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台風が去って、そして八百屋の商売

2009.10.10

台風18号が過ぎ去り、穏やかな天気です。

私ども八百屋は、天候つまり自然に対しては、本当に無力です。

今年の夏は、長い梅雨や曇天続きで、お盆前後は、相場が高騰し、弊社のHMR事業部(カット野菜事業部)は、契約産地が被害を受け、少なからず、影響を受けました。

そして一転、9月に入れば、天候が回復したのと、各産地の出荷が潤沢になり、相場がカダカタになっておりました。

特に果物は、かなり、深刻な低迷状態でした。

そしてどうなる事かなと思っていた矢先に日本列島を縦断した台風18号。

亡くなった方もおられ、また、突風(竜巻)で家屋にも被害があったりし、被災された方々も多いと聞きます。

私ども八百屋は、、そうした人的被害に対しても当然気になりますが、それ以上に、どうしても産地の被害が気になります。

今回も当然、少なからず影響がありましたが、この辺の情報は、毎回そうですが、思惑が入ったりし、まだ、正確な情報は入ってません。

もう少しすれば、だいたいがわかると思います。

八百屋って、まさしく「心配の上に成り立つ商売」です。

でもこんな商売領域だから、弊社のような吹けば飛ぶような少資本の会社であっても「存在意義」があるのだと、自ら、言い聞かせています(笑)。

上の写真は、弊社の本社屋に近い佐保川(大和川水系の支流)のほとりの写真です。
台風翌日の風景です。

かなり増水してました。

下の写真は、奈良県中央卸売市場の前にあります、蓮根畑です。

昨日、農家の方が、掘り出し作業をされていました。

まあしばらくは、波乱のないよう、穏やかな天候が続いて欲しいなぁと思います。

これから年末商戦の準備もあります。

黒田久一

踏み止まらず、夢に向かって!

2009.10.07

今日、タカサカ青果さんの50周年の祝賀パーティーにお招き頂き、名古屋まで行って参りました。

http://www.vege-takasaka.co.jp/vegeportal.html

この50周年の節目にあたり、掲げられたスローガンが下記です。

「挑戦」
踏み止まらず、夢に向かう、ビジョナリー100

素晴らしいスローガンかと思います。
そして、いかにもタカサカ青果さんらしいスローガンです。

今、閉塞感に満ちている日本におきまして、まさしく、このようなスローガンが必要かと思います。

昨日、食品安全ネットワークにおきましても、ある役員の方から、今の日本は、閉塞感に覆われており、前向きに進まなければならないと話されていました。

・内向き
・後ろ向き
・下向き
になっては、ならないと。

タカサカ青果さんには、このようなフレーズは、全く無縁で(笑)、常に「前向き」な会社です。

さて、私にとりまして、タカサカ青果さんは、同業者であり、今のところ(笑)、全く商売もバッティングせず、高坂社長からは、常に刺激を頂き、ある時は、私の目標(ライバル)であり、ある時は、将来の夢を語り合える友人でもあります。

青果仲卸業一筋で、かつ、一拠点で、年商100億円と言う数字は、本当に凄いと思います。

そして何よりも、ここまで成長されて来たのは、創業者のご苦労があり、そして、長男である社長が、大きなビジョンを掲げ、そして次男の専務、三男の常務の三兄弟が力を合わせた事、そして、多くの従業員の方々も一丸となって来られた証だと思います。

何よりも感じたのは、創業者である、ご両親への「感謝」の気持ちが、ひしひしと伝わって参りました。

そのようなお気持ちがあるからこそ、事業の発展があるのだと思います。

最後のご挨拶で、創業者である高坂会長様の情熱のこもったある意味、叫びにも近い謝辞は、参加する皆さんに感動を与えて下さいました。

弊社は、今期46期目であり、弊社もあと5年で、創業50周年となります。

今、中期経営計画を策定中ですが、この五ヵ年を充実したものにしたいと思います。

今日の50周年記念に参加させて頂き、あらためて、わがグループも頑張らなければと、決意をあらたにしました。

黒田久一

伊勢神宮

2009.10.06

今日は、朝から、食品安全ネットワークの会合が、赤福さんの本社であるので、それまでの時間を利用して、伊勢神宮(外宮)に参拝しました。

雨が降っていたのと早朝だった事もあり、私とご夫婦連れが一組だけでした。

やはり厳かな雰囲気の中、気持ちが洗われます。

いろんな思いを手を合わせながら、願いました。

今日は、終日、赤福さんで、勉強させて頂きます。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。