
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.10.30
今晩は、長男と夕食だけ相模大野で食べて、別れました。
そして、台風の最中、私は、逗子へ。
息子のアパートに泊まろうかと悩みましたが、その勇気がなかった(笑)。
息子に「泊まれるか?」と聞いたら「汚いで…」。
入学前の引っ越しの時は、サラッピンのアパートで入居したのに…。
家内が、だいぶ前に掃除に行った事がありましたが、自宅に帰るなり「あまりの汚さに気絶しそうになったわ。痒くなりそう」と。
だから、昨晩は、その“秘境の地”への侵入は、断念しました(笑)。
俺って、どこでも乗り込み勇気は、ある方ですが…(笑)。
さて、私は、明朝、葉山の有名な朝イチを見たいので、最終で逗子駅にやって来ました。
関西人には、土地勘が全くなく、逗子と葉山と鎌倉が、こんなに近かったとは…。
小さな旅館に泊まりました。
そして、テレビを付けていたら「SHOPチャンネル」と言う通販専用番組で、お節の販売をしていて、びっくりしました。
年々、お節の販売は前倒しになり、百貨店でもスーパーでも、受付が既に始まっています。
弊社も既にパンフレットが完成してはいますが…。
生番組の、この通販番組で、甲高い女性の声で、キャンキャン(笑)と…。
そして、生番組なので、画面のオーダー数(カウンター)がどんどんと上がっている…。
今、8000セットを越えている…。
そして「注文が集中しています」と画面にあります。
これって、真空袋入りのお節なんですが…。
私には、正直、信じられません。
それに、まだ10月でっせ!
今、私は、世の中の変化を痛感しています。
一つの商品をこれだけ“たっぷりの時間”を使い、丁寧に説明し、お客さんと電話で感想を引き出しながら…。
売り方が、本当に多角化し、変わって来ました。
黒田久一
2010.10.28
農林水産省のシンクタンクにあたる、農林政策研究所が、
http://www.maff.go.jp/primaff/
つい先日、下記の試算を発表しました。
『少子高齢化の進展下における、我が国の食料支出額の将来試算』です。
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kihyo01/100927.html
(試算結果のポイント)
①少子高齢化の進展により、人口減少しても、家計の食料品支出額は、2025年も72.2兆円を維持する。
・2025年の人口は、2005年比で、6.7%減少
・食料支出額
73.6兆円(2005年)
72.2兆円(2025年)
②これは、家計の支出構成が“生鮮品”から、より加工度の高い“調理食品”へシフトする為。
③高齢化世帯と単身世帯の増加が原因。
④主な品目別支出割合
・魚9.4%(2005年)→7.2%(2025年)
・肉7.5%(2005年)→6.2%(2025年)
・野菜11.1%(2005年)→10.1%(2025年)
・果物3.8%(2005年)→3.0%(2025年)
・調理食品12.0%(2005年)→16.6%(2025年)
つまり、生鮮三品全てが、減少し、調理食品(惣菜)のみが、増加する。
この予測は、以前からいろんな民間のシンクタンクが出していますので、目新しさはないですが、今回、公的シンクタンクも、同様の“読み”をされているのを見て、ほぼ、その方向性に進むように思います。
先日、ヨーロッパに行き、明らかに年々『惣菜化』の方向性に進んでいると思います。
弊社グループは、これからも、
「青果」+「惣菜」=『惣菜のわかる八百屋』
のビジネスモデルを確立して行きたいと思います。
写真は、ロンドンのコンビニの店頭です。
黒田久一
2010.10.26
「チェーン・ストア・エイジ」
の最新号が届きました。
業界誌の中で、私が、一番好きな雑誌です。
この雑誌は、国内外の食品スーパーや流通関係に関する専門誌です。
今月の特集は「アメリカ小売業」
です。
先日、欧州の小売業を視察したばかりで、その時に世界の食品スーパーに関する充実したテキストを頂きました。
それと合わせたら、さらに充実してます。
記事を見てたら、ワクワクして来ます。
またまた行きくなって来ました(笑)。
下の写真は、特集記事の中で紹介されていますアメリカの東海外の視察すべき店舗6店舗です。
車で回れるように“推薦コース”が書かれていました。
それぞれの店舗を見てたら、その内5店舗は、私は既に視察してます。
昨秋、息子(次男)とニューヨークに個人旅行した時、レンタカーで回りました。
自分で、ネットで偶然にピックアップしたお店なのに5/6の確率で、正解してます(笑)。
この前、友人に欧州からメールを打ったら、「お前、真面目過ぎるから、もっと裏通りも案内しろ」と言われました。
スーパーを探す嗅覚には、自信があっても、そっちの嗅覚は、からきしダメです(笑)。
先日、ある会に入会しましたが、個人覧のところで「趣味」を書くところがありました。
私は「国内外の食品スーパー回り」と書きました。
こんなの書くヤツ、おらんやろうな…と思いながらも、中々、自分の趣味が思い浮かばなかったから、書いて出しました。
まぁ、今度は、「世界の裏通り巡り」も合わせて書けるようにスキルを磨いて参ります。
黒田久一