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2008年

食品安全ネットワーク

2008.10.16

本日、弊社工場におきまして「食品安全ネットワーク」様の工場見学会があり、34名のお客様が来社されました。

「食品安全ネットワーク」とは、近畿大学農学部の米虫教授(講演されている方)が主宰される勉強会です。
http://www.fu-san.jp/

弊社も会員企業です。

「食品衛生の7S」を提唱されています。

先日の同ネットワークでのベトナム視察は、私が参加させて頂きました。

今日の勉強会は、本当に緊張致しました。

各企業の品質管理の方、食品コンサルタントの先生、食品衛生関連企業など、いわゆる“その道のプロの方々”ばかりであり、単なる工場視察とは違います。

勉強会が終わってから、弊社の社屋にて、立食パーティー形式の懇親会があり、弊社の製造社員たちも参加させて頂きました。
その席でも工場内の数々のご指摘を頂戴致しました。

弊社工場は、まだまだ出来ていない事ばかりであり、これからも、一つ一つ課題解決に取り組んで参りたいと思います。

感謝。

PS.
中国産「冷凍インゲン豆」の“テロ事件”。
本当に頭が痛い問題です。
煙台北海食品は、山東省では、龍大食品に次ぐ規模の、中国では、最高品質の工場です。
だからニチレイフーズの取引が出来ている。
テロに対して、あまりにも脆い。

本当に頭が痛い。

岡山フードサービスさん、おめでとうございます

2008.10.15

今日、大阪の岡山フードサービスさんの新工場の竣工内覧会に行って参りました。

岡山フードサービスさんは、肉のディストリビューターとしては、関西では、最大手企業です。

主に外食産業向けのディストリビューションをされていますが、肉だけでなく、野菜など全般を扱っておられます。

今日、内部を拝見させて頂き、本当に立派な工場でした。

どんどん、このような工場が完成する事は、素晴らしい事だと思います。

業界全体の地位向上、そして何よりも品質向上が可能となります。

岡山社長には、今から、20年以上前に、新卒採用のイロハを教えて頂きました。

これからもお互いに刺激しあいながら、頑張って参りましょう。

本日は、誠におめでとうございます。

黒田久一

レバレッジとノーベル賞

2008.10.15

最近、ずっと気になってましたが、「レバレッジ」と言う言葉が…。

「レバレッジ○○」とか、「レバレッジ○×」とか、「レバレッジ××」とか、そんな名前の本が氾濫しています。

社名に“レバレッジ”と言う名前を付ける企業まで出て来て、びっくりします。

自宅近くの書店で“レバレッジ物”の本のコーナーがありました。(写真)

そこの本屋さんに置いてある辞書を拝借して、その意味を引くと“lever”とは「てこ」の意味であり、“leverage”とは「てこの作用」と書いてあります。

パラパラとレバレッジ関連の書籍を見ると、「いかに苦労せず、成果を上げるか」とかが目次に書かれていました。

金融関連本には「投資において信用取引や金融派生商品を用いる事により、手持ちの資金よりも多い金額を動かす事」と書いてありました。

つまり“他人の力(てこ)”を利用する事か…。

私は、どの本も読んでないので、偏見は禁物でしょうが…。

私なりに、理解したら、
まあ「楽して金儲けしようとか」
「楽して勉強しようとか」か?

少ない元手でやる“大きな博打”の事だなと勝手に理解しました(笑)。
そして先日、テレビ番組に出ていたコメンテーターが「そもそも“金融工学”とは、元々、貸出しが不可能な相手に貸出しを出来るようにする金融の技術であるとアメリカでは理解されています。」と冗談か真剣か分かりませんが、そんな説明をされていました。

私は思わず一人で苦笑してしまいました。

米国発金融不安で、毎日、株価がどうだの、こうだのと一喜一憂する社会がアホらしくなります。

対照的ではありますが、先日来からのノーベル賞を受賞された先生方は、何十年間も地道に研究をする。

多くの先生方は、年収1千万円を恐らくもらっていないだろうとテレビで言ってました。

私は、これらの2つの事象を比較したい気持ちになりました。

これは個々人の価値観の問題ですが、少なくとも、私は、不器用なので、レバレッジ(てこの力)は、使えそうにありません(笑)。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。