
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2008.11.20
先月「惣菜サミット」でも高知に参りました。
この時はどちらかと言えば「惣菜サミット」の会の主旨からも、正会員は、大手量販店の惣菜部門の方々です。
弊社はベンダーですので、賛助会員として入会させて頂いています。
つまり主役は「川下」の企業を中心とした集まりで高知にやって参りました。
今回は農経新聞社の主催であり、参加メンバーの大半は青果荷受会社や青果仲卸であり、いわゆる「川中」の企業でした。
同じ物事を見るにしても全く視点が違います。
前回の「惣菜サミット」では、やはり「市場流通」に対する不信などが会話の中から見え隠れしていました。
非常に勉強になります。
前回の会合の席では、サニーマートの社長様の講演を聴く機会がありました。
その時に「あぞの店」が11/1に新装オープンすると話されていました。
次世代型、21世紀型の食品スーパーにしたいと。
今日、お邪魔して、その意味が理解できました。
まさしくHMRを意識した食品スーパーに仕上がっていました。
惣菜部門も強化され、メニュー提案にも力を入れていました。
イートインスペースもあります。
アメリカのホールフーズやウエグマンズのようなイメージでした。
黒田久一
2008.11.19
今日から明後日まで愛媛と高知に参ります。
一番の目的は明日、明後日に開催される農経新聞主催の「産地見学会」に参加する為です。
今回は高知の赤岡青果市場さんを訪問します。
その出張を利用しまして今日は家内と愛媛の新居浜市に本社があります「クックチャム」さんを表敬訪問させて頂きました。
「クックチャム」さんは、ご存知のように主に西日本で惣菜店を展開されています。
現在、直営店、FC店を合わせて57店舗を展開されています。
社長の藤田淑子さんは、女性経営者としても有名な方です。
家内は、今年の春、ある団体の惣菜視察ツアーでニューヨークへご一緒させて頂きました。
さすが女性経営者らしい、気配りの素晴らしい会社でした。
応接室に通されて、まるで喫茶店のように「飲み物」の好みを聞いて下さり、びっくりしました。
現在、約500名の従業員のうち94%が女性スタッフらしいです。
工場の細部までご案内頂き、また、商品開発会議まで参加させて頂き、感謝しています。
惣菜業は、やはり女性がイキイキと働ける会社をいかに作るかだと痛感しました。
いろいろと学び、同行の家内も相当に刺激をもらったようです。
感謝。
黒田久一
2008.11.17
今日は、東京出張です。
(社)日本施設園芸協議会の下部組織に属する「青果物カット事業協議会」の幹事会出席の為です。
全国のカット野菜業者の団体です。
本日の議題は「青果物生産・流通に関する新たなビジネスモデルの構築について」です。
主に業務用青果物の新たな調達方法の仕組みづくりです。
東京農工大の澁澤教授がビジネスモデルの設計者との事です。
私は、内容に非常に興味がありますので上京して参りました。
会合が始まるまでに時間があったので、ブラッと上野に行きました。
時間がある時は、いつもなら食品スーパーなど市場視察に行くんですが、今日は「心の休養」を取ろうかなと考え、上野にやって参りました。
ここは、ご存知のように国立博物館やら科学博物館やら上野動物園などたくさんの文化施設が、かたまっています。
私は、手術して間もない頃、東京に来る時は、よく上野に立ち寄りました。
それまでの私は、それこそ寸暇を惜しんで(笑)、商売に関するいろんなところを回り、そんな文化的なところとは程遠かったですが、大病は、一病息災でしょうか、“良いきっかけ”を私に作ってくれました。
あれからは意識して休みもきっちり取るようにもなりました。
これも変わったですね。
世間から言えば、当たり前でしょうが…。
上野は、大都会のオアシスであり、緑もたくさんあります。
東京は緑が少ないと言うイメージですが、皇居や明治神宮周辺やら結構緑はありますね。
今日は月曜日だったのであいにく全てが「休館日」でした。
でもベンチに座ってのんびりし、お昼は上野精養軒にてビーフシチューを食べました。
特に何もしない時間、これって大切ですよね。
のんびりできます。
黒田久一