
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2011.04.29
一昨日のテレビニュースで、ご覧になった方も多いでしょうが、半導体の大手企業であるルネサス那珂工場の記者会見。
海外のメディアもたくさん来てました。
ここの自動車産業向け半導体は、全世界の40%ものシェアがあるらしいです。
ルネサスは、日本電気(NEC)と日立と三菱電気出資の半導体工場です。
茨城県のひたちなか市の、この工場が一つ動かないだけで、世界の自動車工場を止めてしまっている…。
1日も早い復旧の為、販売先である自動車産業などの取引先企業から、2500名もが、現在、この工場の復旧の為に応援に来ています。
確か以前にも(中越地震の時も?)同様の事がありました。
弊社のHMR事業は、現在、いろんな食品スーパー様の惣菜部門向けの青果加工品(天ぷら材料や惣菜キットなど)を納品させて頂いています。
おかげさまで、年々、お取引先も増え、西日本を中心にかなり広範囲になって参りました。
弊社の青果加工品は、完成品は一つもなく、全てが「部品」です。
もし、弊社が同様の事態、つまり工場が稼働出来ないような事態になったら…。
社員にルネサスの事を言ったら
「社長、HMR工場ぐらいで、そんなん、あり得る訳ないですやん。全然、次元の違う話と違いますか…」と一蹴(笑)されると思います。
そりゃそうだと思います。
半導体のような精密部品ではなく、弊社のような部品は、単純極まりない。
切った、はつった、組み合わせただけ…。
でも、この記事を見て、いつか、こんな企業になりたいなと思いました。
そんな部品が供給出来るように技術力を磨きたいなと。
まだまだですわ。
そんなおこがましい事考える時間があったら、もっと、商品を磨きます(笑)。
黒田久一
2011.04.28
昨日、弊社会長が岡山大学病院で、パーキンソン病の特殊な手術を受けました。
腰痛とパーキンソン病特有の“すくみ足”が絡み合い、歩行困難な状態を電極を埋め込み、電気刺激を与える事で、緩和すると言う手術です。
おかげさまで無事終了しました。
どれだけ効果があるかは、まだ不透明ですが、医学はどんどんと発達していて、ただ救命だけに重点をおくだけでなく、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)にも配慮される…。
有難い事ですね。
岡山までは、新幹線の方が早いので、新幹線で参りました。
たまたま乗り合わせたのが「ひかりレイルスター」と言う新幹線でした。
私は、このタイプの列車に初めて乗りました。
両サイド二列ずつの車両で、グリーン車並みに、ゆったりしていました。
今度から、時間が急いでない時は、この列車を利用しようと思います。
黒田久一
2011.04.27
昨年の3月、JAL破綻後に、京セラの稲盛さんがJALの会長に就任された時に
「今のJALでは、経営感覚に乏しく、どんぶり勘定であり、八百屋の経営も出来ない…」
と記者会見で言及されました。
一年たった今でも、その言葉が、僕の頭から離れず(笑)、ずっと気になっています。
確かに言い得て妙なのかもしれませんが、半ば、悔しさと(笑)、上手い事言うなぁ~と言うのが複雑に交錯しています。
“やっちゃば”の我々としては、社会的には、そのように見られて来たのは、仕方がないかもしれませんが、これを打破してこそと思います。
今日、大手商社の青果子会社の社長さんが、お越し頂きました。
昨年11月に、私が中央大学でお話をさせて頂いたおりに、私の拙い話を聞かれていたようで、その後、メール交換しながら、本日、お越し頂く事になりました。
これも何かのご縁ですね。
今日の情報交換の中でも稲盛会長の「八百屋さえも…」に話が及びました。
いつの日にか、「八百屋もここまでやるか…」と言われるようになりたいですな。
黒田久一