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2008年

ベトナム(25)BRC について

2008.09.06

私のベトナム視察記(15)で、BRCについて、早速、知人の方からメールを頂戴しました。
やはり私の英語の聞き間違いでした。
british retail consumptionではありませんでした。
The British Retail Consortium でした。

つまり「英国小売協会」と訳せば良いのでしょうか?
consumption
(消費)ではなく、
Consortium
(協会)の事でした。

知人の女性は、食品関係のコンサルタントをされています。

超有名国立大の農学部出身の才媛です。
二回、海外にご一緒させて頂きました。非常に気さくな方です。

下記、教えて頂いた内容です。

「BRCとは、British Retail Consotium の基準のことじゃないかしら。 http://www.brc.org.uk/standards/default.asp?mainsection_id=1
小売業界の自主基準というか、そんな感じ。
と、私の浅い知識の中では、それが思い浮かびました。
EUに行くと、工場に入る時に、問診表は書かされます。
例えば、デンマークだと、入国してから48時間以上経たないと 豚のミートパッカーに見学に行けなかったり、農場に行った後は、工場に入れなかったりとか、厳しいルールがあります。
手洗いや白衣帽子も当たり前ですが、それ以上に、工場に入る人間も動物、変な病気を持って入らんか、とても気にしていますよ。
またイギリスは、食品衛生とは違いますが、動物福祉について うるさい(太田農相が使った「うるさい」です)。
どうやって飼われたか、家畜の一生が、食品の価格も左右する程の動物福祉先進国です。BRCは、自信ないですが、そうちゃうかと思います。」

非常に勉強になりした。ありがとうございます。

感謝。

黒田久一

写真は、上記内容と全く関係はありませんが、ベトナムで見た自販機です。まだまだ数は少ないです。それは紙幣流通が大半なのと自販機に対する信頼性がないからとの事でした。

ベトナム(23) 屋台編⑤

2008.09.06

雨ガッパ屋&ミニキヨスク。

ベトナムでは、あまり傘をささないらしいです。

バイクも多いので、もっぱら雨ガッパ。

ベトナム(18) シクロと性悪説

2008.09.06

写真は、シクロ(人力車)に乗る息子です。この撮影後に、事件がありました(笑)。
私は、家族の写真は、ブログにはアップしない方針ですが、今回はちょっと載せます。たぶん最後です(笑)。
息子に内緒でアップしたので、ブログに載せたと分かったら、後で怒るやろうな(笑)。

夕方、長男と街をブラブラと歩いて大通りを渡ろうとしていました。
信号も横断歩道もない道で、あまりにも多いバイクと車で中々、渡れないので躊躇していると、写真のオッサンが近寄って来て、体を張って(笑)、道を渡らせてくれました。サイゴン川の夕暮れを見る為でした。
私は嫌な予感がしましたが「カムオン(有難う)!」と行ってサイゴン川の方へ歩いて行きました。
そして夕暮れを見て、再び歩き出すと、さっきのオッサンが再び現れ、ホテルへ送ると。
まあ仕方ないかと「ハウマッチ?」と聞くと「1万ドン(約70円)」だと。
直ぐにもう一台がやって来て、結局私と息子で二台のシクロでホテルへ。
案の定、ホテルへ着き、1万ドンを支払うと1万ドンではなく、10万ドン(約700円)だと。
おいおい0が一個足らんのかよ…(笑)。
ここは、平均月収が1万5千円の国です。
私はあえて逆らわず、支払ってやりました。
今回、息子を連れて来た理由は、“1人旅”のやり方を教授する為でもありました。
普通なら大声を出すべきです。
でも騙されてすむなら騙されてもかまわないと。
息子には、海外に行って、命さえ危害が及ばないならパスポートも金も取られても全く構わないと。
もう少し旅慣れたら、この場面は、ちょっと文句を言って“半値”くらいには値切るべきですが…。まだ今の段階では無理です。

次に休憩後、今度はチョロンと呼ばれる中華街にタクシーで向かいました。

今度は「雲助けタクシー」でした(笑)。
乗った瞬間、私は何か“匂い”がしました(笑)。

案の定、遠回りをした上に、驚いた事にメーターがびっくりするようなスピードで上がり始めました(笑)。
私は大声で「メーター!」と叫ぶと、そのメーターはスローダウンしました(笑)。

運転手は、ハンドルの下の方で右手で“怪しい操作”をしたのだと思います。日本では考えられないような事が何でもアリです(笑)。

チョロンに到着するや、メーターは19万5千ドン(約1400円)になっていました。明らかにメーター操作です。
私は、わざと5万ドン札(350円くらい)を出したら、この“雲助けドライバー”は、「Very so far .(メチャ遠いから)」と。

結局、今回も支払ってやりました。
息子には海外に来たら、悲しい事ではあるが、絶対に気を許すなと言いました。特に観光地に行けば、ニコニコして、すり寄って来る連中は、必ず騙すものくらいの感覚で対応しろと。

私は「でもちょっとくらい騙されたって、たかが知れている。何でもかんでもビクビクしてたらどこも行けん。旅慣れて来たら“匂い”で何となく分かる。そしてそんなワルの交わし方も分かる。こんな事がきっかけでトラウマとなり、そして余りにも用心深くなって食わず嫌い(どこにも行かなくなる)になるよりも、どんどんいろんな経験を積んだ方が良い」と。

まあ、しかし同じ日に連続でぼられるとは…(笑)。よほど、人の良さそうな親子に見えるんかな(笑)。

中華街で晩御飯を食べて再びホテルへ帰ると、さっきの半分以下の時間で、メーターは、さっきの1/3以下の6万ドン(400円余り)でした。

まあ勉強になりました(笑)。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。