく、人、人、人。
中国を語るのに、今さら、人が多い事を話をしても仕方がありませんが、それがわかっていても、あらためて、そう感じます。
今日、行った観光地のバス停の観光バスの数は、恐ろしいくらいの台数でした。
レストランも満席のお店が、如何に多い事か。
日本で“満席ウェイティング”のかかるレストランは、今やあまり見かけなくなりました。
私は27年前にファミリーレストランのデニーズに入社しましたが、あの当時は、土日は、必ずウェイティングがかかりました。
中国は、まさしく、あの当時、それ以上に、今は“沸騰”しているように感じます。
どこまで続くか分かりませんが…。
“沸騰”中国、そんな感じがします。
写真は、北京一の目抜通り、王府井(ワンフーチン)です。
黒田久一
2010.04.22
本日、長野県から、同業の青果関係者の皆様が弊社までお越しになりました。
以前、弊社の『惣菜のわかる八百屋塾』に青果荷受会社である長印(チョウジルシ)様の常務がお越し頂いたご縁です。
長印さんの市場の青果仲卸さんが、他市場視察の研修会の一環で、本日の弊社と明日の京都の中央卸売市場のK果さんと表敬訪問されるご予定との事です。
「他市場から学ぶ」
最近、中央卸売市場の青果荷受会社や仲卸業者の勉強会が、活発になっているように思います。
大変良い事だと思います。
私どものような中央市場の青果業者は、過去、本当に閉鎖的かつ排他的な“特殊”な業界だったと思います。
弊社を含めて“井の中の蛙”だった業界です。
その意味でも積極的な交流は“”あらたな芽 が生まれる可能性もあります。
今日は、弊社のHMR工場を視察頂き、弊社の事業内容を説明させて頂きました。
何故“内食”の領域だけでなく“中食”や“外食”に対応して来たかの背景もご説明させて頂きました。
これからも“双方向”でどんどんと情報交換させて頂ければと思います。
黒田久一
2010.04.20
今日は、東京に来ています。
先日、(社)日本惣菜協会のF専務から、お電話があり、農林水産省の総合食料局の外食産業室の方と会食を一緒にしたいと。
それで上京しました。
F専務は、私の親分でもあり、師でもあり、友人でもあります。
この方の要請なら断れません(笑)。
外食産業室の方々とは、何度もお会いし、また、弊社にも数回お越しなられた事もあるので、知らぬ中ではないので、いろいろと、会食しながら、ざっくばらんに情報交換させて頂きました。
ざっくばらんと言うより、私は、かなり“本音”で日本の農業問題やら市場流通の問題やら農業政策の矛盾やら…。
まあ何れも本当に難しい問題です。
創業者である父は、言いました。
「こんな矛盾だらけ、問題だらけ、遅々と物事が進まない青果業界だからこそ、我々のような中小零細企業にもチャンスがあるのだ」と。
これは真理かと思います。
でないと大資本が、とうに市場を席巻していたかとも思います。
さて東京までの道中で写真の週刊ダイヤモンドの「もっと知りたい!ドラッカー」の特集記事を読みました。
最近、ドラッカーブームとでも言えるのでしょうか、テレビでも雑誌でも本当によく目にします。
2005年に95歳で亡くなっているにもかかわらず、ドラッカーが残した言葉の数々が、特に、経営者の心に響くのかと思います。
私もその一人です。
週刊ダイヤモンドの表紙には『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』と言う本からのものです。
ちなみに、今、巷では『もしドラ』と縮めて(笑)言うそうです。
近いうちに『もしドラ』を読みたいと思う。
黒田久一