
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.11.24
(社)日本惣菜協会の「明日の惣菜を語る会」にて北海道に来ています。
今回は、工場視察と言う事もあり、全国から、30名近い仲間が集まりました。
弊社からは、私と品質管理室長と製造部主任の3名が参加させてもらいました。
こちらの工場は、北海道で最大のコンビニチェーンS社のお弁当を作っているベンダーさんです。
こちらは、北海道内で4工場体制で網羅しています。
今回は、本社工場を視察させて頂きました。
本社工場では、1日に約11万食を出荷されているかなり大きな工場です。
この工場は、竣工したのが、平成3年、つまり19年前になります。
私は、確か17年前に見学させて頂きました。
あの頃は、右も左も分からなかったので、ただただ、その規模に『圧倒』されて終わりました。
17年経ち、私自身も多少なりとも“目が肥え”(笑)、また、弊社も大小合わせて3つの工場を運営する立場になり、見るべき視点が変わりました。
その上での感想は、ただ一言、
『感動』
に尽きます。
それは、この工場が19年経った工場とは、とても思えないクリンリネスが維持され、工場内は「5S」が徹底されていました。
機械は、毎日、分解洗浄され、まさしく「いたわるような気持ち」で、機械を扱っておられました。
この工場の床、ピカピカです。
19年磨き続けています。
一番下の写真は、
「明日の惣菜を語る会」の現在のT会長(巨漢)(笑)と前会長のチビッコの(笑)私です。
大変勉強になりました。
黒田久一
2010.11.23
本日より札幌に来ています。
明日から(社)日本惣菜協会の「明日の惣菜を語る会」があります。
全国の若手経営者の勉強会です。
私は、前部会長でした。
4年間、微力ながらやらせて頂きました。
大変、勉強になりました。
さて、明日は、北海道では、一番の店舗数を展開していますコンビニであるSチェーンの弁当ベンダーさんの工場見学会があります。
こちらのコンビニでは“100円惣菜”のオンパレードがあります。
すごいアイテム数です。
私が、一年前に訪札した時より、明らかにアイテム数が増えています。
和惣菜やら、サラダやら、漬物やら、スパゲッティやら、焼きそばやら、揚げ物やら…。
北海道にはセブンイレブンもローソンもサンクスも進出していますが、こちらは、独自路線を打ち出しているように思います。
店内調理にも力を入れています。
明日の工場視察ですが、私は、17~8年前に「全国デリカ研究会」で視察した事があります。
しかし、あの当時は、私は、食品工場をほとんど視察した経験がなく、右も左も分からない状態の中で、工場視察をしたので、ただただ、その規模とコンベアのラインに圧倒された記憶しか残っていません。
その意味で、明日の工場視察は、大変楽しみです。
私自身がどんな感想を抱くのか…。
また別の“気付き”があるような気がします。
明日は、弊社の品質管理室長と製造社員も参加し、一緒に勉強させてもらいます。
黒田久一
2010.11.21
今回の「ガイアの夜明け」は、ローコスト・キャリア(LCC)についてでした。
つまり格安航空会社についてです。
昔に比べたら、海外への航空券は、むちゃくちゃ安くなりました。
昔は、ヨーロッパ南回り便(途中、何ヵ国も寄港する)と言うヤツでさえ、ヨーロッパ往復が、最低でも20万円以上はしてました。
私が初めて海外に出た時のドル=240円でした。
今なら3倍の力があります。
ガイアの夜明けでは、クアラルンプールへの片道が、キャンペーン中とは言え、たった5,000円だと。
ここまで安くなくとも、本当に「世界は近くなる」。
私は、弊社の社員の中で、一度も海外に行った事のない社員を創業50周年(来期48期)までに、必ず全員、海外に連れて行きたいと思います。
香港でも台北でもソウルでも上海でも、どこでも良い。
とにかくパスポートを取得して、日本を出て、異国の地を踏ませてやりたい。
誰しも、初めて海外に行く時“ワクワク”した筈です。
(中には憂鬱になる方もいるかも知れませんが…)(笑)
私は若い頃から、しょっちゅう海外には出て“体感”する機会に恵まれていました。
両親や特に後押しをしてくれた亡き祖母には、感謝しています。
しょっちゅう海外に行く人から見れば、今さら、たいそうに言わなくても、海外、特に東アジアなら、いつでも行けるじゃないか…と。
でも、です。
全く行った事のない人は、やはり、ちょっと後押しをしてあげないと、中々、難しいかと思います。
私の友人で、愛知県で、食品スーパーの経営者がいます。
彼の凄いのは、社内の慰安旅行で、ほぼ毎年、たった、一泊二日ですが「“弾丸”海外ツアー」をやってる事です。
我々のような食品を扱う会社は、年中無休が当たり前だから、社員旅行もやるには大変な苦労があります。
彼は、そんな中でも、必死でやりくりして、社員を海外に行かせ続けています。
経営者自ら下見に行き、レストランの味を確かめ、視察ポイントを厳選する…。
誰だって、パスポートを持って海外に行くと、気持ちが変わります。
海外を“体感”すると、グローバルな視点、つまり視野が広がります。
そんな姿勢の会社が、強くならない筈はありません。
これだけ安くなれば、僕も友人に負けず挑戦しようかなと思います。
黒田久一