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香港の市場で捕まりました( 笑)

2008.05.22

朝から香港で最大規模の卸売市場「長沙湾 蔬菜批発市場」へ一人で参りました。

某地銀の香港支店の方から事前に住所をメールにて教えて戴いておりましたが、現地秘書の方によると一般人は入れないので、入場するには「許可証」が要るかもしれないと。

でも大丈夫だろうと取り敢えず、タクシーで行きました。
正面入口は、ゲートがあり、警備員がおり、電車の改札みたいになっていたので、裏の商品搬入口から侵入し(笑)ました。

中に入り、視察しながら写真を撮っていたら、案の定、ヤンチャそうな兄ちゃんに捕まりました(笑)。
茶髪で短パン、ランニング姿の太い腕には入れ墨が入ってました(笑)。

そして大声を張り上げ、警備員を呼んでました。また私に中国語でまくし立てるので、ちんぷんかんぷんなので、英語で、日本のWholesalerだと話しましたが、英語が通じないのか、さらに激昂しながら、またまた中国語でまくし立てて来ました。

そうこうしているうちに警備員が二人やって来ましたので、仕方なく、自分の携帯電話から会社に電話をし、中国人社員(天理大学卒)の高さんを呼んで欲しいと伝えると、不幸にも(笑)、公休だと。

結局、警備員に連れられて出口まで同行される事に…。結局、15分くらいしか滞在できませんでした。
警備員は出口まで歩きながら、英語で写真を撮ったのかと聞くので、数枚撮ったと答えると、ニコッと笑いながら、OKだと。
結局、市場の兄ちゃんに突き上げられたから、出されたようなもんやなと感じました。

私の写真の撮り方に腹がたったのか、何か気にいらなかったからでしょう。
でも日本の市場で外国人が写真を撮っていたからと言って激昂するでしょうか?正直、腹が立ちました。
以前も上海の「曹安市場」で同様の経験があり、この時は、弊社の中国人社員に電話で説明してもらうと、視察が“続行”できました。

私は必ずと言っていいくらい、海外に行けば、卸売市場を見る事にしています。
各国の卸売市場の雰囲気は、当ブログで、また書き込みたいと思います。

これからも懲りずに(笑)、“市場回り”はしたいと思います。
やはり商売の“原点”ですから。

黒田久一

写真は追い出された出口から遠巻きに撮影を敢行!

香港にて

2008.05.21

昨晩、原料担当社員とは別れて、私は、シンガポールから香港に入りました。
社員は一足先に帰国しました。

明後日、奈良の地方銀行の香港支店開業15周年の記念式典があり招かれています。
明日は、フリーなので青果の卸売市場や地元の食品小売業を見て回ろうと思います。
香港に着くなり、空港からエアポートエキスプレスで市内まで行き、そこで地下鉄に乗り換えました。
乗り換え口で地下鉄の切符を買おうと券売機の前まで行きましたが、私は高額紙幣しか持ち合わせがなく、どうしようかと悩んでいましたら、30代半ばと思われるビジネスマン二人組に声をかけられ、一人が5ドル(約70円)コインをくれました。

また乗り場まで一緒に着いて来てくれました。

また乗り合わせた地下鉄車内で私は「米ドルで支払いたい」と伝えると、「要らない。(正解には、No problem.)」と言うので、何か申し訳ないなと思いつつ、とっさに自分の名刺を差し出しました。

別に名刺交換しようとした訳ではなく、何かしら自分の身分だけでも明かして、謝辞を伝えたかっただけですが、おもむろに二人のビジネスマンも名刺を差し出して来られました(笑)。

車内で偶然に出くわした三人の“名刺交換”となりました(笑)。

彼らは、私の日本語の名刺を見ながら、「職業は何か?」と聞くので、片言かつ相当にブロークンな英語で自分の仕事の事を話しました。

彼らの名刺のアドレスの最後が、“India”となっていたので、明らかに中国人なのに?と思ってたら、インドで投資会社の社員をしていて、里帰りの為に香港に戻ってきているようでした。

たった4つの駅の移動中の出来事でしたが、親戚なビジネスマンに出くわした事に嬉しくなりました。

黒田久一

携帯電話と“乗る船”と

2008.05.20

私はいつも当ブログ「惣菜のわかる八百屋のオヤジのブログ」は、パソコンは使わず、全て携帯電話から打ってます。
たいがいは、移動中の電車で打ってます。
こうして海外からメールが打てる便利な時代になりました。
今、シンガポールのマーライオンの前から携帯ブログしています。

ちょうど一年前に買った携帯電話(DoCoMo)は、つい最近まで知らなかったけど、“海外対応”となっていました。
以前は、空港でレンタル(たいがいはノキア製)して、海外に行く際、持って行ってました。

成田空港には何社もレンタル会社があります。

ふと感じたんですが、この携帯電話のレンタル事業は、今後どうなるのだろうか?と。商売人の性からでしょうが、ついつい考えてしまいます。

携帯電話系列のレンタル部門は、ただ縮小したら良いだけですが、独立したレンタル会社もあったと思います。

ここ一、二年でほぼ全機種が海外対応となれば、商売が成り立たなくなる訳です。

こういったよく似た事は、世の中にはたくさんあります。
ベータとVHSだってそうですし、最近ではブルーレイと東芝の何とかという奴もそうでした。
商売は“ある時”を境に、良くなったり、ダメになったり…。

常に“乗る船”が正しいのかを自問自答する必要性が商売には付きまとうと思うのです。

今回の海外出張でも、いろんな事を感じながら旅しています。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。