
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2011.06.29
今日は、月二回の社員研修会である「5S研修会」でした。
昨年の9月1日にキックオフ大会をし、これで20回目の研修会となりました。
弊社グループの「5S活動」は、まだまだレベルが低いです。
お見せするようなレベルではありません。
しかしながら、グループ4社を16チームに分けて走り出しましたが、中には、それなりにかっこうが付いて来たチームもあります。
正社員の約90名の共通認識は、高まりつつあるも、フレンドさん(パートさん)の約400名の共通認識は、まだまだ高められていません。
本当に難しいですね。
でも諦めずにやり続けて行きたいと思います。
今日も8チームをそれぞれの社員と、採点チェックをして頂く五十嵐先生(タナベ経営)と共に巡回しました。
中央市場内の青果仲卸部門もあり、市場内に、皆で、ぞろぞろと(笑)、参りました(上の写真)。
とにかく、中央市場の仲卸の中で、ナンバーワンになれ!と。
それぞれの部門の職場に、別の部門の社員が、双方向で、巡回するのは、それぞれの商売(事業)を理解し合う絶好のチャンスです。
巡回中に、一番下の写真を発見。
TPPならぬTTP?
と書かれてました。
TPP、つまり
「環太平洋戦略的経済連携協定」
ではなく、
TTP「徹底的にパクれ」か(笑)と。
いろんな取り組みがあるから、面白いです。
黒田久一
2011.06.28
本日、千葉県の成田にいます。
社員とも成田駅で合流し、午後から、ある農業生産法人を表敬訪問します。
さて、待ち合わせ中に、JR成田駅のセブンイレブンに入ると、写真のような【枝豆】が、冷蔵オープンケースで、結構な売り場で、売ってました。
これは、台湾セブンイレブンで、爆発した売り方の【逆輸入】かと思います。
昨年、台湾に行った際に、街中の至るところにあるセブンイレブンで、この売り方を見ました。
店舗には、冷凍供給し、店舗で“冷蔵”販売する。
日本人にとって、枝豆は、お酒の“アテ”として食べるシーンが多いかと思いますが、スナック感覚での“食べ方”の提案だと思います。
台湾の枝豆が美味しいのは、豆科の植物に寄生する“根粒菌”の管理を台湾政府が統制していると聞いた事があります。
これが“旨さの秘訣”だと。
そして収穫して直ぐに凍結できる=最も美味しい状態を保つからこそ、美味しいと思います。
日本からも東アジアにどんどんと食品企業が進出し、また、東アジアの【成功事例】が、どんどんと【逆輸入】されるグローバルな時代になりました。
先日、弊社のカット野菜工場に、台湾セブンイレブンのベンダーさんである「統一」さんが、来社されました。
近いうちに、また、訪台したいと思います。
黒田久一
2011.06.27
本日、千葉大学の柏の葉キャンパス(柏市)の植物工場を見学して参りました。
弊社からは、私と原料担当部長が参加し、先週末に来奈してくれた札幌の友人(大手の青果仲卸)も、帰札する事なく、再び、千葉で合流しました。
今回の植物工場の見学会は、
①野菜ビジネス協議会
②青果物カット事業協議会
③青果物選果予冷施設協議会
の3団体が合同で視察に訪れ、50名を越える見学会となりました。
大学のキャンパス内に出来た植物工場としては、国内では、最大規模です。
その他、大阪府立大学、愛媛大学にも、あるそうです。
千葉大学の実験施設では、トマトとレタスのみとなっています。
ただ、今回のチャレンジで、面白いのは、端的に言えば、ここは、一種の「住宅展示場」です。
つまりトマトは、5つのチームが、それぞれの実験農場を持ち、それぞれの手法で、トマトの生産を競い合います。
つまり「競争と協調」を取り込んだ、画期的な仕組みだと思います。
一年後には、ある程度の成果が、測定されるので、どこかのチームかに軍配が上がる筈です。
レタスにつきましては、リーフ系と結球レタスがありました。
特に結球レタスは、植物工場には、向かないとされて来ましたが、かなりのレベル(写真)まで、上がって来ました。
まだまだコスト的問題、路地野菜との品質の違いなど、克服すべき課題も多くあります。
ただ、間違いなく、少しは、前進するのでしょう。
これからもウォッチしたいと思います。
黒田久一