
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2008.10.01
昨日「オゾンセミナー」が終わり、ホテルに向かう地下鉄駅に降りるとキオスクの新聞ラックは、株価急落の夕刊ばかりでした。
今朝の日経一面にも、この一年で世界の株価の時価総額が2000兆円目減りしたと。
世界のGDPの4割がぶっ飛ぶ。
まさに「バブル崩壊」かと思います。
この数年、しばしばテレビ番組などで年収数億円稼ぐトレーダーとか、豪邸を紹介する番組とかに出て来る人々は、“ごくごく普通の仕事”ではなかったと思います。
“ごくごく普通の仕事”の規定は、難しいですが…(笑)。
一言で言えば、マネーゲームの感覚的な商売。
私は共産主義者ではないので(笑)、資本主義経済下においては基本的に“何でもあり”かとは思うのですが、ここ数年、何か違和感のある感覚もあったのも事実です。
アメリカ議会が昨日は一旦、公的資金の注入を否決しました。
世論の反発を恐れての事でしょう。
弊社のような食品を扱う商売は、「粗利」そのものが本当に薄利です。
その中からあらゆる経費を支払い、利益を残さなければならない。
基本的に食品流通は“発明”のようなたぐいの商売とは全く無縁なので、地道にコツコツ積み上げる利益しかありません。
先日、ある業界雑誌を見ていたら、和歌山の食品スーパー大手O社さんのトップが、中期計画目標で、現在の平均年収500万円強を700万円にしたいと書かれていました。
非常に現実的かつ大きなビジョンに共鳴致しました。
私は本当に吹けば飛ぶような会社のトップではありますが、いつか“良い会社”にしたい。
社員の年収も必ず上げたい。
そして、それぞれの社員たちのかけがいの人生が我が社で良かったと思えるような会社経営もしたいと思います。
今日から下期に入ります。
特にこの第3四半期(10-12月)のあり方で大きく業績に左右されるだけに気を引き締めてやりたいと思います。
黒田久一
2008.10.01
ここは東京都練馬区の閑静な住宅街のど真ん中にある農地です。
昨日の日経新聞の15面に本当に小さな記事でしたが、イオンさんが、ディスカウントスーパーを、9/30つまり昨日オープンしたと記事を東京へ向かう新幹線の中で読みました。
見落とすような記事でした。
たまたま東京に来ている事もあり、帰りに立ち寄ろうと社員に頼んで、住所をインターネットで調べて欲しいと頼みましたが、まだアップされていなかったらしく、最寄り駅までは分かりましたが住所が分かりませんでした。
104で問い合わせましたが、まだ登録がなかったみたいで、仕方なく日本経済新聞社の本社へ電話しました。
読者センターに回されましたが、無愛想なおっさんの声で「わかりません。イオンさんの本社へ電話して下さい。」
そしてイオンさんの本社の広報に電話をかけ、ようやく判明しました。
あまり詳しい地図がなかったので、迷いながら、駅から住宅街に歩いていると、このキャベツ畑にでくわしました。
その住宅街は、閑静で、ちょっと品のあるお家が多いように思いました。
こんな都心のど真ん中で畑を見るとホッとします。
練馬は昔から、キャベツや大根は有名です。
そしてようやく目的のお店へ。
店名は
「A ・Colle アコレ平和台駅前店」
住所は、練馬区早宮2-16-31
電話0120-310-760です。
営業時間は7:00~25:00です。
お店は、一言で言えばボックス・ストアでした。
鮮魚や惣菜はありませんでした。
一部、青果とアウトパックの肉がありました。
あとは文字通り、箱のまま陳列する一般食品などなど。
この業態で有名なのは、日本国内では何と言っても、
関東ではビッグAさん、
関西では、サンディさん
かと思います。
世界的に有名なのは、ご存知ドイツのALDIです。
欧州だけでなくアメリカでも展開されています。
最近、マスコミでよく目にしますが、日本の大手流通業もいろんなディスカウント業態に挑戦されようとしています。
今後ももう少し動静を見守りたいと思います。
黒田久一
2008.09.30
今日は、弊社工場長と一緒に東京へ「オゾン関連セミナー」に参ります。
朝から夕方までの終日セミナーです。各界の講師が4名、入れ替わり立ち替わりで、講演されます。
弊社の新工場での殺菌処理方法については、いろいろと悩みましたが、結局、オゾン水処理は採用しませんでした。
Fクローラ水を採用しました。
その他にもたくさんの処理方法はありますが、どれが我が工場にはベストなのかを今、勉強中です。
新工場には、新たな殺菌処理方法にも追加対応できるようにと既に「予備配管」を設置済みです。今後、2系統処理も可能です。
さて今日9/30は、多くの企業が年度末か半期末に当たります。
我が社は、3月末決算なので、半期末に当たります。
今日の朝刊は、
①松下電器がパナソニックに社名変更する旨の告知、
そして、
②大阪のダイリキさんが分社される旨の告知が載ってました。
ダイリキさんは、元々、肉の小売業からスタートされたと聞きますが、今は、外食店舗も相当に展開されています。
明日付けで、小売部門と外食部門を分離される告知が載っていました。
わが社フルックスグループも最盛期は、中央卸売市場は3市場、法人数も6社にて形成していました。
しかしながら時代と共に、順次“集約化”して参りました。
またグループ内の合併も進めて参りました。
この半期末で、さらにグループ内の合併も致しました。
商売とは、その時代、時代で「集合」と「離散」を繰り返すものだと私は思います。
またいつか近い将来に「分社」する事もあるかと思います。
時代に「変化対応」する事は、本当に難しい経営判断かと思います。
黒田久一