
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2008.09.01
昨日のベトナム・ブログ第一弾でバイクのあまりにも多さにびっくりしたと書きましたが、今朝、一人で歩いてみて、あらためてその多さに圧倒されます。
ホーチミンの人口は、800万人、バイクが300万台だそうです。
また町中の至るところに「ヘルメット屋」さんも多くあります。
こちらのバイクは中国製で日本円で約5万円、日本製で約15万円だとの事。
中国製のバイクに「HONDA」の偽マークをくっ付けて、すぐに“日本製”にするそうです(笑)。どこでもそのマークが手に入るそうです。
平均月収が1万5千円程度らしいので、やはり高価です。
ちなみにこちらは信号機がまだまだ少ないので、道を渡る時は、よほど注意をしないと危ないです。
現地ガイドによると交通事故による死亡事故でさえ“示談”で済むそうです。
約50万円らしいです。
車一台より人の命が安い。
それが現実らしいです。
ちなみに救急車を呼ぶのは、有料なので、ほとんど呼ばないようです。
黒田久一
2008.09.01
ホーチミンからバスで2時間くらいかかるところにミトーと言う街があります。
肥沃なメコンデルタ地帯の入り口の街です。
ここにある水産加工場の視察に行きました。
視察団は、米虫教授をはじめ、品質管理管理プロの方、大手ゼネコンの方なども参加されているので、中々、“鋭い視察”でした(笑)。やっぱり、その道のプロばかりなので。
中国の水産加工場もそうですが、管理レベルは、高いと思います。
今日は、原料は日本から持ち込んだ“つぼ鯛”のフィレ加工をしていました。「保税加工」と呼ばれるやり方です。
包丁さばきは、見事であり、ベトナム人は器用だそうです。
こちらの経営者は、女性社長でした。
複数の工場を経営し、さらに新工場を建築中でした。
中々のやり手のオバチャンとお見受けしました(笑)。
黒田久一
2008.09.01
写真は、メコン川に浮かぶ、筏(いかだ)の上で魚の養殖をしながら生計を立てる水上生活者です。
このミトー周辺だけで400隻もの養殖船があるそうです。
実際にその養殖船に乗り込ませて頂き、養殖の様子を見学させて頂きました。
テラピアかBASA(バサ)と呼ばれる魚を養殖していました。
凄い繁殖力だそうです。
餌をまくとすざまじい勢いで水面が跳ね上がり、ちょっと気持ち悪くなるくらいの数の魚でした。
その養殖船の中には、そこで生活している船も多いです。
外から見ていて、その暮らしぶりは、質素だなぁと思います。
日本人の感覚からすれば、大変な貧しい生活だなあと思いますが、意外とのんびり暮らしてるのかも?
まあこんなところへ来て自分の物差しを当て嵌めてはダメかと思いますが…。
黒田久一