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2009年

イトーヨーカ堂1 号店

2009.08.25

こちらは、東京の北千住のイトーヨーカ堂です。

イトーヨーカ堂の発祥の地です。

先日、ディスカウント業態に転換されたので、今は、「ザ・プライス」北千住店です。

1号店のイトーヨーカ堂をディスカウント店に変えるのは、相当な覚悟があったのだろうなと思います。

私は、今から、27年前にイトーヨーカ堂グループである㈱デニーズジャパンに入社しました。

私がデニーズに入社した頃は、既に上場企業でありましたので、いかに短期間で子会社であるデニーズが上場を果たしかが分かります。

それだけ外食産業、特にファミリーレストランが、急成長していました。

入社式は、本体のイトーヨーカ堂、そして子会社であるデニーズ、セブンイレブンなど、当時、確か10数社の関連企業があったかと思いますが、それらグループの合同入社式でした。

毎年、恒例で当時は、日本テレビのアナウンサーだった徳光さん(今は、フリー)が、司会をつとめられ、笑いありの和やかな雰囲気の入社式だった事を思い出します。

合宿研修では、社史を叩きこまれ、その時、北千住が発祥の地である事を知りました。

「ザ・プライス」の1号店は、西新井のお店だったと思いますが、北千住店は、かなり、こ慣れて来たなという感じがします。

GMSの長期的な低迷は、まだ続くのでしょうか?

私は、北千住がイトーヨーカ堂の発祥の地である事は知っていましたが、現役のイトーヨーカ堂は、いままで一度も見ることなく、今回、業態転換されたお店を見て、1号店だけは、見ておきたかったなぁと感じました。

黒田久一

第4回アグリフードEXPO2009

2009.08.25

日本政策金融公庫、昔の農林漁業金融公庫が主催する「農」と「食」を結ぶマッチングが、東京ビッグサイトで開かれています。(8/26まで)

農業に対する追い風からか、年々、この企画への来場者が増えているように思います。

その会場内で、セミナー・シンポジウムが開催されています。

今日は、
俳優の永島敏行さんの講演もありました。

そして
パネルディスカッション形式のシンポジウムがあり、私は、これに参加させて頂きました。

「明日の農業を語る~消費者ニーズに対応した展開~」
パネラーは、
①(有)藤岡農産の藤岡社長
②㈱サラダボウルの田中社長
③イオンアグリ創造㈱の藤井社長
の3名でした。

中でも秋田県で農業生産法人を経営さるている藤岡社長の言葉が、大変印象的でした。

「農業は、製造業である。トヨタがプリウスを製造原価を割って販売しますか?今までは、自分で価格が決められず、買い叩かれて来た。それが日本の農業です。今の農業は、赤字であっても平気で続ける。赤字なら、すぐに止めるべきですよ。国家・国民の為に犠牲になっては、いけない。それとイオンさんみたいな大企業が、農業が参入なんて、これは、バカにされているんですよ、生産者の皆さん、頑張らなければならないです。」と。

かなり強い語気で言われた。

そして、イオンの藤井さんは、全くそれに対する意見にもひるまず、自分の農業に対する熱いビジョンを語られた。

立場が違うので、どちらの意見も分かります。

このパネルディスカッションは、生産の立場で聞く印象、流通業者の立場で聞く印象、消費者の立場で聞く印象、それぞれで、かなり違うだろうなと感じました。

しかし、3人に共通しているのは、全ての方々が、ポジションシンキングであった事でした。

私は、今、農林水産省からご指名を頂いて農協改革についての委員をつとめさせて頂いていますが、本当に、農業も青果物流通も矛盾が多く、一つの明確な答えは、中々ありませんが、だからこそ、立ち向かうべき商売だと思うのです。

黒田久一

セブンイレブン第1 号店

2009.08.25

東京ビッグサイトからの帰りは、豊洲経由で帰りました。

江東区・豊洲には、ご存知の方も多いかと思いますが、セブンイレブンの第1号店があります。

今日は、イトーヨーカ堂の北千住の創業のお店と共に、記念すべき2店舗を見ました。

このセブンイレブン第1号店は、今でも、全国の中で上位の売上だと思いますが、以前は、ずっとナンバーワン店舗だったはずです。

実際に店舗に入ってみて、その陳列量は、ものすごい量でした。

不思議なもので、圧倒的な品揃えとボリュームは、購買意欲をそそります。

今でこそ、コンビニエンス・ストアと言う業態は、社会的にも認知された商売ですが、当時としては、画期的なお店でした。

また、フランチャイズビジネスと言う新しい契約形態に、飛び込まれた、第1号のオーナーには、心から敬意を表したいと思います。

何もかもが、ザーもジーも、手探りの状態だったと思います。

そのコンビニエンスも、ついこの前までは、タスポ効果もあり、既存店売上も堅調でしたが、7月は、タスポも二年目に突入した事、そして天候不順もあり、全国ベースの既存店売上高が、マイナス7.5%と過去最大の落ち込みでした。

またセブンイレブンでは、お弁当類の値引き販売では、一騒動あったりと、コンビニエンスストアと言うビジネスも曲がり角にさしかかっています。

GMSもCVSも、これからどのような“変化対応”されようとしているのか?

弊社も一ベンダーとして無関心では、いられません。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。