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2008年

おかげさま

2008.06.09

おかげさま

夏が来ると「冬がいい」と言う
冬が来ると「夏がいい」と言う
太ると「痩せたい」と言い
痩せると「太りたい」と言う
忙しいと「暇になりたい」と言い
暇になると「忙しい方がいい」と言う
自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う

借りた傘も雨が上がれば邪魔になる
金を持てば古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば親さえも邪魔になる

衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満の明け暮れ
隣を見て愚痴ばかり

どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるがよい
一体自分とは何なのか

親のおかげ
先生のおかげ
世間様のおかげの固まりが自分ではないか
つまらぬ自我妄執を捨てて
得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう

「俺が」、「俺が」を捨てて
「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい

これは私の友人が送ってくれた詩です。
彼は、九州のある惣菜大手企業に勤めています。
その惣菜大手企業の会長(創業者)と社長(二代目)のお二方からは、常々、可愛がって戴いております。
その会社の社員さんとは、時折、何かを感じた時、メールを送ったり、今回のように戴いたり…。

彼のような感性のある社員を育成される会社は、ただ従業員という関係を越えて、“強固な親子関係”すら感じます。

素晴らしいです。

人間は、私も含めて欲望の塊です。
私も一度は死をも意識した大病にかかりながらも元気になりゃ、すぐに忘れてしまいます。

おかげさま。

写真は、私の修行先の社長様から頂戴した絵画です。シルクロードの市場の賑わいです。

東京農業大学

2008.06.07

私事で大変恐縮ですが、私の長男は東京農業大学の農学部の学生です。

本日、在校生の父兄に対するオープンキャンパスがありました。
東京農大は、東京・世田谷キャンパス(本校)と神奈川・厚木キャンパス(農学部)と北海道・オホーツクキャンパスがありますが、今日は、オホーツクキャンパスを除く二ヶ所で同時二次元中継で説明会があり、びっくりしました。

私は、どんな大学なのか、知りたくて息子に内緒で(笑)、覗きに参りました。
息子に言うと間違いなく「オヤジ、絶対に来るな!」と言うのが分かってるので…(笑)。
父兄宛に案内状を送って下さるとは、最近の大学は、サービスがいいです(笑)。大学サバイバル時代からでしょうか(笑)?

昔の大学は、父兄宛の“郵便物”は全く皆無だったように記憶します。たぶん学費を滞納した時か、落第した時くらいしか(笑)、連絡がなかったように思いますが…。

東京農業大学は、開学115年で農学専門学校としては伝統があります。

アメリカの大学では、今、農学部人気が凄いと聞きました。

世界的にアグリビジネスが隆盛だからでしょうか?
でも、どっちみち愚息は、全く勉強してないでしょうが…(笑)。

初めてキャンパス内に入ってみて、のどかで環境の良い大学でした。

愚息よ、こんな恵まれた環境なんやから、ちょっとは勉強せいよ!

バカ親父より(笑)。

東京タワーと食品セミナー

2008.06.06

本日「加工食品の現場トラブル防止対策とシステムの構築法」と言うセミナーが東京でありました。

朝10時~17時までの終日講義でした。

4講座構成でした。

食品表示、トレーサビリティ、規格書管理、食の安心・安全問題、生産管理、サプライチェーンマネジメントなどなど、どちらかと言えば、広く浅くの1日講座でした。頭を整理する上で大変参考になりました。

今日1日の印象を一言で言えば、これからの時代の“安心&安全コスト”は相当にかかるだろうと。

本当に大変な時代です。またスペシャリストを社内に養成しなければと痛感した次第です。

もう毎日毎日がコスト高要因ばかりで、正直、頭が辛いです(笑)。

多くの中小食品メーカーや食品流通業者は、今後かなり淘汰されるような気がします。

とにかく私は、やれる事をただひたすら真面目に、コツコツしかないのかと思います。

写真は、ご存知「東京タワー」です。
本日のセミナー会場が真ん前のビルでありました。

「東京タワー」の隣にはイトーヨーカ堂の本社があったのですが、今は変わったようです。またその隣は「商業界会館」があります。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。