
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2008.06.17
今、成田に着きました。東京駅に向かうリムジンバスの中です。
この一週間、同行させて戴いた皆さん、本当にお世話になりました。
いろんな出会いを頂き、有難うございました。
旅行会社の社長であり、今回の添乗員の津川さんが、「人生は3万日と言われており、その中のたった7日ではありますが、その出会いを大事にしたい。」と。まさしくそうだなと思います。
3万日か~と。
約82年。
2万5千日の場合、68年。
2万日の場合、55年。
人生を“年単位”ではなく“日単位”で表すと余計に時間の大切さを実感します。
話は変わりますが、今回のイタリア研修中に、二冊の本を読みました。
一冊は、ダイエーの創業者である故中内 功氏の「わが安売り哲学」をもう一度読み返しました。帰国の途につく、ローマ→ミュンヘン(経由地)の小さなジェット機内でちょうど読み終えました。
中内 功さんの事は、当ブログにも何回か書かせて戴きましたが、あらためて日本の流通業界には歴史を残した人だとしみじみと思います。
晩年は寂しかったですが、そして、善きにつけ悪しきにつけ、功罪を問われる事の多い人だったかと思いますが、僕は読み終わって、本当に中内さんの生き方に感動しました。
写真は、機内では、携帯電話が禁止でしたが、コソッと(笑)、ローマ空港を飛び立って10分くらい経ち、水平飛行に移ってからの窓の外の青い美しい大海原です。
天国にいる中内さんに「素晴らしい本、本当に有難うございます」と語りかけたい気持ちになりました。
昭和44年(1969年)に書かれたこの本は、ある意味、中内さんの社員に対する“檄文”です。それだけ急成長の真っ只中で、全社が燃え盛らんばかりの勢いが手に取るように分かります。
将来を予測された中で、外れた事もありますが、大筋の予測は、当たっており、あらためて凄いと感じました。
素晴らしい人にも出会え、そして素晴らしい本にも。
感謝。
黒田久一
2008.06.16
イタリア研修、あっと言う間の6日間でした。いろんな出会いがあり、美味しいものをたくさん食べて、本当にいろんな方としゃべってしゃべって(笑)、充実した研修でした。夕食は平均3時間かけて食べたと思います。だからしゃべってしゃべって…(笑)。
こちらの「食事の意味」は、“コミュニケーション”を果たすのに重要な役割を果たしていると痛感しました。
今朝、最終日の朝、4時に起床し、ローマの郊外の卸売市場に行きました。僕がイタリアへ立った翌々日に農水省の幹部(局長クラスの方)の方が弊社にお越しになりました。
その席で僕と営業部長がイタリアに来ている事を弊社常務が伝えると「是非、ローマの卸売市場を見るように伝えて欲しい」と。
そこで“決死隊”を編成し(笑)、八百屋である僕と営業部長以外に4人と合計6名で二台のタクシーに分乗し、いざ卸売市場へ。
卸売市場はローマの郊外にありました。
その名も
「 Centro Agroalimentare Roma」
ガイドなしだったので、身振り手振りの英語とスペイン語(イタリア語によく似てるので)で無事、到着しましたが、そこはまるで高速道路の「通過ゲート」のようになっており、カード(許可証)なくして入場が出来ませんでした。
タクシードライバーが、交渉してくれましたが、結局、事務局側の許可が出ず、あえなく断念しました。
タクシードライバーとゲート横のカフェで早朝のコーヒーを飲んで、ローマ市内へ戻りました。
非常に残念でしたが、朝早く起きたので、ホテルに
帰ってから、皆でブラブラ歩きながら、早朝の散策に出掛けました。
コロッセオやフォロ・ロマーノやら、ローマはそこらじゅうが遺跡だらけなので、清々しい最終日の朝でした。
写真は、まるで“関所”のような(笑)、入場ゲートです。
黒田久一
2008.06.16
せっかくなので観光も写真でお楽しみ下さい。
バチカン市国のサン・ピエトロ寺院内です。
キリスト教徒の総本山。
中は荘厳でした。
黒田久一