
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2011.05.06
本日、家族で、焼肉屋さんに晩御飯を食べに行きました。
こちらは、弊社のお取引先です。
今回の焼肉食中毒事故は、大変、悲しい事です。
焼肉の食中毒事故としては、恐らく過去最悪の事故だと思います。
亡くなられた方々は、本当にお気の毒です。
弊社グループも素材(原料)ビジネスだけでなく、最終完成品(すぐに口に入る食品)を担う事業もしていますので、決して対岸の火事ではありません。
今回の焼肉レストランの社長さんの記者会見や会社としての対応などには、少なからず、同じ経営者として、いろいろと考えさせられますが、同じ状況に陥った時、どれだけ、弊社が対応できているのか…とも思います。
弊社では、品質管理につきましては、現在、社員3名(品質管理室長+検査担当2名)体制ですが、まだまだ十分な体制ではなく、これからも、学び続け、人員もハード(設備)も充実させて行かなければと気持ちが引き締まります。
安全&安心には、これが全てと言う事はなく、この仕事をしている限り、永遠に真摯に向き合わなければならない最重要課題です。
そんなこんなを考えていたら、どうしても、今晩、焼肉屋さんで食事をしたい(多少なりとも応援したい)と。
でも、そんなの関係なしで、今日の焼肉、抜群に上手かったです!
黒田久一
2011.05.02
先日、アマゾンで取り寄せていた本(写真)を、岡山へ来る道中で1/3ほど読みました。
この手の本で、最近読んだ中で一番おもしろかったのは、何と言っても
「ストーリーとしての競争戦略」
と言う本でした。
これは、久々に面白かった本です。
こちらは、一橋大学大学院の楠木建さんの書かれた本です。
ベストセラーになりました。
さて、写真の「戦略と実行」と言う本は、慶應義塾大学大学院の清水教授が書かれています。
この方の略歴を拝見すると東大からコンサルティング会社に入り、戦略コンサルタントを経験されています。
内容としましては、今や、どこもかしこも『戦略』ばやり…(笑)。
『戦略』のない会社は、ないくらいに『戦略』と言うものが“コモディティ化(日用品化)”してしまった。
弊社グループのような吹けば飛ぶような規模の会社でさえ、経営計画書(一応、戦略と思われる内容の書き物)があります。
戦略、戦略…。
筆者は、戦略コンサルタントを経験した立場として、それよりも『実行』が何よりも大切だと。
まぁ当たり前の話ですね。
文中に
『業績』=「戦略」×「実行」=「分析、ロジック」×「組織における人間の気持ち」
と書かれていました。
なるほどなぁ。
今や、だれもかしこもMBAを取り(笑)、“上手に”戦略が書けるようになった…。
そして、みんなを唸らせるような、分析力やグラフの華麗さをパワーポイントと言うソフトを使って、素晴らしいプレゼンテーションをする…。
でも『実行』そのものは、血を吐くような、そして、泥臭い格闘の上に実現できると思います。
最後まで、読みますが、結論としては、戦略があっても実行がなければ、まさしく『絵にか書いた餅』になると書かれています。
内容としては、人のモチベーションを上げる為に、コミュニケーションが大切だとも。
これもごくごく当たり前の事ですね。
中々、戦略の実行(具現化)ができない私(弊社)としましては、そもそも、こんな本を読む暇があったら、『実行』に移せと(笑)。
黒田久一
2011.05.01
今日から5月です。
今期に入り、早いもので、1カ月が経ちました。
今期のスタートは、3/11の大震災の影響が、どう出るかと波乱のスタートとなりました。
西日本経済にも、若干の影響はありますが、弊社の主力のお取引先様が、食品スーパー様であり、その食品スーパー様は、おおむね堅調ですので、弊社グループも堅調な一ヶ月ではありました。
被災地域の商売環境に思いを馳せた時、中小企業の一経営者として、弊社グループは、全く持って有難い環境で商売をさせて頂いていると感謝しなければと思います。
さて、夕方から大阪駅に行きました。
新しい駅舎になっています。
開放感もあり、中々の雰囲気です。
大丸に立ち寄りました。
ゴールデンウィークだからでしょうか、ものすごいお客さんでした。
百貨店の業績は、かなり厳しいようですが、そんな雰囲気はありませんね。
原発問題も収束していないので、今年は、本当に見通しが立てにくい一年ですが、引き続き、気を引き締めてやって参ります。
今から、再度、岡山に向かいます。
父の二回目の手術(パーキンソン病)が、岡山大学病院で、明日の朝一番であります。
黒田久一