惣菜のわかる八百屋オヤジのブログ 惣菜のわかる八百屋オヤジのブログ

ファミレスは、どこに行くのか?

2011.05.29

私は、昭和58年にイトーヨーカ堂グループの㈱デニーズジャパンに入社しました。

デニーズは、ご存知のようにアメリカの会社です。

アメリカ以外にもカナダ、メキシコ、イギリスなどにも展開しています。

大学4年の時、卒業旅行を兼ねて、アメリカ大陸のバス横断の旅に行きました。

グレイハウンドバスに乗り、ニューヨークからロサンゼルスまで横断し、さらに、ロサンゼルスからメキシコシティまでバスで南下し、さらにメキシコシティからロサンゼルスを経由し、サンフランシスコまでの旅に1人旅をしました。

その旅の道中で、当然、デニーズに出会いました。

デニーズに入り、先ず最初に食べたのが、でっかいパンケーキ。

当時の日本人は、ホットケーキしか食べた事がなかったので、僕は、初めてパンケーキを食べた時は、本当に感動しました。

あの、ほんのり甘いメープルシロップの味は、最高でした。

ハチミツと違ったあのフレーバーは、やはり、アメリカを感じさせました。

大学を卒業し、私が、デニーズに入社した頃のファミレスは、まさしく黄金時代であり、御三家と言われたのが、すかいらーく、ロイヤルホスト、デニーズでした。

その中でもデニーズは、アメリカを感じさせる唯一のファミレスでした。

デニーズは、他社とは一線を画して「コーヒーショップ」と言う特徴を全面に出していました。

「アメリカンコーヒー」が一番似合ってたし、一番、香り高く美味しかった。

食事と共に、何杯でも飲めました。

メニューの中で、パンケーキも感動しましたが、その他に、朝食メニューの卵料理に付くハッシュブラウンポテトもポークリンクソーセージもアメリカから直輸入の食材を使っていました。

チリコンカーニも、マカロニクレオールも、ジャンバラヤも、アメリカンクラブハウスsandwichも、当時としては、ハイカラさがメニューにあり、外食に行くと、顧客には“感動”がありました。

ファミレスが衰退期に入ったのは、やはり、「陳腐化」でしょうか?

“感動”がなくなってしまった。

外食に行く機会が、増え、顧客は舌が肥え、ちょっとやそっとでは、感動しなくなった。

どこで食べてもメニューが画一的…。

僕がデニーズを退職してから、お店に入って、がっかりしたのが、鍋焼うどんまでがラインナップされていて、これでは、アメリカンを感じさせない…。

その古巣のデニーズも赤字が続いていますが、最近、大久保社長に交代しました。

大久保社長は、元々はイトーヨーカ堂のご出身ですが、ユニクロや無印良品、成城石井などで、実績を残された経営者だけに、大いに期待しています。

その大久保社長のインタビュー記事に改革の第一歩は「挨拶から…」だと書かれていて意外でした。

ファミレスの再生(復権)に期待している1人から。

黒田久一

第34回惣菜のわかる八百屋塾

2011.05.26

本日、4カ月ぶりの「第34回惣菜のわかる八百屋塾」でした。

今日のテーマは、ズバリ【5S】でした。

タナベ経営の五十嵐先生の講演とおこがましくも、弊社社員二名による【5S】活動の報告。

まぁ、まだまだです。

今日も90名のお客様がいらっしゃいました。

たくさんの“出会い”“ご縁”に感謝です。

“見える化”も引き続き、弊社グループも頑張ります。

下の写真は、先日、東京に行き、地下鉄駅の構内で見かけました。

“見える化”での節電。

黒田久一

東京にて

2011.05.25

昨日、懇親会があり、遅くなり、東京に泊まりました。

奈良に向かう新幹線の中です。

昨晩は、八丁堀にある「ドーミーイン」と言うホテルに泊まりました。

こちらは、共立メンテナンスと言う会社の経営です。

http://www.kyoritsugroup.co.jp/

私は、出張が多いので、いろんなとこに泊まりますが、今、こちらの企業のホテルや旅館にハマってます。

かなりコストパフォーマンスが高い。

お値打ちの宿泊施設です。

元々は、「下宿屋」さんからの出発のようです。

今、iPadで(これ、便利ですわ)(笑)、IR情報を見たら、共立メンテナンスは、年商規模で850億円、営業利益46億円の立派な経営をされています。

下宿屋からどんどんと商売を派生されていく。

ドーミーインは、全国各地にあるビジネスホテルですが、元々は「下宿屋」の出発だから

英語の
dormitory(寮)

からネーミングしたんだろうなと思います。

ドーミーインを利用して

・温泉(大浴場)がある

・清潔なメンテナンス

・夜鳴きそば(ラーメン)の無料サービス

・朝食バイキングのレベルの高さ

です。

昨晩の八丁堀ドーミーインは、7000円足らずでした。

こちらの企業が経営する飛騨高山の旅館にも、以前、泊まりましたが、かなりのレベルでした。

写真は、昨日の宿泊した八丁堀のドーミーインから撮影。

隅田川です。

香港みたいです。
東京都中央区の八丁堀は、東京駅まで直ぐなのに、下町の匂いがまだ残ってました。

そして、帰路の新幹線の車窓から綺麗な富士山が見えます。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。