
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2014.11.17
「am pm」
たまたまありましたので、「am pm」に入ってみました。
ガソリンスタンドに併設されたお店でしたので、主力顧客は、ドライバーが多かったように思います。
アメリカのコンビニは、日本のような進化を遂げていませんので、グローサリーストアという感じでしょうか?
チルド商品もサンドイッチ類だけと、かなり限定されていました。
黒田久一
2014.11.17
こちらはスプラウツ・ファーマーズ・マーケットです。
ファーマーズマーケットの名前の通り、青果物が強い食品スーパーです。
日本の食品流通業者の見学の多いSMの一つです。
こちらに来て痛感するのは、在来型の食品スーパー、結城先生のお言葉をお借りすると「コンベンショナルなSM」、コーネル大学の教授のお言葉をお借りすると「トラディショナルなSM」は、急速に、力をなくしているような印象を今回の視察で感じます。
「何が強みなのか?」、「何を売りたいのか?」など、“主張”がハッキリしない在来型SMは、今後、ますます、厳しくなるような気がしました。
アマゾンが生鮮品まで配達し、dollarショップ(日本の百均)が生鮮品を扱い、ドラッグストアも同様に生鮮品を扱う時代です。
あらゆる業態の垣根を越えた闘いが、どんどんと進みます。
大変な時代ですが、弊社グループのコア商品は「青果物」なので、その点、追い風であるのは間違いありません。
しっかり「変化に対応」しながら、一歩ずつ、前進して行きたいと思います。
黒田久一
2014.11.17
フレッシュ&イージーは、ご存知のように、イギリスのテスコが、鳴り物入りで、アメリカに進出しましたが、結局、行き詰まりました。
テスコと言えば、イギリスで最大かつ最強の食品スーパーです。
一社で、その国内シェアは、実に30%を越えます。
そのテスコでさえ、アメリカでの展開が失敗に終わりました。
テスコと言うブランドを使わなかったのは、米国民の間に「英国から進出して来やがって…」と言う心理を回避する為だと、以前、聞いたことがありますが、真偽は定かではありません。
テスコは、数年前にアメリカから撤退を表明。
売却先を探していたようですが、私たちが訪問した、ロサンゼルス郊外のテスコは、ワイルドオーツのPB商品が並んでいましたので、ワイルドオーツが買収したようです。
ワイルドオーツは、ホールフーズに次ぐオーガニックスーパーですが、ホールフーズにM&Aされたと、昨年、聞きましたので、実質的にはホールフーズの傘下と言うことでしょうか?
黒田久一