惣菜のわかる八百屋オヤジのブログ 惣菜のわかる八百屋オヤジのブログ

2009年

第24回惣菜のわかる八百屋塾と SFA

2009.09.18

昨日は、第24回の「惣菜のわかる八百屋塾」でした。
お陰様で今回も120名を越える来場者があり、社内は活気に溢れました。

今回の特別講師は、ローソンジャパンの元社長である都築先生の講演でした。

「食糧・農業・流通事情とこれからの企業経営について」いうタイトルでご講演頂き、大変素晴らしいご講演内容でした。

都築先生は、ダイエーの大卒二期生ですが、全国採用となっては、初めての大卒採用なので、実質的には、一期生の方かと思います。

中内オーナーの薫陶を受けた側近の方です。

ダイエー時代のお話、ローソンの社長を引き受けた頃のお話など、貴重なお話をたくさん聞くことが出来ました。

お越し頂いたお客様も皆さん満足して頂けたかと思います。

年内は、あと
10/22(木)
11/26(木)の二回を予定しています。

是非、お越し下さい。

さて本日、午後から、新しいグループウエア導入の為の社内説明会を致しました。

グループウエア、弊社の場合、ほとんどがスケジュールのみを活用して参りましたが、5年程前から導入し、ここ1~2年で何とか営業社員には定着しました。

今度は、ほぼ全社員を対象にグループウエアをの活用を拡大します。

また営業マンには、営業管理を強化する為に、SFAを導入したいと思います。

http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/sfa.html

部門が増え、社員も増えると、「情報共有」が課題となります。

これから、いかに定着するかですが、辛抱強く、取組みたいと思います。

黒田久一

本と共に

2009.09.16

今回の旅の道中で、二冊の本を読みました。

①「一勝九敗」

ユニクロの創業者である柳井正氏の自叙伝な本です。
以前、既に読んだ事がありますが、文庫本になって再読しました。

あらためて壮大なビジョンの持ち主だなと思います。
大変読みやすい本です。

柳井氏は、シャイな性格かと思います。

そして次に
②「ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生を語る」と言う本です。

たまたま本の帯には、ユニクロの柳井さんの推薦文が書かれていました。

ご存知、ピーター・F・ドラッカーは、同書によれば「偉大なるマネジメント思想家」と書かれているように世界中のビジネスマンに多大な影響を与えた人です。

以前読んだピーター・F・ドラッカーの本に「ビジネスとは“需要”の創造である」と書かれたワンフレーズが、いまだに強烈に印象に残っています。

今回の本は、アメリカで有名な編集者が、96歳で亡くなる2年前、つまり94歳の時にインタビューした時の話を中心に過去のドラッカーの功績を整理した本でした。

つまりドラッカーの世界に旅をする。

ドラッカーの教えは、どちからと言えば、私は、日本人的な思想と良く似ているなと思いました。

決して派手でなく、謙虚な経営思想こそが、ビジネスの根幹であると書かれているように感じました。

黒田久一

八百屋の原点

2009.09.16

今、帰路の乗り継ぎで、サンフランシスコ国際空港にいます。

ニューヨークからサンフランシスコまでの飛行時間は、約6時間半でした。

ニューヨークを飛び立ったのが、朝6時発のフライトだったので、マンハッタンのホテルは、午前3時半に出ました。

結局、前日から荷造りやら書類整理やらで、一睡もしませんでした。

今回の旅で、いろいろと感じました。

マンハッタンと言う世界でも有数の華やかな街ではありますが、そのビジネスの世界では、本当に厳しいものを感じました。
5年前に来た時と、2年半前に来た時と、時系列で有名店を見て来ましたが、まさしく栄枯盛衰、潰れた店も、たくさんありました。

あの老舗であるbalducci’sがなくなり、お金持ちの子供の為のデリ専門店であったKIDS FRESHも跡形もなくなくなり、そして、プリぺヤードフード(完成品の惣菜だけでなく、半完成品である惣菜キット的な商品)の専門店あったREALLY COOL FOODSもなくなっていました。

その他、細かな店まで含めると、かなり消え去りました。

やはり昨年のリーマンショックは、世界的な規模で、財布のヒモを固くしてしまったように思います。

しかしながら、元気の良いお店もたくさんありました。

ゼイバーズもフェアウェイも、相変わらずの元気でした。

特にユニオンスクエアの青空市は、5年前よりも、そしてさらに2年半前よりも、消費者を惹き付ける素晴らしい青空市に発展していました。

弊社の本業は、八百屋であり、青果業の隆盛は、勇気を与えてくれました。

昔では考えられませんが、野菜や果物が、料理の中心となる時代になりました。

これからも益々、その可能性があると信じ、その時代に対応した商売を心掛けたいと思います。

写真は、マンハッタンの街角のどこにでもある八百屋の屋台です。

まさしくこれが、「八百屋の原点」です。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。