
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2014.11.17
「WinCo Foods」
アイダホ州に本社がある「ウィンコ・フーズ」
現在、約90店舗で、年商5200億円です。
倉庫型ディスカウントです。
今年の6月に初めて訪問し、今回が2回目です。
個人的には、この会社は、まだまだ成長するような気がします。
非上場企業ですが、従業員持ち株制度で、モチベーションが高いとされています。
ディスカウントにありがちな雑然さはなく、整然としています。
これからも注目したい企業です。
黒田久一
2014.11.17
「LAZY ACRES」
現地の日本人コーディネーターの方に紹介してもらいました「レイジー・エイカーズ」と言うアップスケール型の食品スーパーに立ち寄りました。
http://www.lazyacres.com
私たちはサンタ・バーバラにあるお店に寄りました。
ネットで調べますと2店舗しかない企業のようです。
一番下の写真は「broth」と呼ばれる「出汁(だし)」を発見。
ビーフ、チキン、ベジタブルとそれぞれの出汁がありますが、ベジタブルブロス、つまり、「野菜出汁(だし)」も、結構、売れているようです。
黒田久一
2014.11.17
こちらはスプラウツ・ファーマーズ・マーケットです。
ファーマーズマーケットの名前の通り、青果物が強い食品スーパーです。
日本の食品流通業者の見学の多いSMの一つです。
こちらに来て痛感するのは、在来型の食品スーパー、結城先生のお言葉をお借りすると「コンベンショナルなSM」、コーネル大学の教授のお言葉をお借りすると「トラディショナルなSM」は、急速に、力をなくしているような印象を今回の視察で感じます。
「何が強みなのか?」、「何を売りたいのか?」など、“主張”がハッキリしない在来型SMは、今後、ますます、厳しくなるような気がしました。
アマゾンが生鮮品まで配達し、dollarショップ(日本の百均)が生鮮品を扱い、ドラッグストアも同様に生鮮品を扱う時代です。
あらゆる業態の垣根を越えた闘いが、どんどんと進みます。
大変な時代ですが、弊社グループのコア商品は「青果物」なので、その点、追い風であるのは間違いありません。
しっかり「変化に対応」しながら、一歩ずつ、前進して行きたいと思います。
黒田久一