
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.12.19
本日、能登・七尾市に来ています。
明日、金沢で、ある企業の社葬があり、それに参加する為です。
せっかくなので、先日の「チェーンストアエイジ2011.1.1号」に掲載されていた
「どんたく」(山成商事)を視察しに来ました。
http://www.dontaku.co.jp
今春のエフピコ・フェアでも紹介されていたSMです。
年商120億円、店舗数11店舗です。
岐阜のバローと業務提携しています。
どんたくは、七尾市が、発祥の地で、七尾市内だけで、6店舗あり、このエリアでの販売シェアは、実に60%以上あり、圧倒的な力のある地域密着型SMです。
しかしながら、能登半島は、急速な過疎化と高齢化で、もうこれ以上のシェア拡大は無理だと判断し、最近、金沢市内に新店舗を出されたようです。
地方のSMが、都市部への殴り込みです。
たまたま乗ったタクシーの運転手さんによりますと「どんたくさんは、この辺りでは圧倒的に強いです。イオンがありましたが、撤退しました。しかしながら、私は、スーパーの事は、よく分かりませんが、どんたくさんが、果たして金沢で成功するかは、正直疑問です。」と。
「何故ですか?」と聞いたら、
「どんたくは、何十年にわたり、能登の土地に根差したスーパーであって、その地域外に出て、どんたくさんの良さが出せるのかと正直思います。金沢に行けば、競争が激しいしでしょうし…」と。
その他、いろいろと車内でお話させて頂くと、かなり鋭いご意見もあり、びっくりしました。
私が視察しましたアスティ店は、繁盛店で、お客さんで、ごった返していました。
明日、時間があれば、金沢市内の新店をのぞいてみたいと思います。
一番下の写真は、贈答コーナーの「ころ柿」です。
都市部に出ているご家族に送られるのでしょうか?
地方には、強いSMがあります。
黒田久一
2010.12.18
本日、「はないちばん」本店の駐車場を利用しての年内最後の朝市でした。
寒い中、たくさんのお客様にお越し頂き、感謝申し上げます。
真ん中は、地元「馬司(マツカサ)町」の野菜です。
大変好評頂いています。
私は、いつか、ニューヨークのユニオンスクエアのグリーンマーケットのような、素晴らしいファーマーズマーケットを運営したい夢があります。
生産者の方とお客様の“橋渡し”をしたいと思います。
その生産者の方々とは、朝市以外の“お取り組み”に発展させたい。
弊社の「はないちばん」での食材として、使いたい。
また、奈良県下のこだわりのレストランに“顔の見える野菜”をお届けしたい。
そして弊社工場でも“原料”として、地元産の野菜をどんどん使いたい。
わがグループが“コーディネーター役”となり、つまり、“橋渡し役=調整役”となり、貢献できるようになりたい。
黒田久一
2010.12.16
友人のブログに今年の自分自身の行動を表す“漢字一文字”の事が書かれてました。
私自身の今年一年を振り返り、漢字一文字で表すならば、
「瞰」(カン)
かな…と。
今年は、ガン克服丸5年を無事に迎える事ができ、国内外問わず、本当に出て、出て、出まくりました。
「俯瞰する」
「鳥瞰する」
という気持ちで、出ました。
「瞰」
かなと思います。
今一度、自社の事や業界の事、そして、自分自身の事を、遠くから見詰めたつもりです。
特に6回にわたる海外視察は、多くの“気付き”がありました。
やはり海外に出ると“俯瞰”しやすい環境になります。
来年は、どんな漢字一文字の行動をしたいか、今、イメージ中です。
黒田久一