
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2009.06.12
昨日から商業界のスパークル総会が仙台でありました。
商業界は、ご存知のように出版社ですが、それ以上に「箱根ゼミ」で有名です。
日本の商業の発展は、商業界の「箱根ゼミ」と共にあったと言っても過言ではないかと思います。
ダイエーの故中内功さんなど日本の商業史に名を刻む方々の多くが、「箱根ゼミ」に集まり、互いに学び、切磋琢磨し、夜は車座となって白熱議論を交わしました。
主宰されて来たのは、故倉本長治先生です。
また、そのご子息である倉本初夫先生の主宰で「スパークル」と言う勉強会がありました。
こちらは、主に二世、三世などの後継者教育の為の集まりです。
30数期まで続きましたが、現在は、この活動はしていませんが、OB会として年に一回総会があります。
昨年の総会は、奈良がホストで弊社にお越しになりました。
その倉本初夫先生(現主幹)には、私が、20代の頃、最も思想的に影響を与えて下さった方です。
先月、満86歳になられました。びっくりするくらいお元気で、かくしゃくとされています。
昨日の基調講演テーマは「昭和大恐慌から学ぶ平成大不況」でした。
14時から17時までの実に3時間にわたる長時間講演でした。
改めて日本の商業史がわかりました。
そして現在のおかれている状況も。
スパークルの仲間は、共に同じ環境であり、いろんな事を腹を割って相談しあえる事にあります。
昨日も懇親を深める事ができました。
また来年も来れるように、日々、頑張りたいと思います。
黒田久一
2009.06.07
久々のブログです。
今年のブログは、ゆっくり慌てず・・・。
5月は、各種団体の総会がラッシュだったので、出張が多く、バタバタしていました。
また毎年、この時期に各金融機関への決算のご報告に行きます。
昨年から財務担当役員と共に行ってます。
それまでは、専務である家内と回っていました。
財務担当役員は、上場企業の経理部長の出身だけに、いろいろと“定量的”にやってくれるので有難い。
中小企業の親父は、ややもすると“定性的”な報告(熱い思い)に終始しがちなので(笑)。
さて写真は、この前、三男が自分の小遣いをはたいて、缶コーヒーを3本買って来てくれた。
私と家内と私の実姉に。
実姉は、入院しているお袋の看病に付きっきりだからだろう。
三男は末っ子で、そして長男と次男とも年齢が離れて生まれたので、正直可愛いものです。
「ごゆっくり」と笑わせるような言葉を添えて、缶コーヒーを差し出してくれた時は、何かいっぺんに疲れが吹き飛んでしまいました。
明日からまた頑張ろう!
黒田久一
2009.05.29
昨日は、(社)日本惣菜協会の総会並びに設立30周年記念事業が、東京・新宿にて盛大に開催されました。
弊社が(社)日本惣菜協会に加入させて頂いたのが、平成元年6月です。
21年前です。
私が、奈良県中央卸売市場の関連卸棟内の「天ぷらの三晃」の店長に赴任したのが、平成元年の4月ですので、三晃の惣菜は、(社)日本惣菜協会での学びと共にありました。
外食産業がピーク時に29兆円あったものが、今や25兆円を割り込むかもしれない中、中食は、毎年少しずつ、成長し続け、8兆円となり、10兆円にはまもなく到達すると思います。
そんな成長している領域ではありますが、業界全体の個々の企業を見た時、立派に上場企業となられた会社もありますが、多くは、そうではないのも実情です。
弊社は「八百屋+惣菜屋」を目指しています。
大変厳しい経済環境ではありますが、必ずその中で、確固たる基盤を作って行きたいと、昨日の節目で感じました。
昨日の基調講演は、前東京農業大学の名物教授の小泉武夫さんでした。
黒田