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2009年

ユニクロ流「国富論」

2009.10.21

昨晩は、デリ研(全国デリカ研究会)の皆様と共に、温泉旅館に宿泊し、会食を共にし、大いに語らい、そして会食後も一番大きな和室に集まり、文字通り、車座になって昔話に花を咲かせながら、そしていろんな事を語る事が出来ました。

大先輩の皆様、本当にありがとうございました。

今日は、ゴルフ組と観光組に別れてのスケジュールですが、私は、午後から東京で(社)日本惣菜協会の理事会があり、お先に失礼し、今、新潟から東京へ向かう新幹線の車内で、これを書いてます。

たまたま宿泊していた旅館の部屋に届けて頂いた朝刊(読売新聞)には、またまたユニクロの柳井会長の記事がありました。

この人の記事は、やはり、引き込まれますね。

タイトルも

「ユニクロ流国富論」

「成功は一日で捨て去れ」とあり、ついつい読みました。

記事の中には
「不況に負けてはいけない」

「常識を変え、服を変え、世界を良い方向へ変えて行く。この大きな理念の下に我々は働いている」

「今の日本の体たらくの一番の原因は、国民が、特に若い人が、将来の希望を持てないことにある。」

「それを変えるのは、国や行政ではなく個人や私企業だ」

「今ほど日本がグローバルに展開できる好機はない」
「中国からインドまでが現在、世界最大の成長センター。そのアジア文化圏の一員で、人、物、金、情報、技術、教育、交通、全てのインフラがそろう日本は、アジアへ進出するのに断然有利であり、国内に留まっている理由はない。」

「今の日本は、志が非常に低下し、そして、とりあえず売れる商品、表面だけの結果を求めている」

「昔のような原始的な成長意欲が抜けて、日本は、ふんわりした文化国家になってしまった」

「日本は、サラリーマンが増え過ぎてしまった。日本という恵まれたエレベーターに乗って、気がついたら止まっていた」

本当にうなずく事ばかりです。

閉塞感に満ち溢れている今ほど、このような大きなビジョンを掲げる経営者は、光輝きます。

柳井会長自らが書かれた二冊目の本、

「成功は一日で捨て去れ」は、さっそく買って読んでみたいと思います。

黒田久一

全国デリカ研究会

2009.10.20

今日は、新潟に来ています。

昔、「全国デリカ研究会」という勉強会がありました。

この会は、昭和53年に、全国の有志が集まり、結成された勉強会です。

残念ながら、今から15年くらい前に解散しました。

私が入会させて頂きましたのが、確か、平成4年頃でした。

先日のブログでも書かせて頂いたように、平成元年から、私は、奈良県中央卸売市場内の関連卸内の「天ぷらとフライのお店」の店長をしていました。

そして、とにかく勉強したい、情報収集をしたいと思っていた頃でしたので、この勉強会を知るや、さっそく入会させて頂きました。

それまでは、食品工場を見学をした事など一度もなく、会員企業の工場見学会には必ず参加しました。

弊社は、工場らしい工場がなかった時代だったので、全ての見学先の立派な工場に、ただただ、圧倒されるばかり、感動するばかりでした。

いつか、ちゃんとした工場を持ちたい、そして繁盛店のお惣菜店も持ちたいと、いつも、思っていました。
本当に何から何まで勉強させて頂きました。

今日は、その頃のメンバーの方々の同窓会みたいな集まりです。

当時、私はマネジャーと言う立場で、社長でないのは、私くらいのものでした。
私より遥かに大先輩の皆様ばかりですが、互いの近況報告をし、また、何かを得て帰りたいと思います。

今晩は、新潟の岩室温泉に宿泊します。

温泉に浸かりながら、じっくり、お話をさせて頂きます。

感謝。

写真は、
伊丹からのJALのプロペラ機です。JAL、頑張れよ!

新潟のSMと言えば、原信さんですね。

黒田久一

卸売市場について考える( 昨日の続き)

2009.10.19

昨日のブログの延長になりますが、引き続き、卸売市場問題です。

「農林リサーチ」2009/10号に下記の記事がありました。

酪農学園大学の細川教授は、
『食い止めろ!市場の地盤沈下』のコラムで、次のように書かれています。

「卸売市場の経由率が、じりじりと下がり続けている。といってもまだまだ過半(約65%)を占めており、悲観的になり過ぎる事はない。そもそもアメリカのように特定産地で集中的に大量生産していれば、卸売市場を通さなくても販売はできる。しかし、日本は、全国に無数と言っていいほど、多数の産地&生産者がおり、卸売市場ほど適した流通機構はない。この事は確信を持って良い。問題は、卸売市場が昔ながらのやり方に繰り返し、変化対応して来なかった事だ」と。
私も全くの同感です。

この根幹部分を揺るがないようにする事が、我々、青果仲卸の使命だと思う。

引き続き、おりにふれ、卸売市場の将来について、書き続けたいと思います。

さて、話しは変わりますが、今日は、午前中に「大腸内視鏡検査」を受けました。

昨日から、一日がかりで、写真の指定された食事セット(おかゆ、ゼリー、カロリーメイト、スープなど消化の良い物)を食べて、そして夕方から大量の1.8リットルの下剤入りのポカリスエットみたいなやつを飲み、夜中に何度もトイレに行き、お腹を空っぽにして、検査に臨みました。

やはりドキドキしますね、前科のある(笑)者にとっては…。

しかし、幸いにも治療が必要な症状はありませんでした。

ホッとしました。
一年に一回受けておきたいと思います。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。