
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.07.13
本日、栃木県に来ています。
初めて役員全員で参りました。
弊社グループは、創業者である会長を除く役員数は、私を含めて4人です。
全員揃って“泊まり出張”に出たのが、今回初めてです。
小さな会社なので、いろんなリスク面を考えたら、本来は、良くないかもしれません。
訪問目的は「5S」の取り組みについて熱心にされている企業を実際に見学させて頂く為です。
「5S」とは、もうご存知のように、整理・整頓・清掃・清潔・躾の事です。
企業経営にとって本当にごくごく当たり前の事です。
この当たり前の事ができる会社になりたい!
今日、お邪魔させて頂いている会社は、かんぴょうの会社です。
乾物としてのかんぴょうも扱いながら「味付け」かんぴょうも中国の大連に工場を持たれています。
3年前に大学に入ったばかりの長男を連れて行った事があります。
徹底した「5S」運動に取り組まれていて、3年前に初めて訪問させて頂いた時、衝撃を受けました。
弊社グループは、某コンサルティング会社のお力添えを頂きながら、今年の9月1日に「キックオフ大会」を実施し、いよいよ「5S」運動をグループ全社で、取り組む事になりました。
それまでに全役員が「目線」を合わせたいと一緒に参りました。
明日も埼玉県の会社に参ります。
連続して「5S先進企業」を訪問する予定です。
どこまで弊社グループが、取り込めるかは、全役員の“本気度”で決まると思います。
黒田久一
2010.07.12
今日は、午後から商工中金(政府系金融機関)のユース会の総会が、奈良市の猿沢池ほとりの「飛鳥荘」さんにてありました。
ユース会は、文字通り、若手の経営者の会です。
私は、会計監事を仰せつかっていましたが、50歳を超え、そのユース会を“卒業”する事になり、その任も本総会にて解かれました。
規約で50歳以上は次は「シニア会員」となります。
ああ、俺も、とうとう「年寄り扱い」か(笑)と…。
この会では、いろんな研鑽会や視察などがあり、大変楽しく勉強させて頂きました。
友人・知人もたくさん出来ました。
さて、その総会が始まるまで、ちょっと時間があったので、コンビニで「ガリガリ君」を一本買い、猿沢池のほとりのベンチに座りながら、50のオッサン(笑)が、子供が大好きな62円のアイスキャンディをほうばりながら、涼んでいました。
本当に奈良らしい、この場所で、何とも言えない「贅沢タイム」でした。
黒田久一
2010.07.10
昨日、大阪市立大学大学院の公開講座に家内と行きました。
昨日はワークショップと言いまして、企業経営者を招き、講演を頂く授業でした。
まず
1時限目は、ゲストによる講演。
2時限目は、質問タイム
3時限目は、ゲストをお見送りした後に、学生だけで、二班に別れてディベートしました。
3時限構成によるワークショップです。
昨日のゲストは、シナジーマーケティングの谷井社長でした。
会社の内容はCRM、つまりカスタマーリレーションマーケティングの会社です。
一言で言えば、IT企業で、顧客情報管理をする会社です。
まだ創業から6期目の会社で、売上高20億円、経常利益が4億円を出す上場企業です。
自己資本比率70%です。
創業者は、まだ38歳です。
IT企業にありがちなチャラチャラしたイメージは、微塵もなく、大変謙虚な方でした。
企業理念や感謝などの数々が講演中に聞かれ、ITベンチャーのイメージとは程遠い、ごくごくオーソドックスな経営者の方でした。
さて、3時限目のディベートの時間の課題は、
「企業は存続するだけで社会的責任を果たせるか?」でした。
私と家内は、オブザーバー参加だったので、どちらの班も、ディベートを横で、聞かせて頂きましたが、大変レベルの高いディベートでした。
この問いに対する答えは、大変高度ですが、私には「儲からない会社は、果たして、存在意義があるのか?」に聞こえました。
儲からない、つまり、トントンならまだしも、赤字経営は、社会的にも不善かと思います。
やはり儲けないと…。
それにしても短期間で、これだけの会社を作る、たいしたもんです。
頑張らなければ…。
それと大学院生の中で、中国人留学生の活躍が目立ちました。
公開講座にお誘い頂きました、明石教授には、感謝です。
黒田久一