
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2014.10.20
今日は、地元の奈良テレビに、弊社グループ㈱味の大和路のお弁当「殿様弁当」が紹介されました。
郡山城の最後の藩主が食べた料理の品書き(130年前)が発見され、それを地元の帝塚山大学の教授がゼミ生と共に料理を再現。
そのレシピを弊社㈱味の大和路が、帝塚山大学様とコラボで、お弁当に仕上げたものです。昨日の大和郡山市の市民祭りでも販売し、完売しました。
弊社には、管理栄養士が2名いますが、帝塚山大学の出身です。
そして、明日10/21(火)、朝日放送(6チャンネル)の夕方の情報番組「キャスト」(16:58~)で、弊社㈱三晃のHMR事業部が、コープこうべ様に納品している「家庭用惣菜キット」の件で、放映されます。
http://webnews.asahi.co.jp/cast/
奈良テレビは、奈良県内だけのローカル番組ですが、朝日放送は、関西全域(一部、徳島県も)に放映されますので、それなりの視聴者の方が見てもらえるかと思います。
連日のテレビ放映、大変、ありがたいです。
もし、宜しければ、是非、ご覧ください。
黒田久一
2014.10.17
本日、弊社グループの上半期業績報告会を開催致しました。
弊社グループでは、四半期(3ヶ月)ごとに、可能な限り、全社員が、本社に集結します。
本日は、約110人のグループ正社員のうち、約85名が集まりました。
開催は13~14時までの1時間です。
全社員、一緒のお弁当を食べます。
3ヶ月に一度、全社員が集結するのは、大変ですが、メール配信や文書回覧で業績を報告するのではなく、フェイス・トゥ・フェイス(顔を付き合わせて)で、アナログ的に熱い想いを込めて、伝達してこそ、その想いが伝わると考えています。
「想いの共有・情報の共有」です。
さて、
グループ連結業績ですが、各事業部で、多少のでこぼこがありますが、連結ベースでは、おかげさまで、まずまずの業績となりました。
全社員の頑張りに感謝したいと思います。
今期も折り返しを過ぎ、残り半期、力を合わせて、頑張っていきたいと思います。
黒田久一
2014.10.16
本日、東京のニックフーズさんの「“食”元気塾」に参加させて頂きました。
http://www.nickfoods.co.jp/
今日で、一応、古田先生の最後のご講演となり、それを聞き付け、東京までやって来ました。
古田先生は、東京のニックフーズさんや大阪の岡山フードサービスさん、そして、弊社グループなどで、定期的に講演をされて来ました。
弊社の「惣菜のわかる八百屋塾」も、足掛け7年、お世話になりました。
下記、私の古田先生の私の思い出です。
古田先生からは、常に叱咤激励(よく怒られました)頂きました。
最近は、何故か誉められることが多くなり・・・古田先生、大丈夫かなと…(笑)。
古田先生との一番の思い出の海外ツアーは、10年ちょっと前に行ったシカゴ&ミルウォーキーの旅でした。
その時、今のワタミタクショクのビジネスモデルのアメリカ版を現地視察しました。
今の時代を予想された・・・。
アメリカでは、サンドイッチBOX(日本のお弁当です)をボランティアの方が配達に行かれるのを同乗させて頂きました。
半日、僕は下手くそな英語で、ボランティアの方の車の横に乗って、各家庭を回る・・・。
本当に貴重な体験をさせて頂きました。
その時、訪問先の一軒に独居老人の女性がいらして、その方は、僕を見るなり、「あなたは日本人か?オー、ボーイ」と(笑)。
日本人には、何故か、フレンドリーなおばあさんでした。
そして、その方は画家だったので、自宅に掲げてある全ての絵を指さされ、「どれでもいいから、あなた、一つ持って帰りなさい。遠慮しなくていいから」と言って下さり、記念に、一つだけ絵を頂きました。
今でもその絵を自宅に掲げています。
その時のツアーでは、フードバンクにも視察に行きました。
古田先生は、常に時代をウオッチされ続けて来られました。
そして、そのツアーで知り合ったニックフーズの楠本取締役商品開発部長に、初めて出会い「食・未来塾」(現在の“食”元気塾)の存在を知り、ニックフーズさんの勉強会に、帰国後、早速、行きました。
その勉強会に、僕は、衝撃を受けました。
食肉問屋さんが、お客さんを集めて、勉強会(セッション)の開催と同時にメニュー提案会も開催する・・・。
僕は、本当に衝撃を受けました。
それまでの食品問屋は、量販店の本部にサンプルと見積書を持参し、ペコペコと頭を下げる営業スタイルが当たり前の時代に、お客さんに“わざわざ”来て頂く・・・。
このビジネスモデルは、アメリカのミットパッカー(食肉業者)が40年以上前に導入していて、それを古田先生が目の当たりにされ、ニックフーズの天木会長と共に、今から、32年前の1972年(昭和47年)から、日本で初めて、このスタイルを持ち込まれました。
今日、あらためて、そのきっかけとなったアメリカの肉屋さんの話を聞きました。
その肉の卸売業者は、ウィスコンシン州にあった「ペック」と言う会社で、今は、M&Aで会社を売却され、もうないそうです。
それにしても、ニックフーズさんは、32年前に、日本でそれをやることを決め、今日まで、400回以上の勉強をされて来られました。
本当にすごい数字です。
このスタイルは、アメリカで最大のディストリビュータ「シスコ」もそのスタイルを導入しています。
http://www.sysco.com/
大阪の岡山フードサービスさん(こちらも肉屋さん)も「外食繁盛塾」を開催され20年以上になるとお聞きしました。
http://okayamafs.com/
僕が、ガンになって、何とか手術で助けて頂き、退院した直後に、現在のHMR工場建設を決意し、どうやれば、お客さんを増やすことが出来るのだろうと・・・と、もがいていた時、ニックフーズさんの「食・未来塾」の「八百屋版」をやりたいと古田先生に再度、お邪魔させて頂きました。
浜松町で「キッチントマト」という繁盛店のお惣菜店の上に、フードシステムのオフィスがありました。
そして、その時、古田先生は「わかった。黒田君、今度、一緒にNYに行こう。今度のNYツアーは、ニックフーズの天木社長、岡山フードサービスの岡山社長も一緒に行くから、そのツアーに来なさい」と。
そして、東西の肉屋さんの大重鎮の背中を見せて頂く、絶好の機会でもあり、また、古田塾を先行されているお二人に、仁義を切る(真似をすることへの)意味も含め、僕は、参加しました。
確か8年前のツアーでした。
その後も古田先生のNYには、数回、同行させて頂きました。
古田ツアーは、ツアコンなし、通訳なし、全て、古田先生がその役をされ、突撃訪問は、しょっちゅうであり、他の海外視察とは、明らかに大違いの雰囲気のツアーでした。
このツアーは、僕の血となり、肉となりました。
視察先には、ミールアッセンブリーのビジネスモデルもありました。
http://www.supersuppers.com/menu/locate_store.php?popup=true
https://dreamdinners.com/
何もかも懐かしいです。
本日の古田先生の「古田節」は、さすがでした。
僕は万感胸に迫るものがありました。
黒田久一