
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2011.05.12
本日、「5S研修会」がありました。
現在、月2回のペースで、タナベ経営の五十嵐先生にご指導、頂いています。
昨年の9月1日にキックオフ大会を実施し、9カ月目に突入し、ようやくですが、少しだけ、エンジンが、かかって参りました。
でも本当にまだまだのレベルです。
現在、16チームに別れて、評価をして頂いています。
目標は、7月末までに、一応の合格点である「70点」に到達したい。
本日現在で、最高点が48点なので、まだまだ、先は長いです。
しかしながら、着実に上がりつつあります。
一歩ずつ。
少しずつ。
この「5S」こそが、全ての事業活動の原点だと私は、信じています。
これを極められたら、大きな果実を得る事ができ、善き企業文化を育みたいです。
これからも愚直にやって参ります。
今日も社員共々、約10名が、五十嵐先生と共に、臨回に同行しました。
「現場」を同じ目線で、見る事で、いろんな事が見えて参ります。
引き続き、頑張って参ります。
今日、臨回していて、嬉しかったのは、一番下の写真です。
手書きの紙が、仕訳された野菜に貼り出されていました。
その野菜は、某大手電機メーカーのR&Dセンター(研究開発センター)の社員食堂向けの野菜でした。
弊社の現場のパートさんが、書いてくれていた紙でした。
どことなく、温もりのある文面を見て、ちょっと嬉しく思いました。
黒田久一
2011.05.10
本日、弊社グループ会長(父)が、岡山大学病院を退院するにあたり、私が、車で迎えに参りました。
奈良(自宅)からですと、岡山まで、片道210キロです。
腰に電極を埋め込む手術をして頂きました。
まだ歩けるには至りませんが、徐々に良くなるそうです。
そして、帰路、黒田家のルーツを求めて、父と共に古い戸籍謄本を片手にナビで設定し、姫路へと向かいました。
その古い謄本には、本籍地が
「兵庫県姫路市亀井町…」となっています。
この謄本は、戦前のらしく、父は大事に、そして何回もコピーするものだから(笑)、字が読みにくい。
私は小さい頃から何度もこの話を聞かされていました。
でも、今回、ようやく、ここまで来れて良かったです。
昔の謄本なので、階級区分まで書かれていて、今だったら、大騒動ですね(笑)。
「亀井町」まで到着。
そこは、姫路駅の少し北側の繁華街のど真ん中でした。
アーケードのど真ん中です。
昔、黒田家は、この姫路市に居を構えていて、ようやく、そのルーツを確かめられて、少し感慨深かったです。
その後、黒田家は、大阪に出てきたと聞きました。
僕の代で、大阪から、さらに奈良へと。
「亀井町」から姫路城(白鷺城)までは、1キロしかなく、寄りますと、あいにく修復工事中で、外観は見る事が出来ませんでした。
黒田久一
2011.05.07
ベルギーにDELHAIZE GROUP(デレーズ・グループ)と言う世界企業があります。
http://www.delhaizegroup.com/en/Home.aspx
下記、アメリカの食品スーパーの売上高ランキングです。
①クローガー
②セーフウェイ
③スーパーバリュ
④パブリックス
⑤アホールドUSA
⑥デレーズ・アメリカ
⑦H.E.バット
⑧ホールフーズ
⑨ジャイアント・イーグル
⑩A&P
です。
第6位の企業の本社は、ベルギーにあります。
第5位は、オランダにあります。
ベルギーは、人口が、たったの1000万人、オランダは1600万人です。
何れも小国ですが、アメリカの食品スーパーのベスト10のうち、2社がヨーロッパの小国の資本です。
アホールドUSAもデレーズ・アメリカも、年商規模で2兆円(日本円)近くあります。
ちなみに全米第1位のクローガーは、8兆円です。
デレーズのホームページには、
Group Strength,Local Expertise
とスローガンらしきものが書かれています。
僕の“勝手流意訳”をお許し頂けるならば、
「“グループとしての強み”そして“地域密着の専門性”」と訳すのでしょうか?
何となく言わんとするとこが理解出来ます。
グローバルには、生き抜くが、地域密着で、コテコテにやりまっせ…。
そんな感じでしょうか?
誤解のないように言いますが、僕は、グローバル企業のみが素晴らしいなどとは思っていません。
地域密着で、単独経営の素晴らしい食料品店も和菓子店も呉服店も飲食店もあります。
しかし、日本の人口の1/10にも満たない小国の企業が、グローバルに展開している現実にある…。
どうやって、グローバル展開し、そしてマネジメントしているのだろうか…と。
僕は、どちらからも(大も小も)、謙虚に何かを学ぶべきと思っています。
でも、このスローガン、背筋が通った“何か”を感じさせます。
黒田久一