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2010年

欧州視察(66) 再び、ロンドンへ

2010.10.19

団体視察が終了しました。

今回の視察は、大変実り多い視察となりました。

私が、参加して来た団体視察の大半は、同業者を中心とした組合旅行がです。

今回は、食品スーパーに精通されている結城義晴先生のコーディネーターである事、ロンドンとパリを集中的に食品スーパーを視察した事、そして、各界の食品のプロが参加されていて、それぞれのミッションで視察した事、そしてシアルと言う大きな展示会にも参加出来た事などです。

今回の視察報告は、12月の総会にて、チーム毎で視察報告があります。
それぞれのプロの視点での報告は、勉強になると思います。

さて、私は皆様とお別れした後、再び、ユーロスターでロンドンへ向かいました。

飛行機でもないので、新幹線に乗る時のように予約せず、ユーロスターの出発駅であるパリ北駅から乗り込みました。

そこでの出国は、いたって簡単で、そして入国手続きも同時です。

つまりフランスの出国手続きが終わるや、連続して、イギリスのイミグレーションがあり、そこで“出張手続き”をしてくれます。

無事に乗り込み、車窓からは、穀倉地帯が見えます。
風力発電の風車がたくさん見えました。

フランスが農業国である事を実感します。

そして、ロンドンのセント・パンクラス駅に到着しました。

そこでは入国手続きは無く、そのまま列車を降りました。

便利になりましたね。

ちょっと体を休めて、明日のロンドンの市場視察に備えます。

黒田久一

欧州視察(51) Rungis ランジス卸売市場④

2010.10.18

今朝のパリ市内は、多分、2~3℃くらいではなかったかと思います。

吐く息は白くなり、メールを打つ手がかじかみます。

日本を出た時は、まだ暑かったので、秋のヨーロッパからだとは知りつつ、一応の冬支度を用意しましたが、やはり寒いです。

おまけに、言葉も全くわからず、誰も知らず、巨大な市場を何時間もさ迷っていていると、本当に冷たく感じます。

ダウンジャケットが必要な感じでした。

朝ごはんを食べず、ホテルを出て来たので、体を温めようと、市場内のカフェに入り、カフェオレを注文しました。

結局、いろんな思いを感じながら、市場を歩いていたら、3時間も滞在していました。

私は、こんな風に、海外に出る時は、いつも以上に、外から、日本を思い、会社を思い、家族や社員を思います。

どうやれば、むちゃくちゃ厳しい青果業界で、わが社が、未来永劫、生き残れ、皆を幸せに出来るのだろうかと。

この文章を読んで、51にもなる男が、何をほざいているのかと、お叱りを受けそうですが…。

純粋な気持ちで、考えて、考えて、考えます。

本当に厳しい時代となりました。

でもチャンスは、山ほどあるとも思います。

今回、コーディネーターでお世話になった結城先生は、常に、我が仕事に、高い志と誇りを持ちなさいと。

真剣な眼差しで、言われると、純粋に心から賛同し、うなずくばかりです。

本当にそうありたいと思います。

そして、いかに「変化対応」し、いかに生き抜くのか、これからも自問自答したいと思います。

答えは、一つだと思います。

社員一同、仕事に自信と誇りを持ち、あらゆる努力を尽くし、その道の“真のプロ”になり、顧客の“真の満足”を創造し続ける事だと。

わがグループの場合、

プロの八百屋

プロのカット屋

プロの仕出屋

プロの一膳飯屋

それぞれの道、本当にまだまだ険しいです。

まだまだ浅いです。

朝焼けの市場で、強く、そう感じました。

黒田久一

欧州視察(52) SIAL パリ国際見本市(2 日目)④

2010.10.18

今日は、午前中は自由タイム、そして午後からは、オプション参加で、バスにて、パリ市内観光と買い物ツアーがありました。

私は午前中は、ランジス卸売市場に行きました。

今回の欧州視察では、2つ目の卸売市場の視察が出来ました。

あと、もう一ヶ所は、ロンドンに再び戻り、農水省の方にニュースピタルフィールド市場を回る予定です。

つまり3市場です。

そして、今日は、午後からは、私も観光もいいなとは思いましたが、やはり、もう一度シアル(SIAL)つまり「パリ国際見本市」に再び来ています。

凱旋門もルーブル美術館も若かかりし頃、行きましたので、今回は、展示会を選びました。

今日は、天気も良く、シアルの会場は、来場者でごった返していました。

ホールが1号館から8号館まであり、1日では見れません。

今日は、昨日見れなかったホールを中心に参りました。

各国パビリオンもあります。

私が直感的に感じるのは、新興国と呼ばれる国々の勢いです。

筆頭格は、中国であり、ブラジルであり、トルコであり、日本を除くアジア諸国であり…。

熱気ムンムンのブースがあります。

そして資源大国、特に農業国は、やはり強いですね。

資源を持つ国家は強い。

中国のブースは、大きいです。

出展企業数も桁外れです。

下の写真は、レトルトライスです。

台湾企業です。

長粒米、ブラウンライス、ジャスミンライスなどなど、ご飯一つとっても、多彩なラインナップです。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。