
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2014.01.17
1995年(平成7年)1月17日午前5時46分
あの阪神淡路大震災から、今日で、19年となります。
当時、私は、35歳。
発生時、弊社(奈良県大和郡山市)の飲食店「はないちばん本店」にて、おでんの仕込みをしていました。
鍋で仕込んだおでんを長方形のおでん鍋に移し、その鍋を抱えている時に、大きな揺れを感じました。
ここ奈良県でも、いままで経験したことのない、かなり大きな揺れでした。
当時、住んでいた自宅は、昭和30年代に建てられた安普請のボロ家だったので、倒壊が心配になり、すぐに電話をかけました。
家内もこどもたちも無事だと知り、ホッとしたことを思い出します。
その後、テレビ画面から入る映像は、大変、ショッキングなものばかりでした。
父は、ロータリアンだったので、父の所属していた堺泉北ロータリークラブにて、神戸に炊き出しに行くことになり、弊社工場からも、大量の「豚汁セット」を供給しました。
あの寒いときに、温かい豚汁は、恐らく、多くの方々に喜んで頂けたと思います。
最近の東日本大震災も同じでしたが、このような大災害の中も、日本では、暴動が起きたりすることもなく、それどころか、被災者同士が助け合うという、日本人の凛とした生きざまに、私は、一種の感動を覚えました。
その根底には、日本人としての誇りと、やはり、国を信じるということがなければ、このような冷静な行動にはならないだろうと思います。
そして、あの阪神淡路大震災から、日本におきましても、ボランティアが、広まったきっかけになったんではないかと思います。
「絆」という言葉がぴったりですね。
今朝の毎日新聞の一面の見出しは「あしたは来る」です。
「明日」ではなく「あした」と平仮名で表現されていて、どことなく、やわらかな響きに、何か「希望」を託すような想いが込められているように感じます。
あれから19年が経ち、その間、私は、公私共に、大きく立場も変わりましたし、困難(大病も)や、嬉しかったことなど、さまざまでした。
これからもいろいろあるでしょう。
「あしたは来る」ということを信じて、これからも、少しずつ前進していきたいと思います。
黒田久一
2014.01.14
本日、社内の会議室で、夕方5時から、ささやかな新年会をやりました。
自社で鍋、寿司、オードブルでやりました。
普段は、弊社のお取引先様のお店に行く場合が多いですが、今回は「自由参加・途中出入り自由」方式でやりました。
仕事が残っているものもありますので…。
昨年のカンブリア宮殿で、三井物産さんが取り上げられていましたが、本社で、月に一回、社長も交えて、千人規模の大パーティーをやるそうです。
これだけの大商社であっても、フェイス・トゥ・フェイスを大切にしています。
弊社グループも多角化していますので、横断的にコミュニケーションを図りたいと思います。
今回のために10台の「鍋セット」を本社で購入しましたので、また、やりたいと思います。
宴会ノウハウ(笑)を構築したいと思います。
明日から、また、仕事、頑張りたいと思います。
黒田久一
2014.01.12
この本「リーダーになる人に知ってほしいこと」(松下幸之助)
は、ある方から以前、頂いた本です。
松下政経塾が編集しています。
松下幸之助さんが、残された数々のメッセージが集められています。
その中で
「心配するために生きている」
「社長というのは、心配するために存在している。それが運命であり、宿命であり、さらには生き甲斐であるとは思えないようなら、やめたほうがいい」
と書かれています。
まさしくそう実感しています。
弊社グループは、おかげさまで、今年、創業50周年を迎えます。
現在、50年史をまとめています。
その中で、創業者であり、現会長であり、父でもある黒田一郎のインタビューを載せています。
「商売とは心配の上に成り立つもの」
常に黒田会長が口にして来た言葉です。
私自身、小さい頃から、ずっと聞かされて来ました。
松下幸之助さんと全く同じ内容です。
これからも、この言葉を、常に胸にドシーンと感じながら宿命的にやりたいと思います。
黒田久一