
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.10.19
団体視察が終了しました。
今回の視察は、大変実り多い視察となりました。
私が、参加して来た団体視察の大半は、同業者を中心とした組合旅行がです。
今回は、食品スーパーに精通されている結城義晴先生のコーディネーターである事、ロンドンとパリを集中的に食品スーパーを視察した事、そして、各界の食品のプロが参加されていて、それぞれのミッションで視察した事、そしてシアルと言う大きな展示会にも参加出来た事などです。
今回の視察報告は、12月の総会にて、チーム毎で視察報告があります。
それぞれのプロの視点での報告は、勉強になると思います。
さて、私は皆様とお別れした後、再び、ユーロスターでロンドンへ向かいました。
飛行機でもないので、新幹線に乗る時のように予約せず、ユーロスターの出発駅であるパリ北駅から乗り込みました。
そこでの出国は、いたって簡単で、そして入国手続きも同時です。
つまりフランスの出国手続きが終わるや、連続して、イギリスのイミグレーションがあり、そこで“出張手続き”をしてくれます。
無事に乗り込み、車窓からは、穀倉地帯が見えます。
風力発電の風車がたくさん見えました。
フランスが農業国である事を実感します。
そして、ロンドンのセント・パンクラス駅に到着しました。
そこでは入国手続きは無く、そのまま列車を降りました。
便利になりましたね。
ちょっと体を休めて、明日のロンドンの市場視察に備えます。
黒田久一
2010.10.18
シアルの一角で、
サスティナブル
Sustainable
つまりフードビジネスに於ける「持続可能性」を考えるコーナーが地味にありました。
真ん中の写真は、
“シアル、責任ある展示”と書かれています。
一番下の写真は、学識経験者によるカンファレンス(パネルディスカッション)が開催されてましたが、お客さんとパネラーの数が同数でした。
5:5
しかし間違いなく、近い将来、メインイベントになるような予感がします。
黒田久一
2010.10.18
シアルと同時開催で
ipa
と呼ばれる「食品機械の展示会」も同時開催されていました。
私は、機械類を見るのも、ワクワクしますね。
特にヨーロッパの機械は、工場で使う機械であっても、どことなくデザイン性がありますね。
弊社の製造部門は、カット野菜事業とケータリング事業があります。
その中で、カット野菜事業部は、25年以上の歴史がありますが、まだまだ機械化は、出来ていません。
昔よりは、多少ましには、なりましたが、まぁ、今でも、まな板と包丁レベルです。
全てにわたって言える事でしょうが関西弁で「こんなもん、でっしゃろう…」
つまり「このくらいのレベルで、まぁまぁか」と言う時点で、私は、イノベーションが進まないと思います。
結城先生も講義で、何回も何回もイノベーションと言う言葉を使われました。
我々のようなローテクな仕事であっても、少しずつの前進は大切です。
イノベーションなくして生産性の工場はあり得ません。
下の写真は、人参のピーラーです。
黒田久一