
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2009.12.04
本日、弊社グループの「賞与支給日」でした。
午前11時から「全社集会」をしました。
決して大手企業のようには参りませんが、役員全員で、頭を付き合わせながら、ああでもない、こうでもないとしながら、後半戦への期待を込めて、グループ全社の総額ベースでは、昨年実績より支給総額を増やしました。
また支給日も、例年より、1週間前倒しで支給しました。
現在の社会情勢は、大変、不透明ですが、社員たちの頑張りを信じたいと思います。
私は、社員全員を前に、あらためて「思い」を語りました。
そして毎回恒例の“一言メッセージ”を添えた賞与明細書を各担当役員より手渡しました。
全社向けレターに3人の役員が、分担して“手書きメッセージ”を一人一人の顔を思い浮かべながら“一言”を添えるようにしています。
そして、昼からT辺経営さん(笑)主催の「営業強化セミナー」に、私と、弊社HMR事業部長とDTB事業部次長の3人で参加しました。
ちなみに、弊社のO常務は、T辺経営の出身です。
内容としては、ごくごくオーソドックスな営業セミナーでした。
コンサルティング会社は、やはり、プロだから、ポイントの整理が上手い。
私は、この手のセミナーは、経営者だけの参加だけでも効果が上がらないし、社員だけに丸投げしてもダメだと思うし、やはり“共に学ぶ”事が大切だと思います。
中小企業における教育は、本当に我慢比べのように、地道にやるものと思います。
そう自分自身に言い聞かせながら、引き続きやって行きたいと思います。
黒田久一
2009.12.03
皆さんご存知でしょうか?
果物の消費が、年々低迷している事を。
個人的に感じるのは、今年は、その傾向が、益々顕著になったように思います。
本当に悲しい事です。
昨日、豊橋の友人が、せっかく来阪してくれたので、セミナー参加だけでは、もったいないと、大阪市平野区にあります某果物専門店を一緒に視察に行きました。
こちらの社長様は、弊社グループの創業の地であります大阪東部市場時代にお取引頂いていたご縁です。
弊社グループが奈良に拠点集約以降も“学び”と“元気”を頂きに、しょっちゅう、弊社専務以下がお邪魔させて頂いています。
勉強させて頂いた社員たちは皆、目を輝かせて(笑)、いつも帰って来ます。
今回も、わざわざ、コーヒーまで出して頂き、お話まで聞かせて頂きました。
お忙しい中、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
ちなみに創業者である私の父は、大手青果荷受会社の果実セリ人であり、母は、愛媛県のみかん産地の農協の職員であり、私の家内の叔父さんは、その大手荷受会社の専務でした。
また弊社は昭和39年に“果実仲卸”として、創業しましたので、元々は“八百屋”ではなく“果物屋”です。
だから私には、脈々と“果物屋の血”が流れています。
さて、この果物専門店は、超繁盛店であり、そして、“商いの喜び”がびしびしと感じるようなお店です。(中々、上手く表現できませんが…)
僅か30坪のお店で、
客数が多い時には、1400人にも及ぶ、超繁盛店です。
下記、私の尊敬する方が、こちらのお店のリポートを送って頂いたのをピックアップします。
・チラシなし
・駐車場なし(支店は最近、隣接のファミレス跡を借りた)
・量販店より大玉傾向を同価格か、それ以下で販売
・バラ売りを意識して徹底。
無理な押し込み販売は、一切せず、“毎日食べる分”だけを買って頂く。
つまり、来店頻度を上げる
・果物の贈答専門店にありがちな、法外な価格設定ではなく、ロープライスで。
・しかし贈答品にも力を入れている
・そして何よりも自らの商いに“自信”と“誇り”を持たれ、そして謙虚に学び続ける。
・お客様の喜びが、自らの喜びとする。
私は、何度かお邪魔していますが、益々磨きがかかり、そして、本当に“丁寧に”“いとおしいように”果物を販売されています。
これだけ消費不況の時代ではありますが、元気いっぱいのお店や企業は、たくさんあります。
弊社は、まだまだ学び続けなければと、しみじみ、感じる一日でした。
黒田久一
2009.12.02
今日は、㈱リンク&モチベーションさんの主催するセミナーに参加させて頂きました。
http://www.lmi.ne.jp/
今回は、私と弊社専務、そして、豊橋でSMを経営する私の友人の3人で参加しました。
以前から、こちらの会社の女性営業の方(可愛らしい女の子)(笑)が、何度か、弊社にお越しになってます。
私は、社員のモチベーションを上げる事を「他力」を活用してまで、つまり、アウトソーシングしてまでアップさせる事にやはり抵抗感があります。
中小企業の場合は、やはり、そこの親父(トップ)が、将来の夢やビジョンを熱く語り続けるしかないのではないかと思います。
しかしながら、今回のセミナーの講師が、大阪の佐竹食品の梅原社長様だったので、是非とも参加させてもらいました。
http://www.takenoko.cc/
この佐竹食品さんは、今、非常に勢いがある会社です。
食品スーパー7店と業務スーパー16店の合計23店舗で、年商300億円の会社です。
梅原社長は、弱冠まだ34歳の若き経営者で、まさしく熱く、将来ビジョンを語っておられました。
いかにパートさんまでに経営理念を浸透させ、思いを共有されるかのお話でした。
お話の中で、全店休業の上、パートさんまでの全従業員さんを集められ、「ありがとう総会」を開催されました。
パートさんには、“仕事”として参加、つまり7時間分の給与を支払っての総会だったと。
23店舗の全店休業の喪失利益分やら、給与やら、リーガロイヤルホテルでの会食費用やらで、総額1億円の投資だったと。
正直、凄いと思います。
そしてさらに凄いお話が、開催した、その月は、過去最高益を出したと。
これまた凄い話です。
いかに働く人々のモチベーションが大切かだと言う事でしょう。
ご決断された、経営陣には頭が下がります。
今日は、セミナー開催までの時間を利用して、佐竹食品さんの業務スーパー(タクノコ)の赤川店(写真)を見学させてもらってから参加させて頂いたので、より親近感を感じながら、講演を聞くことができました。
「モチベーション」について、一日考える日になりました。
ありがとうございました。
独り言
豊橋のO君へ、
君の素晴らしい講演録(まさしく速記録)、また、期待しています!メールして下さいね(笑)。
黒田久一