
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2009.09.11
昨晩、結局、ニューヨークのマンハッタンのホテルに到着したのは、深夜0時になりました。
自宅を出たのが、9/10のお昼12時だったので、結局、丸1日かかりました。
やはりサンフランシスコ経由だと乗り継ぎ時間などで時間がかかります。
今回、マンハッタンのホテルは、56丁目、カーネギーホールの筋向かいのホテルをネットで予約して来ました。
本当に便利な時代になりました。
そのホテルに到着するなり、写真のカラーコピーを渡されました。
September11,2001
We will never forget.
と書かれたペーパーです。
あの世界同時多発テロから、丸8年になります。
今朝、8年前のちょうどその時間に、タクシーで向かいました。
記念式典があるため、途中、大渋滞でした。
グラウンドゼロに着くと、たくさんの人でごった返していました。
国歌が流れ、星条旗がなびき、如何にも、アメリカやなと思います。
息子にとっても記念すべき日になりました。
私は、8年前のあの時、上海にいました。
当時、天ぷら用のサツマイモを入手すべく安徽省の合肥から程近い産地によく行ってました。
出張を終え、翌日、日本に帰るべく荷物の整理をしながら日系ホテルの一室で、NHKの国際放送を見てました。
そしたらNHKのアナウンサーが、ワールドトレードセンターで航空機事故があったと、その映像を映しながらコメントしていたところに2機目が突入し、そのコメントが、絶叫に変わった事を鮮明に覚えています。
正直言いまして、あまりにも衝撃的なシーンだったので、鳥肌が立ちました。
それから数日経ち、日本に帰国するやいなや、マイカルの破綻がありました。
弊社の大切なお取引先(当然、現在も)だったので、世界的なパニックの時に、身近な、大企業の破綻も重なり、これから先、どうなるのだろうかと、本当に不安になりました。
あれから世界もいろいろと変わりました。
弊社も事業のあり方が、大きく変わりました。
あの日の事、本当に、鮮明に今、思い出しています。
黒田久一
2009.09.02
今日は、(社)日本惣菜協会の理事会があり、東京へ行きました。
いつもなら、それだけなら、旅費がもったいないと思い(笑)、その前後に、学ばせて頂きたい会社への表敬訪問とか、繁盛店の視察などに当て、出来るだけ、無駄にならないようにと、ついつい考え、そのようにしています。
しかしながら、今回は、明日、お葬式が入ったので、日帰りにしました。
いつもならキャスター付きの出張カバンに着替えとか、ついつい多めに本や未読の溜まっている資料などをカバンに突っ込んで、上京します。
今日は、日帰りだったので、薄っぺらな、ただ書類が入るだけのビジネスバック一つだったので、欲張らず(笑)、本を一冊だけしのばせて来ました。
そうして見ると、如何に、いつもは、欲張って来たかが(笑)、分かります。
さて写真は、近鉄特急と新幹線です。
今朝、自宅を出て歩いて、近鉄郡山駅に行きました。
そして大和西大寺にて特急に乗り換えました。
ホームにて券売機で特急券(500円)を購入しようとしたら、禁煙席が全て満席で、仕方なく、喫煙席を取りました。
いざその車両に乗り込むと、本当にエゲツナイくらいの紫煙でした。
私のように禁煙席に座りたかったけど、満席だったので、仕方なく、乗り込まれた乗客が複数名おられたように思います。
ある女性は、ハンカチで、京都までずっと口を押さえていました。
そして気になったのは、私学の小学生に通う低学年の子供2人が、乗ってました。
正直言いまして、今回のように近鉄特急で、何度か、禁煙席が満席で喫煙席に座った事がありますが、以前から疑問に感じていたのは、大和西大寺から京都までは、たったの25分なので、通勤時間帯くらい全席禁煙席にしても問題はないと思うのですが…。
大人は、我慢できても、小学生の子供はかわいそうだなと思います。
さて往復の新幹線とも「普通車の禁煙車」でしたが、最近、景気低迷の影響からか、新幹線がかなり空いているように感じます。
これで高速道路が無料化になれば、新幹線や飛行機、フェリーなど相当に影響を受けるのだろうなと感じました。
黒田久一
2009.08.26
今日は、東京の市ヶ谷です。
東京は、意外と緑が多いです。
皇居あたりも明治神宮あたりを歩いていても感じます。
市ヶ谷と言えば、近くには防衛省もあり、若い人は知らないかもしれませんが、あの三島事件があった所です。
あの事件は、あまりにも衝撃的だったので、まだ、私は、学生時代でしたが、食い入るようにテレビを見ていました。
さて今日は、「カット青果物商品戦略シンポジウム2009」がありました。
このシンポジウムは、2004年からスタートしました。
私は、可能な限り参加させて頂き、勉強させてもらっています。
今回のコーディネーターは、大阪府立大学大学院の阿部教授です。
終日講演があり、6人の講師の方々がお話をされました。
①阪急泉南グリーンファームの大島社長
②女子栄養大学の名誉教授の吉田企世子氏
③青森県産業技術センター弘前地域研究所の市田部長
④大阪府立大学大学院教授の阿部一博氏
⑤ロックフィールドの創業者である岩田弘三社長
⑥日本フードコーディネーター協会の坂口恵子氏
でした。
どの講演も大変勉強になりました。
中でも、あのロックフィールドの岩田社長のご講演を聞けた事は、本当にラッキーでした。
日本のカット野菜産業は、「カット野菜先進国」であるアメリカやヨーロッパに比べれば、まだまだ発展途上にあり、これからの仕事です。
この夏の異常気象による原料高騰や品質の劣化など、頭の痛い問題も山のようにあります。
しかしながら、昔のように内食が食事の大半を占める時代とは異なり、今は、外食や、特にこれからさらに伸びるだろうと思われる中食の領域の拡大を考えれば、間違いなく、カット野菜の仕事は、益々、必要となると思います。
弊社は、紆余曲折がありながらも、昭和の時代から細々ではありますが、右も左も分からず、カット野菜の仕事に取り組んで参りました。
これから、いかに鮮度よく、安全で安心できる商品づくりするか、まだまだ勉強すべき事が山のようにあります。
そして生活者の方々が、安心してカット野菜が食べられる時代になれるよう、コツコツと、全社一丸となり、勉強し続けて行きたいと思います。
黒田久一