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2011年

日本の総合商社の強さ

2011.10.12

今日は、アヌーガ視察後、夕刻に三菱商事のデュッセルドルフの支店に訪問し、現地情報をレクチャーを受けました。

日本な総合商社の強さを改めて感じました。

先日の「東洋経済」にも、日本の総合商社の強さが書かれていました。
今や、商社は、資源だけを扱うのではなく、川上から、川中、そして川下に至るまで深く入り込んで商売をしている…。

食品流通など、特に、そんな感じがします。

三菱商事は、イギリスにプリンセスと言う食品会社の子会社があり、そこの会長のお話を聞く事が出来ました。

ここは、100年以上の歴史のある会社を、20数年前に、ネスレより買収。

http://www.princes.co.uk/

その現地法人の社長は、恐らく、まだ40代後半の方だと思いますが、当然、三菱商事から送り込まれた商社マンです。

年商11億ポンドとの事なので、日本円に換算すると、1300億円以上の会社です。

昨晩は、会食は、2チームに別れて、三菱商事さんのチームと三井物産さんのチームに…。

私は、三菱商事のチームで会食させて頂きましたが、厚かましくも、その社長の真ん前に座らせて頂き、講演では聞けなかった話をいろいろと聞きました。

今のライフコーポレーションの岩崎社長は、三菱商事から、プリンセス社に送り込まれていたそうです。

ライフの創業者である清水会長が、イギリスを訪問した時に、案内されたのが、岩崎さんで、清水会長の一目惚れで、ライフの社長になったのは有名な話です。

ローソンの新浪さんも三菱商事だし、日本の小売業には、優秀な商社マンがトップを務めていますね。

人材の宝庫です。

プリンセス社の会長とのお話の中で、イギリスに於ける小売業の上位寡占化の状況や、PBの裏側の話など聞けました。

そして、イギリスに於ける「フェアトレード」について、私は、以前から感じていた本音である「植民地化した国家のパフォーマンスであり、“偽善”ではないですか?」と聞くと「まさしくおっしゃっる通りです」とのストレートな答えに、以前から、感じていたモヤモヤが吹き飛ぶ思いがしました。

それにしても、寡占化が進んだイギリスでさえ、激しい価格戦争の中に小売業があると知りました。

大手メーカーも、テスコをはじめとするトップ5に入る小売企業も。

大変な時代を感じました。

黒田久一

旅先にて- 便利すぎる時代

2011.10.11

関空の本屋で「東洋経済」を買いました。

最新号かなと思っていたら、バックナンバー(7/9)でした。

行きの飛行機で、ほとんど読みました。

ソニーの現在の停滞の原因、牛丼戦争の裏側、日本の大手商社の躍進の秘密、ソフトバンクの創業からの歴史と電気事業参入の野望、70数年ぶりに生保業界に新規参入したライフネット生命の成功の秘密などなど、全て「経営学」に沿って解説されています。

面白い構成の雑誌でした。

さて、話は、便利な道具についてです。

今回初めて持参したiPadは、大変、便利でした。

メールやインターネットは、当然ですが、一番役立つのが、GPS機能付きの地図ソフトです。

レストランを探すのも、お店を探すのも、本当に便利です。

ついつい便利ですが、昔、海外一人旅をしばしばした私としましては、あまりにも便利になりすぎて、旅先の緊張感と言うか、ワクワク感が希薄になりますね。

旅先の失敗は、一番の思い出になります。

黒田久一

アヌーガメッセ⑤

2011.10.11

欧州視察は、3日目、アヌーガメッセの視察は、2日目です。

詳しいのは、結城先生の長文のブログにお任せします。

写真量も半端ではありません。

凄いです。

その結城先生のブログのたくさんの写真の中に、僕も写ってました(笑)。
(10/11です)

http://www.shoninsha.co.jp/modules/blog/

今日は、味の素さんのブースに行きました。

さすがグローバル企業です。

味の素は、日本国内では、インスタントラーメンは、製造していませんが、海外ではやってるようです。

写真は、ラーメンは、ポーランドの工場で作り、全ヨーロッパ向けに販売しているそうです。

その他、タイで製造した餃子や焼売、そして中国で作ったレンコンチップなど、まさしく、グローバルな動きをされています。

グループ企業であるカルピスは、台湾製らしいです。

日本の食品企業も海外で戦える企業もたくさんあるんですね。

黒田

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。