
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2008.09.06
果物屋の屋台。
柿です。
黒田久一
2008.09.06
写真は、シクロ(人力車)に乗る息子です。この撮影後に、事件がありました(笑)。
私は、家族の写真は、ブログにはアップしない方針ですが、今回はちょっと載せます。たぶん最後です(笑)。
息子に内緒でアップしたので、ブログに載せたと分かったら、後で怒るやろうな(笑)。
夕方、長男と街をブラブラと歩いて大通りを渡ろうとしていました。
信号も横断歩道もない道で、あまりにも多いバイクと車で中々、渡れないので躊躇していると、写真のオッサンが近寄って来て、体を張って(笑)、道を渡らせてくれました。サイゴン川の夕暮れを見る為でした。
私は嫌な予感がしましたが「カムオン(有難う)!」と行ってサイゴン川の方へ歩いて行きました。
そして夕暮れを見て、再び歩き出すと、さっきのオッサンが再び現れ、ホテルへ送ると。
まあ仕方ないかと「ハウマッチ?」と聞くと「1万ドン(約70円)」だと。
直ぐにもう一台がやって来て、結局私と息子で二台のシクロでホテルへ。
案の定、ホテルへ着き、1万ドンを支払うと1万ドンではなく、10万ドン(約700円)だと。
おいおい0が一個足らんのかよ…(笑)。
ここは、平均月収が1万5千円の国です。
私はあえて逆らわず、支払ってやりました。
今回、息子を連れて来た理由は、“1人旅”のやり方を教授する為でもありました。
普通なら大声を出すべきです。
でも騙されてすむなら騙されてもかまわないと。
息子には、海外に行って、命さえ危害が及ばないならパスポートも金も取られても全く構わないと。
もう少し旅慣れたら、この場面は、ちょっと文句を言って“半値”くらいには値切るべきですが…。まだ今の段階では無理です。
次に休憩後、今度はチョロンと呼ばれる中華街にタクシーで向かいました。
今度は「雲助けタクシー」でした(笑)。
乗った瞬間、私は何か“匂い”がしました(笑)。
案の定、遠回りをした上に、驚いた事にメーターがびっくりするようなスピードで上がり始めました(笑)。
私は大声で「メーター!」と叫ぶと、そのメーターはスローダウンしました(笑)。
運転手は、ハンドルの下の方で右手で“怪しい操作”をしたのだと思います。日本では考えられないような事が何でもアリです(笑)。
チョロンに到着するや、メーターは19万5千ドン(約1400円)になっていました。明らかにメーター操作です。
私は、わざと5万ドン札(350円くらい)を出したら、この“雲助けドライバー”は、「Very so far .(メチャ遠いから)」と。
結局、今回も支払ってやりました。
息子には海外に来たら、悲しい事ではあるが、絶対に気を許すなと言いました。特に観光地に行けば、ニコニコして、すり寄って来る連中は、必ず騙すものくらいの感覚で対応しろと。
私は「でもちょっとくらい騙されたって、たかが知れている。何でもかんでもビクビクしてたらどこも行けん。旅慣れて来たら“匂い”で何となく分かる。そしてそんなワルの交わし方も分かる。こんな事がきっかけでトラウマとなり、そして余りにも用心深くなって食わず嫌い(どこにも行かなくなる)になるよりも、どんどんいろんな経験を積んだ方が良い」と。
まあ、しかし同じ日に連続でぼられるとは…(笑)。よほど、人の良さそうな親子に見えるんかな(笑)。
中華街で晩御飯を食べて再びホテルへ帰ると、さっきの半分以下の時間で、メーターは、さっきの1/3以下の6万ドン(400円余り)でした。
まあ勉強になりました(笑)。
黒田久一
2008.09.06
この「戦争証跡博物館」には、あの有名な写真も展示されていました。
確か教科書でも見たことがあります。
ピューリッツアー賞を受賞した沢田教一さんの写真です。
この後、沢田さんは、カンボジア内線を取材中にプノンペン郊外で銃撃され、34歳の若さで亡くなりました。
黒田久一