
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2008.09.06
私のベトナム視察記(15)で、BRCについて、早速、知人の方からメールを頂戴しました。
やはり私の英語の聞き間違いでした。
british retail consumptionではありませんでした。
The British Retail Consortium でした。
つまり「英国小売協会」と訳せば良いのでしょうか?
consumption
(消費)ではなく、
Consortium
(協会)の事でした。
知人の女性は、食品関係のコンサルタントをされています。
超有名国立大の農学部出身の才媛です。
二回、海外にご一緒させて頂きました。非常に気さくな方です。
下記、教えて頂いた内容です。
「BRCとは、British Retail Consotium の基準のことじゃないかしら。 http://www.brc.org.uk/standards/default.asp?mainsection_id=1
小売業界の自主基準というか、そんな感じ。
と、私の浅い知識の中では、それが思い浮かびました。
EUに行くと、工場に入る時に、問診表は書かされます。
例えば、デンマークだと、入国してから48時間以上経たないと 豚のミートパッカーに見学に行けなかったり、農場に行った後は、工場に入れなかったりとか、厳しいルールがあります。
手洗いや白衣帽子も当たり前ですが、それ以上に、工場に入る人間も動物、変な病気を持って入らんか、とても気にしていますよ。
またイギリスは、食品衛生とは違いますが、動物福祉について うるさい(太田農相が使った「うるさい」です)。
どうやって飼われたか、家畜の一生が、食品の価格も左右する程の動物福祉先進国です。BRCは、自信ないですが、そうちゃうかと思います。」
非常に勉強になりした。ありがとうございます。
感謝。
黒田久一
写真は、上記内容と全く関係はありませんが、ベトナムで見た自販機です。まだまだ数は少ないです。それは紙幣流通が大半なのと自販機に対する信頼性がないからとの事でした。
2008.09.05
今日は、午前中、大手商社の現地駐在員の方の案内で、水産工場を見学させて頂きました。
今回のベトナム視察の中で、一番、管理がしっかりしている工場でした。
元々は、国営工場でしたが、現在、民営化されています。
工場に入る際は、「問診リスト」を書く必要がありました。
私は勉強不足ですが、BRCというイギリスの品質管理の認証の関係らしいです。
何の略かと聞きましたら、british retail consumption?と聞き取れました。スペルが合ってるか自信がありません(笑)
帰国後、調べてみたいと思います。このブログを読んでいる方でご存知の方は、メールを下さい。
h.kuroda@frux.jpです。
その問診リストには、下痢をしていないか?皮膚病はないか?などなどの質問が書いてありました。
また同行の長男を見るなり、言いにくそうに「子供は入れません」と。
現地商社の方が二十歳である事、大学生である事を伝えると、えらく受けた様子で、「No probrem.」だと(笑)。
どうも15~16歳くらいに見られたみたいです(笑)。
無事に息子も工場見学させて頂きましたが、当然、撮影は一切禁止でした。
ここは、一番の生産の多い商品は、内販向けの調味料のラインですが、こちらはほとんど日本人には関係がないので見せて頂けませんでした。ベトナム国内でも上位のシェアを誇るメーカーとの事でした。
海外向けラインは、水産加工(主にエビ)と小籠包やエビフライなど加工ラインがあります。
こちらは見せて頂きました。
かなりしっかりした管理体制でした。
この工場で今回のベトナム視察で企業訪問は終了します。
いろんな工場、圃場、養殖場などを見せて頂き、また「食品安全ネットワーク」の皆さんとの交流、そして大手商社さんの方からの情報など、たくさん触れる機会を得て、短い期間ではありましたが、何となく「ベトナムの雰囲気」だけでも体感する事が出来たと思います。
それと英語の必要性も痛感しました。ベトナムの現地企業の若手社員は、全て英語を話します。大卒の優秀な人材らしいです。
日本人は私も含めて10年近くも何らかの形でやるのに、全くしゃべれません(笑)。これからの人は、勉強をお勧めします(笑)。
さて写真は、現地商社の方が連れて行って頂いた「フォー」の繁盛店で食べた時の写真です。
現地の人でごった返していました。
鶏肉のフォーを食べましたが、意外とあっさりして、美味しかったです。
あと好みで、パクチーをちぎりながら入れ、もやしをトッピングして食べます。カラシ味噌なども溶かし、ライムを搾ってと。
中々の味でした。
黒田久一
2008.09.04
今日は、朝一番で大手商社の現地駐在員の方のご案内で、冷凍茄子の加工場を訪問しました。
ベトナムの冷凍茄子は、かなり前から実績のある商品です。
自分の目で確かめたかったので、大変参考になりました。
生産工程の管理もしっかりしたものでした。
原料そのものも大変良質でした。
期待以上の品種で驚きました。
この工場ではら他にオクラ、ゴーヤ、マンゴーなどを生産しているとの事でした。
黒田久一